LOVELYZ イ・スジョン、新曲「クリスマスの奇跡」でカムバック“毎年冬が来るたびに愛されたい”

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写真=Woollimエンターテインメント
LOVELYZのイ・スジョンが、温かいクリスマスシーズンソングで戻ってきた。

イ・スジョンは12月19日午後6時、各音楽配信サイトを通じて初のクリスマスシーズンソング「クリスマスの奇跡」を発売した。「クリスマスの奇跡」は、愛する人とクリスマスを一緒に過ごす幸せなときめきを表現した楽曲で、歌手のLEE WOOとデュエットで歌った。

この曲は叙情的なR&Bと軽快にビルドアップされるシャッフルリズムの魅力を同時に感じることができる。イ・スジョンは最近、インタビューで「初のクリスマスシーズンソングであり、デュエット曲も初めてです。ファンにとって特別なクリスマスプレゼントになるように、楽しく準備しました。1人では出せない、LEE WOOさんとのケミストリー(相手との相性)から出てくるユニークな雰囲気や音色があって、新鮮な楽しさを感じました。残念ながらそれぞれレコーディングを行ったのですが、声が本当に良かったです。クリスマスの雰囲気にぴったりだと思いました」と賞賛した。

「クリスマスの奇跡」は、一度聴いたら忘れられないコーラスラインと清らかなイ・スジョンの音色、LEE WOOの叙情的なボーカルが温かい雰囲気を醸し出す。彼女は「初めてこの曲を聴いた時、前半のパートがバラードの雰囲気ですが、サビがキャロルのような曲調です。1度曲を聴いただけでずっと口ずさんでしまうほどよかったです」と答えた。

LOVELYZの「Twinkle」も、2017年にリリースして以降、毎年冬が来るたびに愛されている。彼女は「『Twinkle』はグループの曲ですが、シーズンソングとしてリリースしたわけではありませんでした。『Twinkle』のように毎年この曲も聴いていただけたら嬉しいです。サビが記憶に残るので、この曲も人々の記憶の中にずっと残るかもしれないと思いました」と伝えた。

音源の発売に先立って公開されたミュージックビデオの予告映像では、テレビの中に吸い込まれたLEE WOOがイ・スジョンと歌を歌ってパーティーを楽しむなど、クリスマスの奇跡のような瞬間を過ごす様子が収められている。

ミュージックビデオの撮影エピソードを聞くと、「会ってすぐに親しい演技をしなければならなかったので、最初はぎこちなかったのですが、演技をするうちに少しずつ楽になって、終盤になるにつれて自然にできたように思います。ぎこちなさが見えてしまうのではないかと不安でしたが、結果的にちゃんと仕上がりました」と答えた。

2014年、LOVELYZとしてデビューしたイ・スジョンは、活動名をベイビーソウルからイ・スジョンに変え、今年4月に1stソロアルバム「MY NAME」でソロ歌手として新しいスタートを告げた。「MY NAME」で彼女は全曲の作詞に参加し、自身の素直な感性を込めた。

満足できるソロ活動を開始した彼女は、「やってみたいことはたくさんしました。全曲作詞でアルバムも出しましたし、コンサートの時もテーマやキューシートを自分で決めました。その中にイ・スジョンの音楽的な成長物語を込めて、しっかりお見せできたと思います」と答えた。

5月にイ・スジョンは、4週間に渡って毎週木・日曜日、計16回の公演にわたって初の単独コンサートを開いた。無事に長期公演を終了した彼女は「最初は16回なんて無理ではないかと思ったのですが、徐々に慣れてきて、いつのまにか最終日になりました。公演に情が移って、終わったことが残念でした。グループ活動の時は2~3時間があっという間に過ぎたのですが、1人で3時間を埋めようとすると、何を言えばいいか分からなかったのでたくさん工夫しました。16回で同じ話ばかりするとつまらないから……。公演ごとに異なる話をしようと努力しました」と伝えた。

続いて「小さな会場と大きな会場での公演は、それぞれメリットがありました。大きな会場の時は様々なステージとパフォーマンスを披露することができて、小さな会場では1人1人とよりコミュニケーションがとれる気分でした。声も聞こえてきて、より触れ合えている感じでした」と付け加えた。

公演には、LOVELYZのメンバーたち、No Brain、Golden ChildのYとジュチャン、IZ*ONE出身のクォン・ウンビらがゲストとして出演した。記憶に残るゲストとして、No Brainを挙げた彼女は「ステージの横で直に観たのですが、No Brainのコンサートに自分が来たのかと思いました。それほど雰囲気を盛り上げてくれて、素晴らしい公演を見せてくださったことが記憶に残っています」とし、「メンバーたちがゲストとして来てくれて緊張がほぐれました」と感謝の気持ちを表した。

自身を最も褒めてあげたい瞬間として、諦めずに挑戦した5年間の練習生時代を挙げた彼女は、「今後自分ならではの音楽とさまざまなコンテンツでファンとコミュニケーションを続けていきたいです」と語った。2023年の計画について聞くと、「もっと多くの話を聞いてもらえる1年になったら嬉しいです。イ・スジョンとして自身の人生をしっかり楽しみながら仕事もして、自分を愛する1年になってほしいです」と話した。

記者 : イ・ハナ