MONSTA X、12thミニアルバム「REASON」で再契約後初のカムバック“1つになって峠を乗り越えた”

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写真=STARSHIPエンターテインメント
MONSTA Xが活動を再開した。

最近、彼らは12thミニアルバム「REASON」を発売し、9ヶ月ぶりにカムバックした。

昨年の4月にリリースした11thミニアルバム「SHAPE of LOVE」で、自己最高記録の達成はもちろん、様々な愛について歌った彼らは、今回のアルバムを通じて、より一層成熟した存在論の省察と、ますます深まる愛の関係について歌う。

11thミニアルバムのタイトル曲「LOVE」のイントロ部分では、ヒョンウォンが「君は愛が何だと思う?」という強烈な質問を投げかける。それに対し、今回のアルバムではその質問に対するMONSTA Xの明確な答えを表現し、存在の理由を明確に証明する。

真面目に階段的な成長を遂げていく“成長アイドル”の見本と呼ばれる彼らは、年を重ねるにつれて、メンバーの優れたプロデュース力はもちろん、多様な分野で自身らの個性と技量を思う存分披露している。

特に、今回のアルバムの1番大きな特徴は、メンバーらがプロデュースに積極的に参加し、多彩な楽曲を収録したことだ。ジュホンは、収録曲「Crescendo」「大丈夫」のプロデュースに参加し、成長した音楽を披露した。ヒョンウォンがプロデュースした「LONE RANGER」、I.Mの自作曲「Deny」など、メンバーらが意気投合し、もう一度伝説の名アルバムを披露する。

あっという間にデビュー8年目に入ったが、絶えず成長している彼らは、昨年再契約を締結し、グループ活動への意志を示した。昨年8月、ショヌ、ミニョク、キヒョン、ヒョンウォン、ジュホンの5人は所属事務所STARSHIPエンターテインメントと再契約を締結。I.Mは、専属契約を終了することになったが、MONBEBE(MONSTA Xのファン)に対する愛情は6人のメンバー全員変わらないとし、I.Mとは今後もグループ活動を一緒にやっていくと伝えた。再契約後初のカムバックであるだけに、さらに関心が高まっている中、彼らは今回のニューアルバムでより深まった絆で、自身らが成し遂げた現在を省察する過程を描き、より強くなった姿を見せる予定だ。

プロデューサー、ラッパー、シンガーソングライター、DJとしてキャリアアップを果たした彼らは、「REASON」を通じてもう一度限界を超える。無限の世界に飛び込む準備を完璧に終えた彼らが、インタビューに応じた。

――昨年4月に発売した「SHAPE of LOVE」以来、9ヶ月ぶりに、そして再契約後に初披露するアルバムです。12thミニアルバム「REASON」でカムバックした感想はいかがですか?

ミニョク:久しぶりにステージでファンの皆様に会えるので、楽しい気持ちでカムバックを準備しました。再契約後、初めてお見せするアルバムなので、より一生懸命準備しました。今回のアルバムは、ここ8年間休まず走ってきたMONSTA Xの現在を省察し、その中でファンとの関係を振り返り、僕たちの存在価値を収めました。深い意味が込められているので、とても満足しています。

キヒョン:このように、12thミニアルバムでカムバックできたのは、MONSTA XとMONBEBE、お互いが存在するからだと思います。お互いが存在するから再契約も締結することができました。その大切な価値を今回のアルバムに込めました。

ヒョンウォン:いつもファンの皆様に新しい姿、多様な姿をお見せしたいとお話していましたが、今回のアルバムを通じて、メンバー1人1人の成長した姿をまともにお見せすることができて嬉しいです。再契約の後、メンバーたちが再び意気投合して作ったアルバムですので、感慨深いです。

ジュホン:僕もヒョンウォンと同じように、アルバムの作業をする度にいつも新しい試みをするよう努力していますが、今回のアルバムにも僕たちだけにできる様々な試みを盛り込むことができて嬉しいです。そして、再契約がかかっている「7~8年目がアイドル活動の峠」とよくおっしゃっていますが、その峠もまた、1つになろうという意志で再契約して乗り越え、皆さんの前でMONSTA Xという名前で立つことができて嬉しいです。

