現在、ワールドツアーを展開中のBLACKPINK。そんな彼女たちのコンサートチケットのリセール（転売）価格が高騰し、現地ファンの不満が高まっている。

BLACKPINKは来年1月13日から15日までの3日間、香港アジアワールド・エキスポにて3公演を開催する。同コンサートのチケットは22日に先行販売され、23日に一般販売された。チケットは販売開始と同時に完売となったが、問題はダフ屋（転売屋の一種）が多くのチケットを買い占め、ファンが定価で購入できなかったことである。

本日（25日）、台湾のET TODAYは「BLACKPINKの香港コンサートでダフ屋が多くのチケットを購入し、チケットが買えなかったファンの不満が募っている」と報じた。

同コンサートのチケットは座席によって799～2,999香港ドル（約14,000～53,000円）の価格となっている。定価販売のチケットはすべて完売したが、その中の多くはリセール市場で高価になって登場した。中でも、会場の1階のチケットは最高7万香港ドル（約120万円）となっている。

BLACKPINKのファンは公演主催者に問題提起した。主催者のFacebookには、チケットが買えなかったファンが「2時間ほど待ったのに完売となった」「時間の無駄」などのコメントを寄せた。

これに対して、BLACKPINKの香港コンサートの主催者は22日、公式サイトでチケットを購入するように勧告する一方、非公式のルートでチケットを購入して発生した問題については責任をとらないと警告した。

台湾では最近、SUPER JUNIORのコンサートチケットが高価で取引されている状況も明らかになり、同チケットの販売を取り消して正式に再販売した。

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