イ・ボヨン、新ドラマ「ポジション ~広告代理店の女王~」広告業界で生きる凄絶な24時間に密着…スチールカットを公開

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写真=ハウピクチャーズ、ドラマハウススタジオ
「ポジション」のイ・ボヨンの24時間を密着取材した。

韓国で1月7日の午後10時30分より放送を開始するJTBC新土日ドラマ「ポジション」(脚本:ソン・スハン、演出:イ・チャンミン)は、VCグループ初の女性役員になったコ・アインが、最初で最高の地位へと自身のキャリアを築いていく過程を描く、優雅でありながらも凄絶なオフィスドラマだ。

この作品の舞台になるVCグループ内には、これまで女性役員がいなかった。“チーム長”が女性として上がれる一番高い位置で、同期や後輩が役員になると、退社の圧迫を受けることになる。しかし、密着取材の主人公であるコ・アイン(イ・ボヨン)はその不文律を破って、初めて“常務”になる空前絶後の人物だ。19年間をもっぱら成果で能力を証明した結果だった。

毎朝、彼女は乱れた姿を1%も許せない完璧さで出勤する。シンプルで洗練されたオフィスルックとハイヒールは、会社の数多くの競争者たちにスキを与えないための彼女ならではの生存方法の一つだ。誰よりも一番早く事務室に到着した彼女は、今日の業務を確認する。“学縁、知縁、血縁”なしにプレゼン成功率、TVCF評価点数などすごい実績を達成することができたのは、他人より早く一日を始めたおかげだ。

また消費者のニーズを満足させると同時に、広告依頼人の欲望も貫く最高の広告を作るため、急いで動く彼女の姿もキャッチされた。コピーライターのチョ・ウンジョン(チョン・ヘジン)、アートディレクターのハン・ビョンス(イ・チャンフン)、ソ・ジャンウ(イ・ギョンミン)などチーム員と会議する時は特有のカリスマ性を放ち、もっと良いアイデア、もっと良い結果物を出すまで押し付ける。彼女の前で広告依頼人のお金で芸術をしたり、適当に勝てそうな“とんでもない”ことを言うと、徹夜の覚悟までしないといけない。

あらゆる広告の競争入札でも圧倒的に勝つのが、彼女がグループ内で新しい歴史を作った理由だ。その過程の最高が競争プレゼンである。“プレゼン不敗神話”を誇示する彼女は、今日もプロジェクターの前で誰よりも自信満々だ。堂々とした眼差しと余裕ある態度は、それほど準備した企画案が“広告依頼人”を満足させることができる、という自信があるためだろう。

24時間電気が消えない広告代理店のVC企画で、一番遅れて退勤する人物もコ・アインだ。暗い事務室でコーヒーを水のように飲んで、最後まで企画案のキャッチコピーの一つ一つをチェックする。誰かはそのような彼女を見て「自ら作った仕事の地獄で暮らしている“トンシオパス(狂った+ソシオパス)”」と言う。

水の下で精一杯頑張って、水面上では品格を維持するハクチョウのように、優雅で余裕があるように見える彼女の日常は、激しくて凄絶だ。ドラマの制作陣は「親に捨てられて幼少時代から自分を責め立てたコ・アインの内面には、『歴史を作る』『絶対勝つ』という成功への強い執念が込められている。凄絶に頑張って、優雅に生き残ろうとする彼女の欲望と情熱を楽しみにしていただきたい。『こんなに強いキャラクターは初めて』というイ・ボヨンが、コ・アインという人物を通じて視聴者に痛快な面白さを与えるものと期待している」とコメントした。

記者 : パク・ソヨン