「代理リベンジ」シン・イェウン、作中で射撃に挑戦“コーチに褒められ自信が湧いた”

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写真=npioeエンターテインメント
女優のシン・イェウンが、自身の体重について言及した。

11月9日に公開されたDisney+オリジナル「代理リベンジ」は、双子の兄の死を巡り、真実を追うオク・チャンミ(シン・イェウン)と、不公平な世界に立ち向かって復讐代行を始めたチ・スホン(ロモン)が、人生を揺るがす衝撃的な事件に巻き込まれることから展開されるハイティーン復讐スリラーだ。

シン・イェウンは12月5日、ソウル鐘路(チョンノ)区のあるカフェで行われた「代理リベンジ」のインタビューで、「私がイメージしながら作ったものより、監督がもっと格好良く作ってくださいました。ジャンル物も本当に久しぶりですし、やってよかったと思いました。周りからは『よく似合っている』『私の本当の姿みたい』だとたくさん言われて、満足しています」と伝えた。

シン・イェウンは、劇中でオク・チャンミ役を演じた。兄を失った悲しみを繊細に表現しながらも真実を追っていく過程で、芯のある姿を見せ、ドラマへの没入度を高めた。彼女は「(チャンミと)無愛想なところが似ています。脚本を受け取った時、ある瞬間、自分の声で脚本を読んでいました。『明るい感じにしてみようか』『別の雰囲気でやってみようか』と考えず、自分の口調で読んだので、自分をそこに乗せようと考えました」と伝えた。

オク・チャンミは、幼くして1人しかいない兄と離れ離れになり、兄の死まで経験する。シン・イェウンは「私は、それなりにコントロールしていたと思っていたんですけど、共演した俳優たちもそうですし、周りの人々からも、私が『代理リベンジ』を撮影している間、性格がすごく静かでダークで落ち込んでいたと言われました。当時は落ち込んでいたと思います。あまりにも極端な状況だったので、どのように共感して理解すればいいんだろうと思っていたのですが、涙を流す場面でもないのに、すごく涙が出て、兄さんの写真だけを見てもぐっと来る自分を感じ、ある程度チャンミと近くなったんだと思いました」と当時を振り返った。

役作りに向けた努力も語った。彼女は「最初に打ち合わせをした時、監督から『声に愛嬌が多いけど、それをなくしてもらえないか』と言われ、なくしました。習慣的に出てくる口調を直すために努力しました」と明かした。

射撃選手役であるだけに、射撃の練習にも取り組んだ。シン・イェウンは「銃を初めて手に持った時はすごく重く感じました。姿勢も良くなかったですし、点数も当然低いものでした。短い時間ではできないかもしれないと思っていたんですけど、ある日突然10点を撃った瞬間があったんです。その時の喜びがとても大きくて、また撃ちたくなりました。嬉しさや快感が大きくて、根性でやっていたら、ある瞬間から姿勢も本当に良くなって、選手ほどではないんですけど、コーチからも姿勢が良いと言われて、自信が湧いてきました」とし、笑った。

また、シン・イェウンは「『代理リベンジ』の時は管理をあまりしませんでした。丈夫で強い姿を見せなければならなかったので、特にダイエットをしようとは思いませんでした。作品に入ったら管理をします。痩せたと言われるんですけど、顔が太るほうです」と話した。

シン・イェウンは、身長168.7センチにBMI数値14.8%の測定結果を公開し、話題を呼んだ。彼女の身長にBMI数値14.8%である場合、体重は約42キロだ。これに関連してシン・イェウンは、「あれ以降5キロ太りました。その体重はもう作れないと思います。努力はしたんですけど、食べるのが大好きで、『代理リベンジ』をしながらさまざまな運動をたくさんしたので、すごくお腹が空きました。色々食べたら、丈夫になりました」と伝えた。

また、さまざまなアクションをこなしたことに対して、「高校の時も副専攻で舞踊をしました。大学の時もムーブメント、フェンシングが主な受業でした。私は動きやアクションがある程度できる女優だと思っていたんですけど、おまりお見せしていませんし、自分自身に対する疑いもありました。でも『私は長い間、動いてきた人だし、体を使える人だ』と教授と同期たちが認めてくれたので、繰り広げてみようという気持ちがありました」と明らかにした。

続いて「武術監督にたくさん褒めてもらって励ましてもらいました。怖がらずに積極的で、ためらうことなく直進していると言っていただいて、勇気をもらいました。どのように体を使えばもっと格好よく見えるのか、たくさん教えてもらいました」とし、「腰のヘルニアが高校の時にあったんですけど、生涯続くらしいです。今回、アクションと射撃をして、少し悪くなったんですけど、治療を受けたらすぐに治りました。撮影する上で特に問題はなかったです」と話した。

シン・イェウンは「彼はサイコメトラー -He is Psychometric-」以降、「ジャンル物は初めてでした。あの時も頑張ってやったんですが、残念な気持ちが残るのは、人としてどうしようもないようです。私がもっと強くなって成熟し、実力も上達してから、もう一度ジャンル物に挑戦してみたいと思っていたのですが、それが今だったようです」と明かし「後になって見たら、自分の足りないところが見えると思いますが、自分が持っている能力をもっとたくさんお見せしようとしました。よくやったと自分自身に言ってあげたいです」と満足感を示した。

そして、「昔はカメラの前に立ったら緊張して、瞳孔まで震えたんですけど、今は自分がどのように表現すればいいのか工夫しますし、セリフを覚えるのも上手になりました。私の特技です。今は怖くなくなってきました」と付け加えた。

記者 : パク・ジョンミン