Vol․2 ― VICTON、ミュージカル&ドラマでも活躍中の5人に迫る!Netflix大ヒット作にも出演

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昨年11月にデビュー6周年を迎えたVICTONが、これまでの年代記(クロニクル)を見せるスペシャルなコンサート「2022 VICTON SPECIAL LIVE IN JAPAN “Chronicle”」を12月18日に開催。Kstyleではその前日、彼らに直撃インタビュー! 後編では、カラオケの十八番や仲良しエピソード、個人活動についてもたっぷりと聞いた。

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選曲にメンバーも驚き?カラオケの十八番は

――韓国のバラエティ番組「アイドルチャレンジ:アナザークラス」という番組で、皆さんがイントロクズの時にノリノリで歌う姿がおもしろかったです。普段からメンバーでカラオケに行ったり、宿舎で歌ったりするのですか?

セジュン:宿舎では騒音の問題があるので歌は禁止です。練習室ではよく歌っていますね。数名集まれば、自然と一緒に歌い出したり……。

スンシク:カラオケはコロナ禍以前はメンバーと一緒に行っていましたが、今は行く機会が減りました。

スビン:車の中とか控室でも歌っています。

――よく歌う曲は?

スンシク:とても多いから悩みますが、最近好きな曲はイ・ジンソンさんの「When Autumn Comes」です。

セジュン:よく歌うというより、最近よく聴く曲はテイ先輩の「Monologue」です。元々はBUZZ先輩の曲でテイ先輩がリメイクされたんです。

ビョンチャン:僕はサム・スミスさんの曲をよく聴きます。「Unholy」とか「Lay Me Down」とか。最近、洋楽をたくさん聴いています。

スビン:Vaundyさんの「東京フラッシュ」です。韓国でもつ鍋屋に行ったら流れていて、すごくいい曲だから検索してみたんです。それからよく聴いています。

ハンセ:すごく多いから、ずっと考えていましたが、今頭に浮かんだのは東方神起先輩の「Love in the Ice」です。カラオケには友人とよく行くのですが、2人が共通して好きな曲だから、いつもこの曲を歌ってから帰ります。

セジュン:聴いてみたいな(笑)。


スンウと旅行の計画も「早くみんなと会いたいと…」

――最新の部屋割りと、自分の部屋の様子、お気に入りアイテムなどを教えてください。

スンシク:今は各自が1人部屋です。僕の部屋には加湿器があります。少し前に買いましたが気に入っています。

ハンセ:ベッドが一番です。他にはなにもないです。

――寝心地がいいとか、こだわりがあるベッドですか?

ハンセ:いいえ、普通のベッドです。あとはスマホだけあればいいです。寝転がってスマホをいじるのが最高です(笑)。

ビョンチャン:僕の部屋も必要最低限のものだけがある感じですね。あるのはベッドくらいで、ベッドの上ですべてのことが完結します。本当に部屋では寝るだけです。

スビン:僕が部屋の中で気にいっているアイテムはスピーカーとLPプレイヤーです。まだ買ってはいませんが、インテリアで気になっているものはタイルカーペットです。いつか部屋に敷きたいと思っています。

セジュン:僕の部屋には照明が多いです。その中でも一番気に入っているのは岩塩のランプです。照明の上に岩塩が乗っていて、照明をつけると塩が少し溶けてアロマの香りが部屋に広がって、消すとまた固まるんです。

ハンセ:なめたらしょっぱいの?

セジュン:しょっぱいよ。塩なんだから。

――最近のメンバー仲良しエピソードを教えてください。

セジュン:最近はスビンとビョンチャンが2人でよくふざけ合っています。どちらが始めにしかけるのかわかりませんが、いつもじゃれています。

スンシク:最近、2人のよくわからない嗜好が合っているようで(笑)、2人でよく話していますね。

――他のメンバーは?

スンシク:僕は1人です。

ハンセ:僕も1人です。

セジュン:僕も1人です。そして1人者同士が集まって結局、3人になります(笑)。

――入隊中のスンウさんとは最近、連絡をとっていますか?

スンシク:少し前に連絡を取りました。年末にメンバーで面会がてら旅行に行こうと計画していて「スンウ兄さんの休暇に合わせたらみんなで行けるよね」と話しました。もうすぐ除隊が近づいていますが、早くみんなと会いたいと思うと時間が経つのが遅く感じるみたいです。


ミュージカル&ドラマ出演も…5人の活躍を深掘り!

