BTS（防弾少年団）のジンが本日（13日）入隊して、メンバーの中で初めて兵役の義務を果たす。

彼は同日、京畿道（キョンギド）漣川（ヨンチョン）にある新兵教育隊に入所し、5週間の訓練を受けた後、部隊に配置される予定だ。

所属事務所のBIGHIT MUSICは、入隊現場にファンたちが集まることに備えて、何度も現場への訪問を控えてほしいと求めた。入隊1週間前の今月6日に「ジンは兵役の義務を果たすために、陸軍現役兵として入隊します。新兵教育隊への入所当日に、別途の公式的なイベントは行われません」と明らかにした。

続いて「新兵教育隊の入所式は、多数の将兵および家族が参加する場です。現場の混雑を避け安全を確保するために、ファンの皆様には現場への訪問はご遠慮くださいますようお願い申し上げます。ジンへの温かいお見送りと激励は、お気持ちだけ頂戴いたします」と伝えた。

入隊前日となる12日にも、再びコメントを発表し、現場に来ないよう呼びかけた。BIGHIT MUSICは「すでにお知らせした通り、新兵教育隊の入所当日に別途の公式イベントは行われません。当日入所した将兵と家族、そして一部のファンによって現場が非常に混雑するものと予想されます。マスコミ関係者の方々は、現場への訪問は控えていただきますようお願い申し上げます」と伝えた。

また「現場の混雑による事故予防のため、ジンはマスコミまたはファンのための別途の挨拶無しに車両に搭乗したまま新兵教育隊の区域内に入る予定です」と強調した。

軍も多くの人々が集まることを懸念して、格別な注意を傾けると明らかにした。キム・ジンテ陸軍公報課長は、定例ブリーフィングで「現場の安全統制のために、陸軍と地方自治体および関係機関が協議して総合状況室を運営する予定です。消防当局で救急患者の発生に備えて救急車を待機させるなど、事故の予防に万全を期する予定です」と明らかにした。また「入所後の（ジンの）管理は、他の将兵たちの入所とあまり変わらないと思われます」と付け加えた。

ジンは11日、グローバルファンコミュニティプラットフォームWeverseを通じて坊主姿の写真を公開し、話題を集めた。坊主姿でも変わらないハンサムなビジュアルをアピールした彼は、写真と共に「思ったより可愛い」というコメントを残し、笑いを誘った。

また、本日午前にもメッセージを投稿し、最後までファンとのコミュニケーションを惜しまなかった。

ジンは1992年生まれで、2020年に改正された兵役法により、文化体育観光部長官の入隊延期の推薦を受け、入隊の延期が可能となった。しかし、彼は先月、兵務庁に入隊延期の取消を申請した。

10月に1stソロシングル「The Astronaut」をリリースして、活発な個人活動を披露したジンは、今後ファンの元をしばらく離れて兵役の義務を果たす予定だ。彼の入隊を皮切りに順次兵役を果たす、BTSの除隊後の第2幕にも期待が高まっている。

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