キム・ヒョンジュン、婚外子への養育費未払い疑惑…所属事務所が反論「事実と異なる」(全文)

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写真=Newsen DB
キム・ヒョンジュンが、婚外子の養育費未払い疑惑についてコメントした。

彼の所属事務所であるHENECIAは11月30日、報道資料を通じて「実子として認められた婚外子に、養育費を1度も支払っていない」というYouTuberの主張に反論した。

所属事務所は「実子確認は、キム・ヒョンジュンさんが親権を法的に認めるために必要な過程でした。映像では、キム・ヒョンジュンさんがまるで子供との実子関係を否定するために実子の確認を要請したかのように言及されています。しかし、2人は婚姻関係ではなかったため、実子確認を通じてキム・ヒョンジュンさんが法的に子供の実父に認められてこそ、養育権争いも、養育費の支払いも、面接交渉を進めることができたのです。すなわちキム・ヒョンジュンさんが養育費を支払い、子どもと面接交渉を申請するためには、まずは法的に子供の実父として認めてもらう必要があったのです」と主張した。

養育費については「調停の過程で、A氏は相変わらず養育費として高い金額を要求しましたが、裁判所で最終決定前まで臨時的に支払うように定められた養育費が200万ウォン(約21万円)でした。キム・ヒョンジュンさんは養育費200万ウォンを支払い続けています。これはキム・ヒョンジュンさんが定めた金額でもなく、A氏が要求した金額でもありません。所得証憑資料の提出および最終養育費160万ウォン(約17万円)の決定は、家庭裁判所の調停手続きによって決められたものです」と説明した。

先立ってキム・ヒョンジュンとA氏が出産した息子の実子関係は、2015年に確認された。当時、キム・ヒョンジュンは「実子確認ができたので、父親として責任を尽くします」と明らかにした。

【HENECIA 公式コメント全文】

HENECIAです。

11月29日付で、YouTubeチャンネル「芸能裏統領イ・ジンホ」に掲載された「単独! キム・ヒョンジュン、衝撃的な養育費。8年ぶりに会った息子が傷ついた理由」というタイトルの映像を根拠に、HENECIA所属のアーティストであるキム・ヒョンジュンさんに対する、とんでもない嘘の内容が記事化され、それがまるで事実かのように広まっています。

同YouTube映像と記事の間違った内容を訂正せずにそのまま沈黙した場合、嘘の内容が真実であるかのように捉えられ、所属アーティストのキム・ヒョンジュンさんだけでなく、キム・ヒョンジュンさんが必死に守ろうとした第一子や新しく築いた家族たちにも大きな傷として残るだろうと考え、熟慮の上で最低限の間違った内容だけでも訂正しなければならないという結論を下しました。

キム・ヒョンジュンさんは今まで、子供に関する内容がマスコミに露出されて、子どもが傷つくことを防ぐためにと必死に努力してきました。2014年から2020年までの6年間、民事・刑事紛争が進む過程で、すべての記事によって子供が傷つくことを心配して、最初から訴訟相手であるA氏に、マスコミに働きかけることをやめるように何度も頼んで要請してきました。どのような理由であれ、子供がマスコミに露出された場合、何らかの形でいつかは子供を傷つけることになるので、子供はマスコミに絶対に露出させないように、絶えずA氏にお願いして要請してきたのです。

それにもかかわらず、A氏は子供の実子確認のために自らマスコミに連絡するなど、積極的にマスコミ操作をしました。実子確認当日に多くのマスコミのフラッシュを浴びた子供が、驚いて泣き叫ぶ様子が、今でも心の痛む記憶として残っています。

子供の面接交渉や養育費調停申請に関する内容も同じです。キム・ヒョンジュンさんは、すでに8歳になった子供が再びマスコミに露出されて、溢れかえる記事によって傷つくことを心配して、マスコミへの露出を避けるために極力努力してきました。そのため、前回の番組を含めて、これまでいかなる場所でも子供に関する言及は全くしなかったのであって、面接交渉や養育費の問題も裁判所を通じて静かに解決しようとしました。

しかし、上記YouTube映像を通じて、A氏が子供に関することまで、再び世の中を騒がせているのを記事で見て、キム・ヒョンジュンさんは今、この上なく耐え難く虚しい心境を隠せないでいます。キム・ヒョンジュンさんは、相変わらず子供に関する内容は、マスコミに露出されないことを切に願っています。子供がさらに傷つくことが発生しないように、子供に関する内容は記事化しないことを、頭を下げてお願い申し上げます。なお、事実確認なしに嘘の内容をもとに、虚偽事実を無作為に掲載する行為に対しては、法的対応を辞さないことを申し上げます。

