BTS（防弾少年団）のジョングクが「2022 FIFAワールドカップ」の開幕式でステージを披露した。

ジョングクは、11月20日午後5時40分（現地時間）、アル・バイト・スタジアムで開かれたFIFA（国際サッカー連盟）主催の「2022 FIFAワールドカップ」の開幕式に出演した。

現地の観客の熱烈な歓呼の中で登場したジョングクは、この日韓国国内外の音楽プラットフォームを通じて発売した新曲「Dreamers」を熱唱した。「Dreamers」は「2022 FIFAワールドカップ」の公式テーマソングだ。

ジョングクは、“21世紀のポップアイコン”に挙げられるBTSのメインボーカルらしく、優れた声量とライブの実力を、余すところなく発揮した。ジョングクならではの清らかで力強い声は、軽快なメロディー、希望に満ちたメッセージと調和をなした。

ジョングクは歌唱だけにとどまらず、素敵なソロパフォーマンスを披露し、抜群の存在感を誇った。それからダンサーたちとも阿吽の呼吸を披露し、完成度の高いステージを披露した。

公演の後半には、カタール出身の歌手ファハド・アル・クバイシが登場した。2人は、中央のステージに並んで立って空を見つめ、公演を盛況裏に終えた。

ジョングクの盛大な公演に、BTSのメンバーたちも応援を惜しまなかった。メンバーたちはそれぞれSNSに、W杯の開幕式の生中継を視聴した写真を掲載した。また、SNSではジョングクに関するハッシュタグや「BTSの人」がトレンド入りして盛り上がった。

ジョングクは開幕式の公演のため11月15日にカタールへ向かった。開幕式に先立って19日、カタール・ドーハのアル・エグラ・トレーニングセンターを訪れ、韓国のサッカー代表チームを応援した。

大韓サッカー協会が公式SNSを通じて公開した映像の中で、ジョングクはパウロ・ベント監督や代表チームの選手たちに会い、嬉しそうに握手した。

ジョングクは「選手の皆様、ケガをしないでほしい。僕とうちの（BTS）メンバー、すべての国民の皆さんが応援しているので、頑張って必ず望む結果を得てほしい」とし「選手の皆様を思いながらステージで頑張る」と伝えた。

「2022 FIFAワールドカップ」開幕式には、ジョングクの他にアメリカの俳優モーガン・フリーマンが出演し、包容と受け入れ、団結、多様性などについて話した。彼は寛容と尊重を通じて、共に生きることができるという意義深いメッセージを伝えた。

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Jung Kook delivers at the #Qatar2022 opening ceremony! #Dreamers2022 | @bts_bighit

— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) November 20, 2022

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