イム・ジェボム、約5年前に死別した妻への恋しさを吐露…切ない思いを込めた歌を披露「またいつか会いたい」

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写真=JTBC「ビギン・アゲイン-インターミッション」放送画面キャプチャー
歌手のイム・ジェボムが、死別した妻に対する恋しさを表した。

20日に韓国で放送されたJTBC「ビギン・アゲイン-インターミッション」第3話では、仁川(インチョン)のある広場と国立中央博物館でバスキングが行われた。

同日の放送は、これまで歌を披露したことのない演奏者たちのステージで始まった。国立中央博物館チームでは、DICKPUNKSのキム・ヒョヌが出場し、広場チームではJannabiのキム・ドヒョンとMeloManceのチョン・ドンファンが出場した。

特にキム・ドヒョンとチョン・ドンファンは、Jannabiのチェ・ジョンフンから「お2人がデュエットすればとても良く似合いそうだ」と提案され、即興で「ガチョウの夢」をデュエットした。歌を聴いたチェ・ジョンフンは、「2人でチームになっても良さそうだ」とクールな評価を残して笑いを誘った。

以後、チェ・ジョンフンはLENA PARK(パク・ジョンヒョン)とSANULLIMの「Long Lost Memoriies Loom Beyond the Window」を歌った。これに対してチェ・ジョンフンは、選曲で多くの譲歩を受けたようだと言ったが、LENA PARKは「私も好きな曲」と謙遜した。

LENA PARKがハーモニーを作ったという「Long Lost Memoriies Loom Beyond the Window」のステージは愉快な編曲で聴衆に微笑みをプレゼントした。そしてNELLは、「瞬間的にジョンフンさんの表情が、Jannabiの公演だと良い意味で狂人のような表情をするじゃないか。ちょっとそれが表れていた。『あ、この人楽しいんだな』と思ったが、後ろを見るとジョン・パクさんがもっと狂った目をしていた。目が飛び出すかと思った」とし、爆笑させた。

歌に先立って聴衆にガイドを頼んだDavichiのカン・ミンギョンは、デュア・リパの「New Rules」をアコースティックバージョンで歌った。これを聴いたLENA PARKは「本当にセクシーだった」とし、ジョン・パクは「とても良い」と絶賛した。続いてジョン・パクは「英語が上手な方々がいらっしゃるのにポップを歌うのは緊張した」というカン・ミンギョンに「外国で暮らしてきたかと思った」と答え、彼女を喜ばせた。

イム・ジェボムはある事情が込められた「私が耐えてきた日々」を歌った。「約5年前に亡くなった妻の話で作った曲」だという。彼は「愛する人があの世に行くことになって、最初はただその事実が信じられなかった。そしてしばらく経った後は影がずっと僕の心を破って破って傷が癒えない時間だった。生前に残したその人の姿や、またいつか会えるだろうという思いでこの歌を歌った」と淡々と打ち明けた。

「皆さんももし愛する人たちが天国に行っているならば、その方に対する思いを回想しながら一緒に聴いてくださればありがたい」と話した。イム・ジェボムは「私たちいつか必ず会おう。他の所にしばらくいて。そうだね、私たちまた会おう」という歌詞で、妻に対する恋しさを表し、切なさを漂わせた。

イム・ジェボムの妻であるミュージカル女優の故ソン・ナミョンさんは2017年、享年45歳で癌で亡くなった。続いて父親まで見送ったイム・ジェボムは、約7年の空白期間を経て、昨年にKBS 2TV「不朽の名曲」を通じてステージに復帰した。

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記者 : ソ・ユナ