マスコミの皆さんには、成熟した態度で、子供だけは絶対に傷つかないように、子供に関する内容は記事化しないでくださるよう、改めて心よりお願いいたします。

今まで家庭裁判所を通じて極力注意しながら静かに進めてきた調停内容に対して、本人にしか分からない話を巧妙に事実関係を捻じ曲げて情報提供し、これを報道させ、自身の目的のために嘘の事実を躊躇せずにマスコミに公開するところを見て、最後まで子供を守るために精一杯努力してきたすべての行動や過程が無惨に崩れ落ちることを経験しています。

結局、このように子供が受ける傷は全く気にしないところを見て、再び汚名を着せられても静かに沈黙していた方がいいのか、悩み続けしました。しかし、その沈黙によって誤った事実や嘘の内容が拡散して、そのせいで子供と家族が大きく傷つくことがないようにするために、まず今まで慎重に進めてきた家庭裁判所の調停の過程に対する誤った内容でも正そうと決心しました。そのために、すべてのマスコミと記者の皆さんに、該当映像と記事の内容の中で、間違った事実関係に関する部分を訂正するために関連の内容をお送りします。

1. 実子確認は、キム・ヒョンジュンさんが親権を法的に認めるために必要な過程でした。

映像では、キム・ヒョンジュンさんがまるで子供との実子関係を否定するために実子の確認を要請したかのように言及されています。しかし、2人は婚姻関係ではなかったため、実子確認を通じてキム・ヒョンジュンさんが法的に子供の実父に認められてこそ、養育権争いも、養育費の支払いも、面接交渉を進めることができたのです。すなわちキム・ヒョンジュンさんが養育費を支払い、子どもと面接交渉を申請するためには、まずは法的に子供の実父として認めてもらう必要があったのです。面接交渉も養育権争いも、非養育者になった場合の養育費の支払いも、すべて実父として認めてもらってこそ可能です。

2. 1回目の家事訴訟は2015年12月、A氏が請求しましたが、原告指定を間違えて、養育者の指定、養育費請求の部分等に対する告訴を取り下げました。

A氏は子供を訴訟の原告(本人を子供の法定代理人の親権者)にして、「認知請求+慰謝料+親権者および養育者+養育費」の請求訴訟を提起しました。この訴訟でA氏は、新生児の養育費月々500万ウォン(約52万円)の支払い、慰謝料として1億ウォン(約1049万円)の支払いを請求して、訴訟を提起しました。

この訴訟で、キム・ヒョンジュンさんの共同親権を認める決定が下されましたが、A氏で原告である子供に支払う養育費の請求と法定代理人に支払う慰謝料の請求を、子供である原告の名前で合わせて提起したため、法的請求権者(原告)の指定に誤りがありました。

そのため家庭裁判所ではA氏が提出した請求訴訟書類の法的な誤りを指摘して、当時A氏が出した訴訟は取り下げるようにし、法的な誤りがあった部分をもう一度訂正した後、養育費請求訴訟を別途進めるようにと言いました。A氏が法律的な間違いを修正して、再び養育費を請求をする時まで、子供の養育権は母親のA氏に一旦認められている状態でした。この決定が下された時が、2016年5月でした。

3. 養育権などに関する事項を定めるためには、まず当事者間で行われた民事事件に関連して、A氏に対する刑事事件が終結する必要がありました。

2016年当時は、A氏に対する捜査が進行中であり、2017年1月頃にはA氏が起訴されている状態だったため(検察がA氏を詐欺未遂、及び出版物による名誉毀損などの容疑で起訴した状態)、A氏が子供を養育できるかどうか不透明な状況でした。もしA氏が刑事訴訟裁判の結果によって実刑を宣告された場合、子供を養育できない状況になるためです。

キム・ヒョンジュンさんは、自身が子供の養育者になって子供と一緒に暮らすことを望んでいましたが、現実的にA氏との間に行われた民事訴訟とA氏に対する刑事訴訟が終了した後に、養育権や面接交渉に関する事項を協議することができると判断しました。双方で、民事・刑事訴訟が進行中の過程で、養育権争いまでするのは不適切であると判断し、民事・刑事訴訟の結果によって影響を受けかねない問題であると考えたため、関連の紛争がすべて終了した後に、養育権に関する話し合いをすることにしました。

しかし、A氏に対する刑事裁判が長びき、A氏に対する刑事事件や民事事件のいずれも、2020年11月頃に最高裁判所で終了しました。A氏に対する一部の容疑が認められ、A氏がキム・ヒョンジュンさんに損害賠償として1億ウォンの賠償を命じる判決が確定した事実は、映像で言及された通りです。このようにA氏とキム・ヒョンジュンさんは、長い泥沼争いをしなければならなりませんでした。このような過程でキム・ヒョンジュンさんは、子供に会いたくても養育権者のA氏と面接交渉や養育費の交渉を進めるのが難しかったため、子供が7歳になるまでキム・ヒョンジュンさんは子供に会えなかったのです。