I.M:9ヶ月ぶりに韓国でカムバックして、MONBEBEの前に再び立つことができ、楽しみです。多様な場でファンの皆様に会うことを考えると、すでにワクワクしています。アルバム名「REASON」の理由のように、歌手が存在する理由は、ファンの皆さんがいらっしゃるからだと思います。MONBEBEが僕たちの理由であるように。

――ムードティーザーを皮切りに、コンセプトフォト、コンセプトフィルムなど、様々な予告コンテンツを公開し、多くの人々の期待を一身に受けました。今回のアルバムを紹介してください。

ミニョク:一言で言えば、「MONSTA Xが存在する理由」をテーマにしたアルバムです。僕たちがお互いの存在理由になって、長い時間1つのチームとして活動し、その中でMONBEBEに会って、より信頼も強くなりました。今はあえて理由を探さなくても、「お互いにとってより大きな意味になってくれるだろう」というメッセージを込めました。

キヒョン:タイトル曲では、危険な関係の中から見つけた愛の理由を歌います。抜け出そうとしても抜け出せない束縛に喜び、中毒になるMONSTA Xの拒否できない致命的な魅力に浸ってほしいです。「REASON」をたくさん愛してください!

――今回のニューアルバムも、メンバーたちによるプロデュース参加率が非常に高いです。メンバーたちがプロデュースに参加した楽曲はどのような曲ですか?

ヒョンウォン:ありがたくも、今回のアルバムでも収録曲「LONE RANGER」を通じて、プロデューサーとして参加することができました。昨年1年間、多様な活動でファンの皆様に僕の音楽をお聞かせできて嬉しかったのですが、2023年の始まりをMONSTA Xの楽曲で挨拶することができて、さらに意義深いです。今回の楽曲は、ユニークなウエスタンサウンドが印象的な楽曲ですので、ぜひ聴いてみてください!

ジュホン:僕は「Crescendo」と「大丈夫」という収録曲で、MONBEBEに挨拶できました。毎回作業する度にこれまでのMONSTA Xの感じを生かしながらも、どうすれば新しい姿をお見せできるか悩んでいますが、今回の収録曲の中で、特に「Crescendo」は、ドリル(Drill)サウンドに韓国を代表する楽器であるコムンゴ(琴の一種)とテピョンソ(太平簫、管楽器)を混ぜて、セクシーながらもユニークな雰囲気をお見せすることができると思います。満足のいく曲ができたので、MONBEBEの皆さんもたくさん愛してください!

I.M:僕は今回、R&Bトラック「Deny」を披露することになりました。いつも作業してきた僕のクルーと作業しましたが、作ってみたら良い仕上がりになったようで嬉しいです。「こういうジャンルが上手だ」というより、「ジャンルがまさにI.Mだ」とファンの方々が言ってくださることが嬉しいです。

――アルバムごとにMONSTA Xだけのユニークなイメージをしっかりと表現するミュージックビデオで話題になっている中、今回のタイトル曲「Beautiful Liar」も華やかなスタイルを誇っています。ミュージックビデオの撮影エピソードを教えてください。

キヒョン:ミュージックビデオの撮影当時、すごく寒い日だったのですが、息が目立つので、カッコいいシーンをつくるための群舞を踊る時、息を少し我慢しながら踊った記憶があります。大変でしたがカッコよくできたと思うので、MONBEBEに早く見せたかったです!

ヒョンウォン:馬との撮影がありましたが、思ったより馬がずっと大きくて緊張しました。それでも楽しく無事に撮影を終えたので、今度乗馬もしてみたいと思いました。

――タイトル曲「Beautiful Liar」のステージも楽しみです。新曲の魅力、キリングパート(歌で人の心を掴む部分)、ポイントダンスを教えてください。

ミニョク:僕は個人的にヒョンウォンが歌ったブリッジの部分をキリングパートに挙げたいです。危険な感情を込めた「Beautiful Liar」の感情をよく表現した部分だと思います。

ジュホン:今回の楽曲は、イントロ部分から拒否できない魅力にハマると思います。歌詞のように、妙に惹かれるI.Mの魅惑的なボイスが加わって、ずっと聞いていたくなります。

I.M:新曲のポイントダンスを挙げると、僕は拒否できない目に惹かれるように、蛇が全身を支配する感じを表現した振り付けをキリングポイントに挙げたいです。腕から口を支配するような動きを見せる振り付けが、タイトル曲のコンセプトによく合っていると思います。パフォーマンスと共に歌を楽しんでいただければ、もっと見る楽しさがあると思います!

