AOA チャンミ、活動名をドファに変更…「少女リバース」出演の理由とは?“新しい刺激になると思った”

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写真=Kakaoエンターテインメント
AOAのチャンミが「ドファ」に改名した理由を明かした。

チャンミは最近、Kakaoエンターテインメントのバーチャルアイドルサバイバル番組「少女リバース」への出演記念インタビューを行った。元・現K-POPガールズグループのメンバー30人が、仮想世界でアイドルデビューのために競争を繰り広げる形式で行われる。30人のガールズグループのメンバーは、現実世界での正体を隠したまま、新しいバーチャルキャラクターを通じて、ダンスの腕前と歌唱力、魅力をアピールし、最終デビュー組(5人)に入るために熾烈な競争を繰り広げる。

彼女は「少女リバース」の中の仮想キャラクター、ドファ役で活躍した。ドファは最近公開された第5回を最後に消滅した。チャンミは「こんなに早く落ちるとは思わなかったです」と話した。

出演を決心したきっかけは、新しく挑戦したいという意志だったという。チャンミはFNCエンターテインメントの練習生を経て、2012年にAOAのメンバーとしてデビューした。

チャンミは「確かにデビューしてから時間が経つと、新鮮な刺激が少なくなったように思います。新しい刺激になると思い、お互い知らない仲間と一緒にやるという点が楽しそうで、参加することに決めました」と切り出した。

続いて「初めて番組出演のオファーを受けたとき、1番良かったと思ったのは、新しい世界で新しくできるということです。サバイバルをステージとして、1人でやってみることができるというのが大きな魅力でした。脱落、勝たなければならないという思いより、挑戦して作っていくことに対するときめきが大きく、出演を決めました」と付け加えた。

現実世界での正体を隠し、バーチャルキャラクターとして参加するのが難しかったのではないかという質問に、チャンミは「すべて置いて諦めるというよりは、加わるという感じで参加しました。このサバイバルをやるからといって、これまでの時間が無くなってしまうのではなく、これまでの時間にもう1つ経験が追加されるという感じなので、喜んで参加しました」と答えた。

チャンミは「まず、メンバーと一緒にいるときは、みんなに似合う服を探して着るという感じが強かったです。私が上手にできて、好きなのも重要ですが、みんなで上手にできることにフォーカスを合わせてステージを作っていたようなかんじでした。『少女リバース』では、私が好きなこと、上手にできることに焦点を合わせて準備しました。外的な不可能がなくなったというか。私が1番好きなキャラクターを作って消化して、好きな姿で好きなことに集中しながらステージをやれました」と話した。

彼女はキャラクターの消滅後、制作陣とのインタビューで自分の声が忘れられないことを願い、出演することになったと明かした。これについてチャンミは「まず、声が忘れられたという表現より、私の声をもう少し明確にしたかったという表現が正しいと思います。私の声をより確かに、私の顔が見えずに声だけ聴いてもチャンミということが分かるように、聴かせてあげたいという気持ちが大きかったです」と本音を打ち明けた。

続いて「グループ活動をするとやはり、1つの曲をメンバーと一緒に歌うので、雰囲気に合わせて1番良く合う声を出すようになりますが、私の本当の声を聴かせたいという気持ちが大きかったです」と付け加えた。

「少女リバース」には、歌手兼ミュージカル女優であるS.E.S.のBadaとタレントのBOOM、ダンサーのAIKIがバーチャル少女たちの助力者として活躍した。Badaは制作発表会で「バーチャルキャラクターに扮するだけに、外見を気にせず歌だけに集中できて良さそうだ」と話した。

チャンミは「まず、先輩の言葉が本当に正しかったです。撮影に行くときから、1番楽な服を着て、髪の毛が崩れるんじゃないか、口に髪の毛が入るんじゃないかと気にすることなく踊れるのもすごく良かったです。歌うときも、特にメインボーカルは顔をしかめることが多いです。高音を出すときにやむを得ず顔をしかめてしまいますが、実はそれをコントロールするのが難しいです。しかし、そのようなことを気にしないで完全に歌に集中できる環境が作られたのは確かだと思います」と話した。

続いて「朝、ヘアメイクに行かなくても良かったので、睡眠時間がより保証されました。ほとんどのバラエティ番組が長時間撮影をします。(休み時間には)楽なジャージを着て休んでいました」と付け加えた。

「少女リバース」がK-POPグループが受けている偏見と誤解を解く機会になりそうかという質問にチャンミは「偏見と誤解が何であれ、もう一度考えるきっかけになったように思います。もちろん、大きな事務所からデビューすると、現実的により注目を受けるようになります。私もそのような部分について感謝しているほうですが、事務所と関係なく、魅力があってずっと中心をとって自分の道を行く人たちは、分かってくれるようです。なぜなら、そうしてきたからだと思います」と答えた。

続いて「どれくらい忍耐強く、自分の中心を持って自分の道を行くのかが重要だと思います。そのように歩んでいける力をくれた番組だと思います」と付け加えた。

チャンミは「少女リバース」を通じて「ドファ」に改名したことを明かし、話題を集めた。彼女は「まず、ドファに改名した理由は、多くの方々が大きな理由があるだろうと思っているようですが、大した理由はありません」と明かした。

続いて「私がこれまでと少し違う方向で生きていくこともありそうですが、1番呼ばれたい、私に1番合いそうな名前を自分でつけて生きていきたかったからです。私がドファというキャラクターを自ら作ったように、名前も自分で作ってもう少し責任感を持って生きていきたいという理由で改名することになりました」と説明した。

今後の活動計画にも言及した。彼女は「人生は計画通りにはいきません。私が具体的に決めていた計画はありません。しかし、今年は女優としての一面も披露したいです。演技をしながら感じた長所がありました。ある人物についてできるだけ近づいて、理解していく過程で、私という人間を改めて知ることができました。そのような面がとても好きで、今年は演技により集中してみようと思っています。ところが、人生は私の計画通りにいかないので、与えられたことを頑張る1年になりそうです」と明かした。

続いて「女優としての姿を見せることに集中しそうですが、また歌手としてのステージをお見せできるチャンスが与えられるなら、とても幸せな気持ちでステージに立てそうです」と付け加えた。

ソロとして初めて出演したサバイバル番組「少女リバース」は、チャンミにとってどのような意味と経験として残ることになるだろうか。彼女は「人生初めてのサバイバルではないですが、1人でサバイバルに出演したのは初めてでした。ステージに対する責任感を確実により感じました。私が設計したステージで、私が責任を取らなければならないということを感じて成長できたと思います」とし「多くの方々から愛されたようです」と明かした。

チャンミは「人のことを先入観を持たずに見るべきだと思うようになりました。活動しながら見てきた先輩、後輩の方々がいますが、本物を見る目がとても足りていなかったかもしれません。この番組に出演して、心を開いて人を見る目をより育むべきだと思いました」と付け加えた。

記者 : ファン・ヘジン