BTS（防弾少年団）のジョングクが、「FIFAワールドカップ カタール 2022」開幕式のステージを盛況のうちに終了した感想を語った。

ジョングクは21日午前、ファンとのコミュニケーションプラットフォームのWeverseを通じて生配信を行った。

「ついに僕がワールドカップ開幕式のステージをしてきた」と話したジョングクは、「僕もステージに上がる前に（SNSを）チェックしていたけれど、皆さんのほうが緊張をしていたみたいだ。僕は緊張しなかった」として笑った。

ジョングクは「緊張をしなかったと言ったら嘘だが、大丈夫だった。ステージから降りたら、意外にも自分が少し緊張していたんだと気付いた。振り付けはここに来てから教えてもらった。最後のコーラスの時にしたダンスは、ステージの前日に習った。後は僕が映像だけを見て、それ参考にして、自分のカラーを加えてステージを披露した。最後に動線など、残念な部分を見直した。全部前日のことだったので、夜に寝る前に曲をかけて1人でリハーサルをしてみた。そして朝6時に寝た。カタールに来てから、買い物をしている写真も出回って、ちょっと遊んでいると思われるかもしれないけれど、自分なりに考えて練習もした」と話した。

続いて「正直に言って満足したとは言えない。それでも幸いなのは、大きな失敗なく、少しでも楽しみながら上手にできたのではないかと思う。それは幸いだと思っている。皆さんのおかげで僕が無事に終えることができた。とにかくちゃんと頑張ってきた」と付け加えた。

メンバーたちは、個人SNSやWeverseを通じてジョングクのステージをリアルタイムで視聴している写真を公開し、彼を応援した。これに対してジョングクは「メンバーたちも遠くから応援をしてくれて感謝している。ありがたい」と答えた。

ジョングクは「（まだステージを）チェックできていない。自分がどのように（パフォーマンスを）したのか、正直わからない。誇りに思ってもらって感謝している。皆さんも誇りに思ってほしい」と話した。

彼は開幕式の公演に先立って、19日にカタール・ドーハのアル・エグラ・トレーニングセンターを訪問し、韓国のサッカーチームを応援した。その後、パウロ・ベント監督や代表チームの選手たちに会って握手を交わして、応援のメッセージを伝えた。

ジョングクは「韓国の選手の皆さんに会ってきた。本当に選手たちの存在感が半端じゃない。ステージよりも、選手の皆さんに会う前の方がはるかに緊張した。身長がすごく高かった。自分がここにいてもいいのかと言いながら挨拶をした。僕が時間を奪ったらいけないし、訓練と練習しなければならないから。怪我せず、練習した通りに良い結果を掴んでほしいと申し上げて、ユニホームもらってきた。本当に格好よかった。ファイト」と伝えた。

最後にジョングクは「遠くから応援してくださったすべてのARMY（BTSのファン）の皆さんに感謝を申し上げる。僕はもう帰る。ありがとう。皆さん、愛しています。『Dreamer』にたくさんの声援をお願いします」と付け加えた。

先立って、ジョングクは20日、カタールのアル・ベイト・スタジアムにて開催されたFIFA（国際サッカー連盟）主催の「FIFAワールドカップ カタール 2022」開会式に出席した。

現地の観客たちの熱烈とした歓呼の中で登場したジョングクは、自身がソロで歌唱した「FIFAワールドカップ カタール 2022」のテーマ曲である「Dreamers」のライブパフォーマンスを披露した。

ジョングクは、“21世紀のポップアイコン”とされるBTSのメインボーカルらしく、優れた声量と歌唱力を余すことなく発揮した。彼特有の清らかでパワフルな歌声は、軽快なメロディ、希望に満ちたメッセージと調和した。ジョングクは歌唱にとどまらず、センスのあるソロダンスはもちろん、ダンサーたちと息を合わせながら完成度の高いステージを披露した。

彼は、今回のテーマ曲の歌唱や開幕式の公演で、“ワールドカップのテーマ曲をソロで歌った初のK-POP歌手”“海外地域で開催されたワールドカップの開幕式でステージを披露した初の韓国の歌手”という栄誉ある称号を手に入れた。

20日、韓国国内外の音源プラットフォームを通じて正式発売された「Dreamers」は、97ヶ国（21日午前11時基準）のiTunesトップソングチャートで1位を獲得した。

開幕式の公演のために、11月15日にカタールに出国したジョングクは21日の午後に韓国へ帰国する予定だ。

※この記事は現地メディアの取材によるものです。

・【PHOTO】BTS（防弾少年団） ジョングク「2022 FIFAワールドカップ」開幕式公演に登場！

・BTS（防弾少年団） ジョングク「2022 FIFAワールドカップ」開幕式で圧巻のステージを披露！“BTSの人”がトレンド入り