4. 最高裁判決が下された直後、キム・ヒョンジュンさんはすぐに面接交渉と養育費の支払いのために弁護士を通じてA氏に何度も連絡を取りました。

キム・ヒョンジュンさんは、刑事訴訟が終了した後、A氏が再び法的な誤りを修正して、養育費請求をしてくると思っていました。しかし、A氏はキム・ヒョンジュンさんにいかなる請求もしませんでした。結局は待ちきれずに2020年11月に民事・刑事訴訟の最高裁の判決まで終わってすぐに、キム・ヒョンジュンさんのほうから2020年12月、弁護士を通じてこちらから法的に養育権や養育費に関する内容を早く決めなければならないのではないかと連絡を取りました。すべての訴訟が終了した直後である2020年12月から弁護士を通じて何度も連絡を取ったのです。しかしA氏は、子供がすでに7歳になった2021年の夏の時点でも、キム・ヒョンジュンさんの連絡についていかなる返答も示しませんでした。

5. 2021年の秋、キム・ヒョンジュンさんは子供に会うために家庭裁判所に面接交渉と養育費の支払いに関する申請をしました。

養育費は、非養育者が養育者に、子供に関する養育費を負担するものであり、この時、非養育者は子供の面接交渉を要請することができます。しかし、キム・ヒョンジュンさんはA氏と別途会うか、連絡を取ることを極力避けたかったのです。子供には面接交渉を通じて1日も早く会いたかったのですが、A氏とは対面したくなかったため、キム・ヒョンジュンさんはA氏と出くわさないために家庭裁判所にこの事項を別途要請しました。

そのためキム・ヒョンジュンさんが子供に会える方法は、裁判所を通じて養育費の支払いに関する事項と面接交渉を一緒に申請する方法しかありませんでした。なのでキム・ヒョンジュンさんが自分から裁判所に請求をして、面接交渉や養育費決定申請を同時に進行したのです。子供にとても会いたかったキム・ヒョンジュンさんが待ちきれずに、面接交渉の申請と養育費の申請を同時に裁判所を通じて進めた理由です。

ですので、映像でA氏が先に子供に会うように話して、面接交渉中にいきなり養育費調停を申請したという内容は、事実とは完全に異なる嘘の内容です。

6. 家庭裁判所の調停が行われて、キム・ヒョンジュンさんは法律で臨時に定めた養育費200万ウォン(約21万円)を支払って、子供と面接交渉を進めてきました。キム・ヒョンジュンさんは、家庭裁判所の調停過程に従って、2021年の秋から事前面接交渉を経て、2021年1月から面接交渉が進められ、ついに子供に会うことができました。調停の過程で、A氏は相変わらず養育費として高い金額を要求しましたが、裁判所で、最終決定前まで臨時的に支払うように決定された養育費が200万ウォンでしたし、キム・ヒョンジュンさんは養育費200万ウォンを支払い続けています。これはキム・ヒョンジュンさんが定めた金額でもなく、A氏が要求した金額でもありません。

7. 所得証憑資料の提出および最終養育費160万ウォンの決定は、家庭裁判所の調停手続きを通じて決められたものであります。映像では、まるでキム・ヒョンジュンさんが養育費200万ウォンを削減するために、所得証憑資料を裁判所に提出したと言っていましたが、これも嘘です。養育費を決定するためには当然、父と母、両方の財産や所得に関する書類を裁判所に提出しなければなりません。その書類によって養育費が決定するためです。

A氏は調停の過程でも相変わらず数百万ウォン(数十万円)の養育費を要求していましたし、調停の過程で裁判所で臨時に決定した200万ウォンに対して養育費を増額してほしいと求め、キム・ヒョンジュンさんの財産や所得証憑資料を要求しました。これを受けて、キム・ヒョンジュンさんはA氏の要請に従って最終的に養育費の決定のために当然、所得証憑資料を裁判所に提出しました。そして証憑書類に基づいて裁判所で再び勧告決定した養育費が160万ウォンだったのです。

映像で、事件の前後関係を変えたり、事実をほんの少し変えて、巧妙に真実を歪曲しているのを見て、関連の内容をありのままお知らせしたいと思い、長く事実関係を並べました。事実ではない虚偽事実と、嘘の情報で虚偽の記事が報道されることを防ぐためです。これに関連して疑問点がありましたら、所属事務所にぜひ事実関係を確認してくださるようお願い申し上げます。

ありがとうございます。HENECIA

記者 : パク・スイン