「The Empire:法の帝国」イ・ガウン“キャラクターの考えを理解するため日記を書いた”

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写真=CELLTRIONエンターテインメント、SLL、Highエンターテインメント
イ・カウンが「The Empire:法の帝国」放送終了の感想を語った。

韓国で最近放送終了したJTBCドラマ「The Empire:法の帝国」(脚本:オ・ガギュ、演出:ユ・ヒョンギ)でチャン・イル(イ・ムンシク役)の一人娘で、憎らしいけれど憎めないチャン・ジイ役を演じたイ・カウンの放送終了の感想が公開された。

チャン・ジイは利己的で悪いことばかり言う人だが、ハン・ガンベク(クォン・ジウ)の前では愛されたいと願う人物だった。

イ・カウンは「1年前から撮影して愛着が沸いた『The Empire:法の帝国』が終わりだと思うと寂しくなります。週末に見るのが楽しみでしたので、来週からはとても寂しくなると思います。2ヶ月間『The Empire:法の帝国』を愛して下さり、ジイの話に関心を持って見守ってくださった全ての方々に感謝申し上げます」と話し、作品に愛情を表した。

――台本をもらって初めてチャン・ジイに会った時はどうでしたか?

イ・カウン:初めてジイに会った時は、私とは全く違ってかけ離れた人だと思いましたが、ジイのがむしゃらな姿や回避しようとする姿、単純な姿などが私にもあったんだと思いました。そのためジイに情が沸きましたし、きっとどこかで生きているような気がしました。

―― 「The Empire:法の帝国」で多くの人物と息を合わせ、様々なケミストリー(相手との相性)を見せました。一番記憶に残っている人は誰ですか?

イ・カウン:ジイが妄言を吐いてアジョン(クォン・ソア)に髪を掴まれるシーンがあります。髪を掴んでからは決まった台詞がなくて、お互いにアドリブでやりとりしました。撮影に入る前にアジョンと本当に喧嘩しているようにやってみようと言って撮影に入りました。そのように喧嘩していたら、ある瞬間イ・カウンではなく、チャン・ジイとして話していました。完璧に入り込んだ感じは初めてで、戦慄が走った覚えがあります。

―― 撮影しながら記憶に残っているエピソードはありますか?

イ・カウン:全ての瞬間が記憶に残っていますし、感謝しています。スタッフの皆さんがいつも気遣ってくださいましたし、同僚と先輩の皆様も配慮してくださって、学ぶことができました。特にイ・ムンシク先輩がジイを「うちのお姫様」と呼んだのはアドリブでした。愛称を聞くやいなやジイと父の関係、ジイの性格まで説明できるようで驚きました。「小さなディテールが一つひとつ積み重なってキャラクターが立体的に見えるんだ」と思いましたし、大きな学びとなりました。

―― キャラクターを生かすため特に気を使った部分はありますか?

イ・カウン:まず、ジイと私は対処する方法が本当に違いました。そのためジイの考えを理解するためジイだと思って日記を書きました。日記を書きながらジイがどんな思いでそのような行動をするのか少しずつ理解できました。

―― チャン・ジイへ言いたいことはありますか?

イ・カウン:撮影する間、私はジイになったような気がしました。自信に溢れていて、いつもよりエネルギー溢れる時間を過ごしました。ジイは子供のように喜んで悲しんで怒ったりして、感情に正直です。私ができなかったことなのですっきりする日もありました。ジイに感謝し、ジイとして生きることができてとても幸せでした。

―― 「The Empire:法の帝国」とチャン・ジイを愛してくださった視聴者の方々に一言お願いします。

イ・カウン: 今まで「The Empire:法の帝国」とチャン・ジイになったイ・カウンを愛してくださった視聴者の皆様に心より感謝申し上げます。終わって残念な気持ちもありますが、これから新しい話と共に、また別の姿で挨拶しますので楽しみにしてください。素敵な作品でご挨拶します。ありがとうございます。

記者 : パク·アルム