元Secret ソナ、映画「窓の外は冬」のため髪をばっさりカット&初めて喫煙も“空腹の状態で吸うとめまいがした”

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写真=(株)映画社JINJIN
元Secretのソナが、映画「窓の外は冬」のために髪を切り、煙草を吸うなど、演技への情熱を見せた。

彼女は最近、ソウル鐘路(チョンノ)区昭格洞(ソギョクドン)のあるカフェでマイデイリーとインタビューを行い、韓国で先月公開された映画「窓の外は冬」(監督:イ・サンジン)について話を交わした。

同作は、故郷の鎮海(チネ)に帰ってバスの運転手になったソグ(クァク・ミンギュ)と、遺失物保管所を担当するヨンエ(ソナ)が出会って、お互いの失った心を取り戻す映画だ。

ソナはヨンエ役を熱演した。ヨンエはバスターミナルの遺失物センターを管理する現実的でしっかり者のキャラクターだ。

今作の公開だけでなく、今月韓国でTVINGオリジナル「酒飲みな都会の女たち2」も公開されたソナ。彼女は最近の活発な活動について「とても忙しくて幸せですが、『幸せだ』という言葉を心の中に浮かべる暇もないほど忙しくて、まともに感じることができませんでした。でも『窓の外は冬』の試写会に出席することができて本当に幸せでした。舞台挨拶をするために上映館の前で待っていたら、そんな気がしました。もちろん、演技が大変な時もありますが、『あぁ、これだから演技しているんだな』と思いましたし、この幸せのためにもっと頑張らなければならないと思いました」と感想を明かした。

本作への出演については「私はこれまでドラマを中心に活動をしてきました。そして穏やかで叙情的なストーリーの作品をやる機会があまりなかったんです。今作は叙情的なストーリーなので選択したというのもありますが、個人的に映画『最悪の一日』を演出したキム・ジョングァン監督や『8月のクリスマス』のホ・ジノ監督のスタイルが大好きなんです。私はいつそのような雰囲気の映画に出演することができるのかと夢見ていましたが、今作のシナリオが穏やかで温かくて、そのような雰囲気を醸し出すことができそうで、躊躇なく出演を決めました」と愛情を表した。

今作のため長いストレートヘアを切ってボブヘアになり、卓球の練習をし、初めて煙草を吸う演技にも挑戦した。ソナは「監督が短髪のスタイルを望まれたので、私は『切るなら短く、スパッと切ります』と言いました。私もヨンエには短い方が似合うと思いました」と話した。

続いて「煙草は生まれて一度も吸ったことがありませんでしたが、今作のために学びました。監督からヨンエは一日中人を相手にしていて、自分の時間を持つことができるのは喫煙する時だと言われました。それが彼女にとって非常口、また突破口のような意味を持つので、そうだとすれば毎日吸っていたはずですし、慣れなければならないと思いました。どうせやるならうまくやりたくて、本当のタバコで練習をしました。禁煙草は胸がもっとむかむかすると言われました。朝の最初の撮影で煙草を吸うシーンを撮りましたが、空腹の状態でテイクごとに煙草を吸おうとするとめまいがしました。吐き気がするほどでした」と、役作りのための苦労を伝えた。

また「私は妥当だと思い心が動いたら、どんな試みも全くもったいないと思わないですし、躊躇しない性格です」と明かし、女優としての熱意を見せた。

さらに「本当に今作のような作品をやってみたかったんです。私の本棚に置いておきたい本のような映画です。私はこのような演技のトーンが好きですが、ドラマで見られるのは異なるものなので、機会があればこのような雰囲気の作品をまたやってみたいです」と打ち明けた。

また彼女は「私のMBTI(性格診断テスト)はINFPです。私は幼い頃から内気な外向型でした。家にいると寂しさが怖くて出かけたいけれど面倒で。誰かから『遊ぼう』と言われたら行くけれど、私が先に『遊ぶ?』とは言わないタイプです。なので『酒飲みな都会の女たち』はテンションが高くて大変な時が多いです。でも、ウンジ(Apink チョン・ウンジ)とソンビン(イ・ソンビン)のおかげで笑うしかありません。2人の妹たちのエネルギーがとても良くて、彼女たちに会いに行ったら、エネルギのコードを差し込んだように元気が出ます」と愛情を表した。

「酒飲みな都会の女たち2」の公開については、「とても嬉しいです。シーズン1があまりにも愛されたので、たくさん期待されていますが、プレッシャーはありません。本当に楽しく撮影した作品なので、私たちは皆、前作を超えなければならないという気持ちはありません」と答えた。

最後にソナは「『酒飲みな都会の女たち』によって私に関心を持ってくださる方々が少しずつ増えて、このような良い時期に映画『窓の外は冬』も公開することができました。とてもありがたいことです。今作はスペクタクルで華やかなジャンルの作品ではありませんが、多くの人々に見ていただきたいです。監督も、とても素晴らしい先輩であるクァク・ミンギュさんも多くの観客に覚えていただきたいです」と真心を込めた言葉を残した。

記者 : キム・ナラ