――では、ここからはお一人ずつに質問です。スンシクさんは10月に日本で行われた「KドラマOSTコンサート」に参加されましたが、感想を聞かせてください。選曲の理由も教えてください。

スンシク:日本でOSTのコンサートがされるほど韓国ドラマに関心を持っている方が多いことにまず驚きました。僕のファンだけでなくいろいろな方々が来てくださって、僕の歌を聴いて「とてもよかった」と言ってくださったので気分がよかったです。実は日本の曲「Lemon」を準備しようとしていましたが、Kドラマという趣旨に合わないと思ったので、それは次に機会があったら披露するとして、IU先輩の「Give me your heart」(「愛の不時着」OST)を選びました。その曲の歌詞がファンの方々に伝えたい言葉だったので選びましたが、喜んでいただけたのでうれしかったし、ありがたい時間でした。

――セジュンさんは12月20日からミュージカル「LUDWIG:BEETHOVEN THE PIANO」に出演されますね。ミュージカルとコンサートが重なり、かなり大変だと思いますが、どのように身体と心の健康を保っていますか?

セジュン:健康はあきらめました(笑)。健康を保とうとしたら2つのことを同時にできないと思ったからです。普段、肉体的にキツい時でも体重が67Kgくらいなのですが、今は64kgなんです。自然に8kgくらい痩せてしまったので、それくらい一生懸命にやっているということなんだと思います。VICTONにも最善を尽くして、「LUDWIG」にも最善を尽くしているから、あちこちが痛いです(笑)。でも、そんな中でもサプリを飲んだり、体調を整えるためのルーティンやストレッチをしながら、なんとか頑張っています。

――「LUDWIG」にかける意気込みをお聞かせください。

セジュン:本当に頑張って準備をしていますし、ファンの方々が今まで一度も見たことがない姿をお見せできる自信もあります。一度だけ見て終わりという作品ではなく、何度も足を運びたくなるような作品なので、たくさん見に来てください。

――ハンセさんは最近、ロックを聴いているせいでとてもテンションが高いと聞きましたが、どんな曲を聴いているのですか?

ハンセ:パンクロックを聴いています。最近聴いているのは44phantomという、まだ大衆にはそれほど知られていないアーティストですが、最近のパンクロックとは少し違った雰囲気の音楽なので新鮮でよく聴いています。

――パンクロックを聴くとにテンションが高くなるというのは本当なのですか?

ハンセ:まずは、パンクロックを聴いてみてください。

――ハンセさんは「Choice」の全曲のラップメイキングをされましたが、制作秘話をお聞かせください。

ハンセ:今回もラップメイキングをしましたが、リリースするまでに時間がなかったので5曲を1ヶ月位で作業しました。でも満足のいくものができたので、スケジュール的に圧迫感があるくらいのほうが自分には向いているのかなと思いました。


「恋慕」「社内お見合い」大ヒット“実感するというよりも…”

――ビョンチャンさんは「恋慕」「社内お見合い」がNetflixで配信され、世界的にファンが増えていると思いますが、自分でその状況を感じることはありますか?

ビョンチャン:実感するというよりも、ただ多くの人が見てくださったということにとても感謝をしています。僕を知ってくれるということ以前に僕が出た作品を見て、愛してくれることに大きな意味があると思うので。

――最近の映画やドラマで俳優として刺激を受けた作品はありますか?

ビョンチャン:いろいろと見ていますが、最近韓国では「財閥家の末息子」というドラマが流行っているので見ています。このドラマを見ながら1つも穴がない、すべての演技者が主役だと言ってもいいくらいだと思いました。

――スビンさんは今年上半期に公開予定のウェブドラマ「私のXような20歳」に出演され、Cherry Bulletのユジュさん、SF9のダウォンさん、宇宙少女のルダさんと共演されましたが、感想を聞かせてください。

スビン:アイドルの方々と一緒に作品をすることができて楽しかったです。実はとても忙しい時期に撮影をしたので精神的にも体力的にも余裕がなかったのですが、スタッフの方々がとても優しかったので頑張って撮影を終えることができました。僕は人見知りで、MBTI(性格診断テスト)がIで内向型100%だし、撮影期間も短かったので、皆さんとそこまで親しくなることはできなかったのですが、現場ではお互いに助け合いながら楽しく撮影をしました。

――この作品を通じてどんなことを得ましたか?

スビン:演技的な面で、一歩前に進めるような機会になったと思います。いい経験でした。

――最後に、読者にメッセージをお願いします。

スンシク:2022年は忙しかった分、日本のファンの皆さんとお会いできる機会が多かったし、とても充実した年でした。これからも頻繁に日本に来られるように努力します。

取材:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔

■関連サイト
・VICTON日本公式サイト:https://victon.jp/
・VICTON日本公式Twitter:@VICTON_Japan

記者 : Kstyle編集部