Vol․1 ― VICTON、覚えた日本語にファンもびっくり!?「そんな言葉も知ってるのって(笑)」
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昨年11月にデビュー6周年を迎えたVICTONが、これまでの年代記(クロニクル)を見せるスペシャルなコンサート「2022 VICTON SPECIAL LIVE IN JAPAN “Chronicle”」を12月18日に開催。Kstyleではその前日、彼らに直撃インタビュー! 前編では、コンサートに込めた想いや、日本に関することなどをたっぷりと聞いた。
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日本公演のためセットリストを変更…西野カナのカバーも

セジュン:韓国でコンサートをした時に日本のファンの方々もたくさん来てくださったので、日本でまったく同じものをお見せすることはできないと思ってセットリストを作り直しました。これまで披露してきた曲の中から、日本のALICE(VICTONのファンの名称)の皆さんから反応がよかった曲を選び、また日本の曲も準備しました。西野カナさんの「Best Friend」も、日本のALICEに感謝のメッセージを伝える気持ちでスペシャルステージを準備しました。
――どうして「Best Friend」を選んだのですか?
セジュン:日本の曲をやろうとなった時に、「Lemon」や「Pretender」が候補に挙がったのですが、メンバー全員で歌うことや、歌詞に意味があるものがいいということで僕らのリーダー様が(笑)「Best Friend」を推薦したんです。僕らも聴いてみたら、歌詞もいいし、日本で有名な曲だというので決めました。

セジュン:はい、ここにいます。リーダー様が(笑)。
――リーダー様ことスンシクさんは、どんな気持ちだったのですか?
スンシク:10月のコンサートで2022年ももう終わりに近づいているなと思ったら、今年あったことがいろいろと思い出されました。とても忙しく過ごしたし、メンバーたちと過ごした時間も多かったので、さまざまな感情がこみあげてきました。またコロナ禍のためにファンの前でステージをする機会が多くなかったので、ファンを目の前にしたら感動して気持ちが高ぶったのだと思います。

ビョンチャン:どんな曲があるかな~。たくさんあるから。
ハンセ:(日本語で)ぜんぶ!!
ビョンチャン:でも、やっぱり久しぶりに、たぶん3~4年ぶりに日本の曲をやることになったので「Best Friend」が意味深い曲だと思います。全員で日本の曲を歌うのは本当に久しぶりだし、セジュン兄さんが言ったとおり、歌詞に僕らの気持ちを込めてファンのために歌う曲だから特別に感じます。
ハンセ:「Virus」です。日本のファンの前で披露するのが初めてだから意味深いです。
スビン:「INK」です。名曲であると同時に名ステージだと言いたいです。ソウルでコンサートをした時に「INK」の反応がとてもよくて、ファンの皆さんが好きだと言ってくれました。僕もとても好きなので日本でも披露するのが楽しみです。
スンシク:8thミニアルバム「Choice」の収録曲「Feels good」です。ソウルコンサートの時はまだアルバムが出ていなかったのですが、今回、日本のコンサートに向けて準備をしてきたんです。曲が年末の雰囲気に合っているので意味深いと思います。
セジュン:オープニング曲「Into The Mirror」は日本のALICEの皆さんがまだ見たことがないと思うので、どんな反応があるのか期待しています。また「Alive」と「In Love」も同じように意味深いです。コンサートをするたびに感じるのですが、日本のファンの皆さんは僕らと呼吸を合わせてコミュニケーションをとるのが好きみたいなので、僕の好きなこの3曲をファンの皆さんと呼吸を合わせて一緒に楽しみながら今年を締めくくりたいです。
日本ファンの特徴は?「簡単なことではないのに…」

セジュン:いつもスタンディングオベーションをしてくれます。立って拍手をするということはそんなに簡単なことではないと思うのですが、ステージが始まる時も、中間にも、終わる時もいつもしてくださるので、僕らを温かく歓迎してくれるような気持ちになります。
スビン:日本も他の国も同様にいろいろな個性を持ったファンの方がいますが、その中でも日本のファンの皆さんは積極的に愛情を表現しながらも、おとなしい面も同時に持っているような気がします。
スンシク:恥ずかしがり屋の方も多くてかわいいです。
――せっかく会えたのに、恐縮するファンも多いでしょう?
全員:そうなんです!
スンシク:本当にそんな方が多くて。一層ありがたい気持ちになります。
スビン:そういう姿を見ると、ありがたくて、かわいいし、いい気分になります。

