「朝鮮精神科医ユ・セプン2」キム・ヒャンギ、キム・ミンジェを守るために医院を離れる【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「朝鮮精神科医ユ・セプン2」放送画面キャプチャー
「朝鮮精神科医ユ・セプン2」で、キム・ミンジェとキム・ヒャンギが別れた。

韓国で1日に放送されたtvN水木ドラマ「朝鮮精神科医ユ・セプン2」第7話では、現実の壁にぶつかったユ・セプン(キム・ミンジェ)とソ・ウヌ(キム・ヒャンギ)の姿が描かれた。結局、ユ・セプンを守るためケス医院を離れたソ・ウヌの選択は、彼らの残酷な運命を見せ、人々を悲しませた。

2人の醜聞を作り出したアン・ハクス(ペク・ソンチョル)の上訴は、ケ・ジハン(キム・サンギョン)にまで伝えられた。王(オ・キョンジュ)が直接ユ・セプンに危機を知らせるため秘密の手紙を送ったのだ。事態の深刻性を認知したケ・ジハンは、2人にしばらく一緒に往診に行ったり、同じ空間にいたりせず、距離を置くことを呼びかけた。最初は、悪いことをしたわけではないから逃げないと言ったソ・ウヌ。しかし、削去仕版(名前を削除すること)でユ・セプンが成し遂げたすべてのことが水の泡になりかねないという言葉で、結局現実を受け入れることにした。一夜にして一言も話せなくなった2人は、毎日切ない気持ちが募るだけだった。

アン・ハクスの計略は続いた。突然、捕卒(ポジョル:朝鮮時代の官員)たちを率いてやってきた彼は、証拠を集めるという理由で2人が交わした手紙を押収しようとした。これに対し、ケ・ジハンは自身たちが持っているアン・ハクスの犯罪を証明した文書と2人の手紙を同時に燃やそうと取引を提案した。拒否できない提案にアン・ハクスはこれを受け入れ、すぐに手紙はすべて炎の中に消えてしまった。しかし、これが終わりではなかった。アン・ハクスは女性の外出を制限するという内容の禁令を発表し、女医の往診まで禁止した。誰が見てもソ・ウヌを狙った卑劣な計略だった。しかし、彼女をさらに苦しめたのは、自身のせいでユ・セプンが苦境に立たされたということだった。

こうした中、難産で苦しむ病人がいるという話が伝わってきた。弱り目にたたり目で、その時はすべての医者が席を外し、ソ・ウヌだけが残っていた。ソ・ウヌは結局、禁令を破って往診に出た。一歩遅れて現れたユ・セプンも彼女の後を追って病人のもとに向かった。やがて病人を間に向き合った2人。ソ・ウヌは再びユ・セプンを手伝って子供と産婦を救うことに成功した。

その時、病人の家に無頼漢がやってきた。彼らは禁令を破ったソ・ウヌを脅し、ソ・ウヌを助けるため身を挺したユ・セプンは負傷してしまった。これはソ・ウヌにとって新しいきっかけになった。ユ・セプンにもっと大変なことが起こる前に去らなければならないと決心したのだ。結局、彼女は皆が眠っている早朝、静かにケス医院を離れ、港に向かった。ユ・セプンは朝になってようやく、彼女の手紙を見て彼女が去ったことを知った。手紙には「あなたから医術を学んだすべての時間が良かったです」という悲しく温かい真心が込められていた。これに対し、離れないでほしいという空虚な叫びと共に涙を流す彼の姿はすれ違った2人の運命をうかがわせ、切ない雰囲気にした。

現実の壁はユ・セプンとソ・ウヌが予想したより高く堅固だった。これは、未亡人として人々に後ろ指を指されたソ・ウヌにさらに大きな心の傷になった。「すべてを失ってもウヌさんだけは手放せません」というユ・セプンの真心があっても、罪悪感と恐怖を乗り超えられなかった理由だった。結局、恋人ではなく、恩人として残ることを選び、彼のそばを離れたソ・ウヌ。もう一度別れることになった2人の将来はどうなるのだろうか。

またこの日、ケス医院の人々に向かって義理を果たしたチルソン(ナム・ヒョヌ)がアン・ハクスに反撃を予告した。果たして彼が情勢を覆す決定的な一発をプレゼントできるのか、注目を集めている。

記者 : パク・ソヨン