「ゴールデンスプーン」イ・ジョンウォン“BTOB ソンジェとの話し合いでプレッシャーを半分に減らせた”

Newsen |

写真=エコ・グローバルグループ
俳優イ・ジョンウォンが、ドラマ「ゴールデンスプーン」放送終了の感想を伝えた。

彼はMBC金土ドラマ「ゴールデンスプーン」で、金持ちの家に生まれたファン・テヨン役を熱演した。

同名の人気ウェブ漫画を原作とする同作は、貧乏な家に生まれた少年が偶然手に入れた金のさじを通じて、裕福な家に生まれた友人と運命を変え、“金のさじ(裕福な家に生まれたこと)”になる“人生アドベンチャー”を描いた。

イ・ジョンウォンは、最近行われたNewsenとのインタビューで「放送が終了してからあまり経っていないので実感が湧きません。思ったより多くの方々が愛してくださって、毎日特別な時間を過ごしています。『ゴールデンスプーン』からまだ抜け出せず、繰り返し見ています。胸がいっぱいになります。素敵な友達、監督、先輩、ファンに会えて感謝しています」と放送終了の感想を語った。

初主演だっただけにプレッシャーもあったはずだ。彼は「僕が今まで演じてきたキャラクターの中で最も視聴者にたくさんの姿をお見せできる役で、プレッシャーもありましたし難しいと思ったけれど、BTOBのソンジェさんとたくさん話してプレッシャーを半分ずつ減らしていったと思います」とソンジェに感謝した。監督がファン・テヨン役に抜擢した理由については「お金持ちに見える印象と、なんだか人間的な魅力が感じられて抜擢したと言われました。この2つが一番大きかったと言ってくださいました。僕がどれほどお金持ちに見えるかは分かりません(笑)」とつけ加えた。

劇中、ファン・テヨンは韓国を代表する財閥トシングループの後継者から貧乏なイ・スンチョン(ソンジェ)の人生へと入っていく人物で、お金持ちの人生と貧しい人生を行き来する。正反対の階級を表現するため彼は「お金持ちだった時は、色々な作品に登場する坊ちゃんのキャラクターをほとんど見ましたし、純粋になっていく時は僕の子供の頃をたくさん反映したと思います」と伝えた。

ピアノを演奏し、流暢なフランス語の実力を誇るシーンのビハインドも伝えた。イ・ジョンウォンは「演技しながら最も難しい部分でした。フランス語は先生に教わり、ピアノは完璧に弾けなくても感情と監督の意図を表現するためにたくさん勉強しました。ドラマの撮影がなかったり、早く終わったらピアノの練習室に駆けつけて練習しました。冗談でピアノの先生も『これはピアニストも長く練習しなければならない曲だ』と言われ、内心ほっとしました」と話した。

同時間帯に放送されたドラマ「わずか1000ウォンの弁護士」との競争もプレッシャーになったはずだ。イ・ジョンウォンは「僕は対決と呼びたくないですが、もし勝負だと言うのならば僕たちはこの程度ならよくやったと思います。5%台を超えるのを見て、これならよくやったと俳優同士で褒め合いました」と話した。また、同作だけの魅力としては「どうなるか分からないシーンが常にあったところ」と挙げた。

最後にイ・ジョンウォンは「現実で金のさじが与えられたら使わないと思います」とし「僕の好きなものが何か知っていますし、僕がどれほど幸福な人生なのかを理解しているので、他の誰かと人生を変えても今の人生を諦めるのは難しいと思います」と演技に向けた情熱を表した。

記者 : イ·ヘジョン