セジュン:昨晩、夜10時くらいにプロモーションが終わって、ビョンチャンを除いた4人で焼き肉を食べに行って、3時間くらい食べまくりました。
ビョンチャン:(日本語で)僕は会社のスタッフさんと一緒に散歩に行った後に和牛を食べました。
ハンセ:5万5千円分の肉を食べました(笑)!!
セジュン:支払いの時に店員さんが驚いていました(笑)。
スビン:店員さんが元お笑い芸人の方だったので、ギャグとかも見せてくださって楽しい時間を過ごしました。
――ハンセさんは日本でショッピングがしたいと言っていましたが、行けましたか?
ハンセ:いいえ。ずっと前からVivienne Westwoodのアクセサリーを買いに行きたいと言い続けていますが、今回こそ行きたいです。
最近覚えた日本語にファンも驚き!?

スンシク:“エモい”!
――日本のファンの前で使いましたか?
スンシク:はい。「すごいね~。そんな言葉も知っているの?」って驚かれました。
ハンセ:“エモい”はどんな意味?
――emotional(エモーショナル)という英語から由来した言葉です。
ハンセ:あ~。エモい! ヒップホップ!!
スビン:僕は“えらい”と“ヤバ!”を覚えました。

スビン:いいえ、僕がファンの皆さんをほめる時に使っています。
セジュン:“以上!”です。最初はどういう意味かわからなくて、飲食店で注文する時に店員さんがいつも「以上ですか?」と聞くので、どんな意味なのかと不思議だったのですが、今は「以上で~す!」と言うようになりました(笑)。
ハンセ:“萌え萌えキュン”!
スビン:韓国で最近、また流行っているんです。YouTubeで人気の韓国人タナカさんという方が流行らせたんです。
ハンセ:おいしくな~れ、萌え萌えキュン!!
最新アルバムで自己最高記録を更新「感謝しかない」

スンシク:僕らは最近キャリアハイ(自己最高の記録や成績)という言葉をたくさん聞くのですが、それについて多くの方からお祝いの言葉をいただくので気分がとてもいいです。でもその記録はALICEの皆さんが作ってくれたものなので、ALICEたちには感謝しかないですし、その感謝に恩返しをするためにより努力しなくてはいけないと思います。
――タイトル曲の「Virus」は他のグループが出すことのできないVICTONだけの色を確実に表現していたように思いますが、「Virus」の活動の感想をお聞かせください。
ハンセ:今年が終わる前にアルバムをだして、“時間3部作”をしっかりと完結させられてよかったですし、冬にまたこうしてファンの皆さんと会うことができて、アルバムの曲をステージで披露することができてよかったです。

ハンセ:メンバーみんな、少し食べてたくさん運動したからだと思います。運動をして振り付けの練習をしたら自然に落ちます。
スビン:練習をたくさんすると食事をしてもあまり太らない体質になりますが、それに加えてたんぱく質をなるべく多くとって、食べる量を少し減らした結果だと思います。
食べ物からゲームの課金まで!?やめられないものは…

スンシク:夜食を食べることです。身体によくないとわかっていますが、一度食べたいなと思ってしまうと我慢できずに食べてしまいます。ピザとか……。
ビョンチャン:ポテト~。
スンシク:結構、がっつり食べちゃいます。
ビョンチャン:僕は“眠り”です。適度な睡眠をとるほうがいい、あまり寝過ぎるのもよくないとわかっていますが、それ以上に寝てしまいます。

スンシク:すべてのことに、してもいい理由があると?
ハンセ:そう。
スビン:僕は食事の時に炭酸飲料を飲むことです。子どもの頃はしていなかったのですが、チームで共同生活をするようになってから炭酸飲料がいつも近くに置いてある環境になって、それから飲むようになりました。今は炭酸を飲まないとご飯が喉につまる感じがします(笑)。
セジュン:僕は課金です。ゲームをしていたら、課金をせずにはいられません(笑)。
取材:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔
■関連サイト・VICTON日本公式サイト:https://victon.jp/
・VICTON日本公式Twitter:@VICTON_Japan
記者 : Kstyle編集部