「ゴールデンスプーン」元DIA チェヨン、先輩ハン・ヒョジュから「のだめカンタービレ」主人公のショートヘアまで“多彩な魅力に憧れ”【ネタバレあり】

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=BHエンターテインメント
I.O.I、DIAを経て演技の“ゴールデンスプーン”を手にした。チョン・ジヒョン、ソン・イェジン、ハン・ヒョジュのような女優になることを夢見るチェヨンがインタビューに応じた。

チェヨンは最近韓国で放送が終了したMBC金土ドラマ「ゴールデンスプーン」で、ヒロインのナ・ジュヒ役を演じた。「ゴールデンスプーン」は貧しい家に生まれた少年が偶然手に入れた金のさじを通じて、裕福な家に生まれた友人と運命を変え、クムスジョ(黄金のスプーンと箸、裕福な家に生まれたこと)になるストーリーを描く。同名の人気ウェブ漫画を原作とし、ドラマに脚色された。

撮影の終盤に鎖骨を骨折した彼女は「今は大丈夫です。かなり回復しました。リハビリもしていて、日常に戻っています」と笑顔で近況を語った。続けて同作について「2022年を共に過ごしたドラマでより意義深いです」と強調した。

「現場で『ナ・ジュヒじゃない?』という話を聞いた」と明かしたチェヨンは、劇中の人物と似ているところについて「明るい姿、初めて登場した時はかなり似ていました。60~70%くらい似ていると思います」と答えた。また「10代から30代まで表現するため序盤にたくさん台本を読み上げました。途中で没落する部分があったのでより気を使いました」と話した。

作品の開かれた結末についても「より記憶に残るのではないかと思いました。想像ができて良かったです。私は実はスンチョンの存在に気づいたことにしたいと思っていました。ジュヒがスンチョン(BTOB ソンジェ)に気づいたと思って演じました。監督も60%ほど気づいた感じで演じてみようとおっしゃいました。なので放送を見た時はもっと曖昧な結末になって、想像の翼を広げることができたと思います」とディテールを強調した。

女優としてより一層気を使うようになっただけに「ゴールデンスプーン」は、彼女にとってターニングポイントにもなった。彼女は「もっと頑張らなきゃと思いました。女優としてもっと頑張ってみたい、分析してみたいと感じた作品です」とし、作品に愛情を示した。ドラマ「恋慕」に続き、「ゴールデンスプーン」でも共に撮影したスタッフに感謝の気持ちも大きかったという。

特に、彼女は新しい所属事務所のBHエンターテインメントで女優として本格的な歩みを始めた。イ・ビョンホン、ハン・ヒョジュ、ハン・ジミン、チュ・ジャヒョン、キム・ゴウン、パク・ヘスなど錚々たる先輩俳優たちがBHエンターテインメントを守っている。チェヨンは「まだ挨拶だけで、まともに会話できていません。後に親しくなれれば、先輩たちにアドバイスもいただきたいです」と笑った。

彼女は「ハン・ヒョジュ先輩と一番仲良くなりたいです」とし「ロールモデルもチョン・ジヒョンさん、ソン・イェジンさん、ハン・ヒョジュさんです」と明かした。続けて「映画『ビューティー・インサイド』をとても面白く見たので好きです」とし「3人とも多彩な魅力を持った方だと思います」と話した。彼女は「私も多彩な魅力の持ち主になりたいです」とし「長い間素敵な姿を見せてくださった先輩たちのように、私もそのような姿をお見せできたらと思います」と話した。

チェヨンはトレードマークの長い髪と清楚な雰囲気について「いつか役があればイメージチェンジもしてみたいです。『のだめカンタービレ』のようなショートヘアにもしてみたいし、憧れています。今回、オ・ヨジン役の元MOMOLANDのヨンウさんがショートヘアがとてもきれいでよく似合っていました。いつか私もやってみたいです」と笑った。

最後に彼女は「ゴールデンスプーン」に対するメッセージと関連し、「脚本家さんがジュヒという人物についてまっすぐなところと価値観が常に変わらない唯一の人物だと言ってくれました。なので自らたくさん質問しました。『私はどうすべきか』と。『まっすぐ』という言葉をたくさん意識しました」と作品のメッセージを伝えた。

「女優としてまだ20%」と笑ったチェヨン。本格的に演技を始めた彼女の未来に期待が高まる。ジャンルも、キャラクターも、相手俳優も「全部いい」と目を輝かせる彼女が、どのような活躍を見せるか、注目だ。

記者 : ヨン・フィソン