クォン・サンウ&イ・ミンジョン&オ・ジョンセら、映画「スイッチ」で完璧な相性を予告“楽しく撮影した”(総合)

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写真=マイデイリー DB
俳優のクォン・サンウ、オ・ジョンセ、イ・ミンジョンが「スイッチ」の過去最高級ケミ(ケミストリー、相手との相性)で、2023年の劇場街を盛り上げる予定だ。

23日、ソウル広津(クァンジン)区ロッテシネマ建大入口(コンデイック)店で映画「スイッチ」の制作報告会が行われた中、演出家のマ・デユン監督と俳優のクォン・サンウ、オ・ジョンセ、イ・ミンジョン、パク・ソイ、キム・ジュンが出席した。

同作は、キャスティング0順位で観客1,000万人を動員した映画の俳優であり、自他共に認めるスキャンダルメーカーで、華やかなシングルライフを満喫していたトップスターのパク・ガンが、クリスマスに人生が180度変わる瞬間を迎えることから繰り広げられる物語だ。「そう、家族」(2017)のマ・デユン監督がメガホンを取った。

一夜にしてトップスターのパク・ガン(クォン・サンウ)と、生計型マネージャーのチョ・ユン(オ・ジョンセ)の人生が切り替わるという奇想天外な設定を土台に、愉快な笑いと温かい感動、リアルで共感できるストーリーが加わって、老若男女を問わず楽しめる娯楽映画の誕生を知らせた。

この日、マ・デユン監督は作品について「『王子と乞食』をコンセプトに感動、愉快さを届ける作品を作ろうとした」とし「クォン・サンウ、オ・ジョンセ、イ・ミンジョンまでキャスティング0順位だった。最高の組合で完璧なケミが完成した」と自信を示した。

劇中、クォン・サンウは傍若無人なトップスターから“極限職業”のマネージャーを行き来するパク・ガン役に扮し、特有のコミカルで親近感溢れる魅力を披露する。

クォン・サンウは「パク・ガンは初心を忘れたトップスターだ。マネージャーに無礼で、多くの女優とスキャンダルを起こす人物だ」と紹介した。

また「そのような彼が一夜にして生計型マネージャーになるが、私は逆にこっちの方が楽だった」と付け加えた。

オ・ジョンセへの愛情をアピールしたクォン・サンウは「彼と本当に愉快に、楽しく撮影した」とし「観客の立場から考えても私たちのケミが気になり、期待されると思う」と語った。

そして「新人の頃はレッドカーペットイベントにもよく参加したが、今は機会がほとんどない。この作品を通じて、再びレッドカーペットを踏んでみたい」と願いを伝えた。

また「イ・ミンジョンさんと、激烈なキスシーンがあった。2人とも落ち着かない様子で『激烈ってどうするの?』と思っていた。男の立場だから心配していたが、彼女が撮影に入ると同時に一気に成功させた。そんな部分は心が楽だった」とビハインドストーリーを伝えた。

オ・ジョンセはパク・ガンと切り替わった人生を生きることになるチョ・ユン役に扮し、可哀そうなマネージャーから致命的なトップスターまで様々な姿を披露する。

彼はクォン・サンウとの共演について「コメディーは難しいじゃないか。私は現場でずっと不安を感じて『これでいいのか』と疑う性格だが、彼から『僕だけ信じて』という感じが伝わった。また『監督が編集してくれる』と思ったら、勇気が湧き上がった」と深い信頼を示した。

イ・ミンジョンは成功したアーティストであり、パク・ガンの過去の初恋から、切り替わった人生の生活力がある妻のスヒョンを演じる。特に彼女は2012年の「ワンダフルラジオ」以来、約10年ぶりにスクリーン復帰して関心を集めた。

彼女は「この作品を撮影してもう2年が経った。2年前の自分の姿に出会って嬉しかった」とし「クォン・サンウさん、オ・ジョンセさんと共にする撮影現場はすごく楽しかった。皆さんも楽しみにしてほしい」と語った。

クォン・サンウとの共演については「すごく性格が良くて、和気藹々とした雰囲気の中で楽しく撮影した」とし「撮影前に実際の家族に会ったことがあるが、子どもたちにも優しいし、良い父だった」と述べた。

また「キム・ジュンくんと撮った写真を見て、うちの息子が嫉妬していた。『この子といる姿がもっと楽しそうに見える』と。息子が嫉妬するほど、本物の母のように楽しく遊んだのが、作品に役立ったと思う」とビハインドストーリーを伝えた。

「スイッチ」は韓国で2023年1月に公開される予定だ。

記者 : キム・ナラ、写真 : ソン・イルソプ