「プリズム」キム・ソンビン、万年2位のバレエ科の高校生を熱演…欲望のため衝撃の行動【ネタバレあり】

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「プリズム」放送画面キャプチャー
キム・ソンビンが深みのある演技で視聴者を魅了した。

1日に韓国で放送されたKBS 2TV「ドラマスペシャル2022-プリズム」で、キム・ソンビンはバレエ科の高校生コ・テジュンを熱演した。

劇中、コ・テジュンはキム・アンナ(ホン・ソヒ)の10年来の友達で、チェ・ナクヒョン(キム・ミンチョル)が怪我する前までいつも2位だったバレエダンサーだった。チェ・ナクヒョンはコンクール本選の日、舞台で倒れて落ちたのがコ・テジュンの不審な行動のためだと疑い、本人のものになるはずだった光栄がコ・テジュンに回ったと彼を睨んだ。

コ・テジュンは自身を疑うチェ・ナクヒョンを嘲笑ったが、親友で片思いの相手であるキム・アンナがチェ・ナクヒョンと接近する姿を見て不安に思った。続けて「ジゼル」の公演を控え、ジゼルとアルブレヒトを選ぶという知らせにコ・テジュンは先に手を挙げ、パートナーはキム・アンナにすると宣戦布告した。チェ・ナクヒョンに1位の座を奪わせず、キム・アンナとチェ・ナクヒョンが近づかないようにするためのものだった。

そのようにコ・テジュンはアルブレヒト役とキム・アンナの両方を奪われないため努力した。しかし、2人に集中するほどコ・テジュンの歪んだ心は大きくなり、結局勝ちたい一心で、出場を控え強い覚醒剤まで飲んで欲望を表した。しかし、最終的にジゼルとアルブレヒトには、キム・アンナとチェ・ナクヒョンが選ばれた。結局、コ・テジュンは最終公演を控えたキム・アンナに亡くなった母親の手紙を渡し、彼女を混乱させた。

このようにキム・ソンビンは混乱や恐怖、不安など複雑な感情を繊細な演技で表現し、没入感を与えた。また、ドラマの展開により、感情の動きをリアルに表現した。

否定的に変化していくコ・テジュンの姿が、キム・ソンビンが表現する感情とディテールにこだわった演技でさらに説得力を与えた。

キム・ソンビンは2020年に放送されたウェブドラマ「Let me off the earth」でデビューした新人俳優だ。その後、モバイルゲームをはじめとする多数の広告などに出演し、強い印象を残した。最近では1300倍の競争率を勝ち抜き、総合コンテンツスタジオPLAYLISTの新しいドラマ「NEW 恋愛プレイリスト」に主人公キム・ユジン役に抜擢され、視聴者に会っている。

潜在力と可能性が認められたキム・ソンビンが今後、多様な作品でどんな熱演を見せるだろうか、これからが期待される。

記者 : カン・ソジョン