チョン・ギョンホ、映画「狎鴎亭」を鑑賞した恋人の少女時代 スヨンの反応を明かす“面白いと言ってくれた”
OSEN |

チョン・ギョンホは最近、ソウル昭格洞(ソギョクドン)のあるカフェで行われたインタビューで「(ドラマとキャラクターの)設定が面白くなければなりません。ジウ(チョン・ギョンホの演じた役)がありふれたキャラクターに見えるかもしれないけれど、立体的なキャラクターに見せるため台詞と状況を追加しました。脚本通りに、出来のよい映画が作られたと思います」と伝えた。
彼が出演した映画「狎鴎亭」(監督:イム・ジンスン)は、湧き出る事業アイデアで、口だけが達者な狎鴎亭のデグク(マ・ドンソク)が、腕のいい美容整形外科医ジウと手を組んで、“K-ビューティーの元祖”になる物語だ。
チョン・ギョンホは狎鴎亭一帯を掌握した実力トップの整形外科医ジウ役を演じた。「撮影して3年ほど経ったけれど、コロナ禍にようやく公開することになりました」と話した。
出演を決心した理由としては脚本を挙げ、「『狎鴎亭』は当時、僕が見たシナリオの中でも本当に新鮮でした。台詞はまるでYou Tubeの中の言語のようで難しかったけれど、特にデグク役を誰がやるだろうかと気になりました。マ・ドンソク兄さんが本当にうまくこなしたと思います」と満足感を示した。

彼は「『賢い医師生活』シーズン1を終えてこの映画の出演を提案されたんです。キム・ジュンワンとパク・ジウは気難しくて繊細なところが似ていると思ったけれど、マ・ドンソク兄さんと話しながら性格や医師という職業を一つのドラマチックな装置だと思うようになりました」とし、もう一度医師役を演じることになった理由について語った。何よりマ・ドンソクと同じ作品に出演することが嬉しかったという。
キャラクターの気難しいところを表現するのに大きなプレッシャーはなかったが、「僕に表現できることは、年齢によって違うと思っています。僕が20~30代の時にドラマで見せた傲慢で気難しいところも、40代の今表現したら、また違うように見えるのではないかと思いました」と話した。

今作は狎鴎亭所在の整形外科をめぐる物語を描いており、実際に狎鴎亭洞で80%以上を撮影した。「3年前に撮影した時、狎鴎亭でここまで(撮影道具を広げて)撮影してもいいのかと思うほどでした」と振り返った。
「狎鴎亭」を「成功したい人々の欲望の話だと思いました」という彼は「ジウの服について衣装室長とたくさん話し合いました。2000年代初めに僕が買いたかった服やブランド品について話したら、偽物をたくさん買ってきていただいて、役作りに反映させました。当時狎鴎亭に行く時は、外車のオープンカーに乗っていたこともアイデアとして出しました」と打ち明けた。

続けて彼は「幼い頃、自分のことだけをうまくやればいいと思っていた時期がありました。20歳の時は『このくらいやれば十分じゃないか』と思っていたけれど、今はそうではありません。作品の台本に少し足りない部分があっても、結局は人が残るものです。どの俳優たちと一緒に仕事をするかによって僕が出演を決めることもあります」と作品を選ぶ基準について語った。

彼はスヨンとの結婚について「その時期になればするだろうけど、まだ具体的に話したことはないです」とし「今、僕たちは人々の視線をあまり意識していません」と伝えた。
また「10年間恋愛をしてきて、たくさん思い出を共有して、ある意味で僕と一番たくさん話をした人です。唯一のすごく仲の良い人だから……考えてみると、あの人とだけ話をしていますね(笑)。そして僕は少食ですが、あの方は違います。彼女を好きになった理由の一つが、本当にたくさん食べるところです」と愛情を示した。
彼は「昨日(スヨンも)映画を観にVIP試写会に来ました。『面白い』と言っていました。(スヨンも)演技の仕事をしているし、僕もそうだからそういった話ではお互いに配慮しますね」と打ち明けた。
記者 : キム·ボラ