BADKIZ出身ジナ・U、グループ脱退後はアルバイト生活「深夜2時から…」(動画あり)

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写真=YouTubeチャンネル「近況オリンピック」映像キャプチャー
「Ear Attack」という楽曲で愛されたガールズグループBADKIZ出身のトロット(韓国の演歌)歌手ジナ・Uが、近況を公開した。

11月22日、YouTubeチャンネル「近況オリンピック」には、「『Ear Attack』に会う。この曲を知らなかったらスパイ。全国の中高校生たちを踊らせたガールズグループのメンバー、脱退後の近況」というタイトルの映像が掲載された。

映像に出演したジナ・Uは、BADKIZの活動当時「Ear Attack」でダンスチャレンジのように多くの話題を呼んだ当時を振り返った。「Ear Attack」を初めて聞いた時の反応についてジナ・Uは「私たちも他のガールズグループのように、爽やかで可愛くしたかったのに、いきなりそのような曲を歌えと言われ、全員が困惑した。当時はガールズグループの飽和状態だったため、『少しでも名前を知らせることができたら、これでも大丈夫だ』とメンバー同士で慰め合った」と話した。

後続曲の「BABOMBA」の話が出ると、ジナ・Uは「『BABOMBA』の話が出ると、首の後ろが痛いとし、メンバーたちが、漢方医院に1回ずつは行ったと思う。裸足で『人気歌謡』のステージに上がった。裸足でパーカーを着て登場すると話題になるんじゃないかと代表に言われた。実は恥ずかしかった。スパッツにグレーのパーカーを身にまとって、ステージの直前でマイクを渡してもらった後、靴や靴下を脱いでステージに上がった」と当時を振り返った。

BADKIZとして活動しながら1日に3つずつイベントに参加したというジナ・Uは、「友達にはお金をたくさん儲けたと思われていそうだ」と話した。

グループを脱退した後、ジナ・Uは牛乳配達のアルバイトもした。彼女は「1年以上もした。雨の日や雪の日もした。ある時は地方イベントに行ってきて、戻ったら夜11時半だったけれど、牛乳配達は深夜2時半から始まった。1ヶ月の給料は40万ウォン(約4万2千円)弱だった。半分以上は両親に渡し、半分で携帯電話の料金を払って、残りは交通費として使った」と説明した。

ジナ・Uはその後に居酒屋でバイトもした。酔客のため大変ではなかったかという質問に彼女は、「居酒屋でレモンを絞ることがある。ある人に素手で絞ってほしいと言われた。それを厨房で社長が聞いていて、『どうしてこんなことをさせるんだ』と言ってくれた。社長がそういうのはちゃんと止めてくれた」と感謝の気持ちを表した。

続いて「居酒屋でバイトをしながら『トロット神がやって来た2』に出演した。店でテレビをつけておいて、私は接客をしていた。それでも一緒に同じ気持ちで応援してくれた。それが本当に嬉しかった」と伝えた。

現在の近況についてジナ・Uは「双子の姉がトリマーだ。私は犬の幼稚園、ホテル、ペット用品、美容などを管理している。社長がいて、私が院長をしている」と伝えた。

トロットブームが起きる前にトロット歌手に転身したジナ・Uは、ガールズグループ出身のトロット歌手に対する先入観について打ち明けた。彼女は「当時、ガールズグループからトロット歌手になると言ったら、周りの友人や知り合いから連絡を絶たれた。『トロットをすることの何が間違っているのかな?』と思った。いざ始めたら、自分がしたいことができて本当に嬉しかったし、1年後にトロットブームも起きた。活動がなくてジナ・Uは引退したと思っている方もいると思う。私は諦めないでいる」と活動への意志を示した。

記者 : イ・ハナ