――久しぶりにステージでファンと直接会える機会が多かった1年ですが、感想を教えてください。

キヒョン:パンデミックが少し緩和され、約3年ぶりにファンの皆さんと同じステージで一緒に息をし、遊べる時間を設けることができて、本当に感謝します。アーティストならみんな共感すると思いますが、ステージの上で音楽やパフォーマンスを通じてファンと交流し、一緒に歓呼する時が僕たちは1番幸せです。世界各国から僕たちを見に来てくださる、多くのMONBEBEの皆さん、そして韓国のMONBEBEの皆さんに、最高のステージをお見せするため、いつも努力しています。

ヒョンウォン:ファンの方々と直接会う機会が多くなり、成長した姿をお見せできる機会が多くて幸せでした。授賞式や歌謡祭のステージで「LOVE」「GAMBLER」などを、特別バージョンに編曲してお見せすることができました。ファンの方々が愛してくださって嬉しいです。今回の活動を通じて、ファンの方々とお会いできる機会がもっと多くなればいいなと思いますし、その度に僕たちは最善を尽くす考えです。

――昨年は、グループ活動だけでなくソロでも精力的に活動しました。多彩な活動でファンと会っている感想を教えてください。

ミニョク:まず、ステージでファンの皆さんと一緒に過ごすことができ、エネルギーを得て今年の活動を始められそうです。NAVER NOW.「ポグシプショー」シーズン2のホストのようなソロ活動でも、ファンの皆さんと毎週コミュニケーションをとっていますが、ステージを通じてお会いするのと、また違う感じがします。ソロ活動をはじめ、グループ活動でファンの皆さんと会える機会が増えて、とても楽しくて嬉しいです!

キヒョン:僕もソロ活動をはじめ、NAVER NOW.「PLAY!」を通じて、様々な姿でMONBEBEと会えていることに満足しています。昨年のように、2023年もMONSTA Xの活動と共に、様々な活動でより一層成長した姿をお見せしたいです。

ヒョンウォン:グループ活動では、音楽性とパフォーマンスをたくさんお見せできますが、ソロ活動では演技のように音楽以外のものをお見せする機会があるので、ファンの方々への良いプレゼントになるのではないかと思います。何より、メンバーたちと一緒に今年のスタートを切ることができて1番嬉しいです。

ジュホン:メンバー全員が、それぞれの場でMONSTA Xのメンバーとして、グループに良い影響力を与えているようでとても嬉しいです。僕も音楽以外に「テチョク相談所」のようなバラエティで、ファンの皆さんとコミュニケーションをとるのはとても楽しいですし、好評であれば地道にやってみたいです。

I.M:それぞれ様々な分野で築いてきたものが、MONSTA Xで1つになった時、より良いシナジー効果(相乗効果)が発揮されると思います。それもあって今回の活動はとても楽しみで、ファンの皆様の期待に応えられる活動になると思います。

――最後に、今回のカムバックを待ってくれていたMONBEBEに一言お願いします。

ミニョク:いつも愛し、感謝しているということしか言えません。本当に愛しています。

キヒョン:全世界のMONBEBEの皆さん、本当に愛してます。ピョンベベ(一生MONBEBEと共に)しましょう!

ヒョンウォン:今回のアルバムも、MONBEBEに気に入って頂ければ嬉しいです。2023年の始まりを皆さんと一緒にすることができて、今年1年もとても楽しみです。今回の活動、たくさん愛してください!

ジュホン:本当に恋しかったですし、いつものように叫んでみます。「愛してる、MONBEBE!」

I.M:明けましておめでとうございます。寒いので風邪に気をつけてください。愛しています。

記者 : キム・ミョンミ