ALICE「不屈の意志で長い空白期を乗り越えた…ターニングポイントになる1年だった」

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約2年の長い空白を経て活動を再開したALICEが、がらりと変わった。所属事務所を移籍し、グループ名も変更した。さらに新しく、強くなったALICEがブームを巻き起こしている。これまで秘められた潜在能力を発揮するかのように音楽番組、ラジオ、YouTube、ファンサイン会、海外での公演まで、忙しいスケジュールをこなしている。これ以上の空白期は許さないと言っているかのように忙しく活動している中、次のカムバックの準備までしている。今秋、1stシングル「DANCE ON」でカムバックしたALICE。春に清純なバラードで胸をときめかせたため、今回はALICE流のガールクラッシュ(女性も憧れる格好いい姿)を見せる。タレント性と溢れるエネルギーで音楽界を揺るがす準備を終えたALICEのダンス本能のスイッチがオンになった。

――「@star1」とは5年ぶりです。当時はあどけない少女たちだったのに、見違えるほど成熟しました。

ソヒ:その時は高校生だったのに、いつの間にかこんなに時間が経ちました。数年前にもすごくいい写真が撮れていましたが、今回も気に入りました。さすが「@star1」のグラビアはすごいです。

Do-A:以前の「@star1」のグラビアでは本当に若く見えましたが、今回のグラビアは成熟した感じでよかったです。

――5月にバラード曲を発売しましたが、今回の「DANCE ON」ではダンスを見せると聞きました。

カリン:以前は、清純でハツラツとした雰囲気をお見せしましたが、今回はがらりと変わった姿をご覧になれます。より一層強烈で成熟したステージをお見せする予定ですので前と比べて見る楽しさもあると思います。

チェジョン:今回のシングルの雰囲気がワイトロ(Y2K+RETRO)です。Y2Kの感性とレトロをALICEならではの感性で再解釈して、楽しいステージをお見せできると思います。楽しみにしてください。

――「私の中の宇宙」の活動が終わるやいなや、180度異なる雰囲気のアルバムを準備しなければならないので、練習する時間も足りなかったと思います。

ソヒ:「私の中の宇宙」の活動が終わって、練習だけに没頭して生きてきたと思います。数ヶ月間、1日に8時間ほど曲の練習をしました。ただこのカムバックだけのために無限の練習をしました。今回の曲は表情が重要ですので、そういった部分もすごく練習しましたし、モニタリングして足りない部分を絶えず補完していきました。刃物を研ぐ気持ちで本当にたくさん準備しましたので楽しみにしてください。

――今回のタイトル曲のキリングパート(歌で人の心を掴む部分)は何だと思いますか?

ヨンジェ:今回のアルバムはニュートロそのものです。アメリカのハイティーン感性に少しだけ成熟した雰囲気が加わったと言えるでしょうか。今回のタイトル曲のサビが本当にいいんです。爽やかな高音に振り付けもジャンプが多くてすごく楽しいです。

チェジョン:とても楽しい雰囲気なので、ダンスチャレンジをすることになればサビの部分が多いのではないかと思います。また、ブリッジにすごく美しい振り付けが 一つあります。いわゆる「階段ダンス」ですが、ご覧いただくとおそらく「タイタニック」の中の船が連想されると思います。この振り付けもキリングパートなので楽しみにしてください。

――今回のシングルが音楽配信チャートで何位になればいいと思いますか?

Do-A:夢は大きく持てと言われるじゃないですか。トップ100にランクインすれば嬉しいと思います! 今回の曲が秋から冬、夏まで全部似合うので、四季を通じてランクインしてほしいです。

――5月にはなんと2年3ヶ月ぶりにカムバックしました。長い空白期を終えて久しぶりにカムバックしたので感慨深かったと思います。

ユギョン:空白期が本当に長かったんですが、うまく乗り越えてカムバックしました。ファンの皆さんに本当に会いたかったのですが、その熱い応援の声を久しぶりにまた聞いて本当に幸せでした。

ソヒ:「私の中の宇宙」でカムバックして、ほぼ4年ぶりに対面のファンサイン会をしました。メンバーたちと泣かないと誓って行ったんですが、数年ぶりにファンに会ったら涙が出ました。応援してくれるファンを見ていると胸がいっぱいになりました。

EJ: 久しぶりのカムバックで この上なく嬉しかったです。ただ一つ残念なことがあったとすれば、メンバーたちはダンスと歌の両方がすごく上手なのに「私の中の宇宙」はバラード曲でダンスをお見せできなかったことです。みんなダンスができなくて残念でしたが、今回アルバム「DANCE ONE」で思いっきりダンスをお見せすることができて嬉しいです。

――デビュー以来、今までALICEのカムバックは特にスパンが長かったです。空白期が長く不安だったと思いますが、この5年間を振り返っていかがですか?

ヨンジェ:忙しく活動していた時は1日に2、3時間ほど寝て仕事しました。あの時は睡眠不足で少しだけ休みたいと思ったんです。でも、実際に活動しない時期が長くなったら、忙しく働けることがどれほどありがたいことなのか痛感しました。今はステージに立つことがどれほど大きな幸せなのか、ファンと共に過ごす時間がどれほど大切なのか、メンバー全員がよく知っています。これからはファンと頻繁に会うことになるから、私たち一緒にこれからもずっと大切な思い出をたくさん作っていきましょう。

Do-A:活動の時期に劣らず、空白期をきちんと過ごすことが本当に重要でした。不安で大変な時間でしたが、私たちはその時間を決して無駄にしませんでした。もっと良い姿をお見せするため自己啓発も頑張って、もっと強くなる時間を過ごしました。

ソヒ:大変な時間を乗り越えてから切実さが何倍にも大きくなりました。メンバーたち全員そろってグラビアが撮影できる時間も本当にありがたいです。この気持ちを忘れず、全てのことを一生懸命に頑張るALICEの姿をお見せしたいです。

――音楽番組のステージにも久しぶりに上がったじゃないですか。放送局に行ったら後輩グループもたくさんできたと思いますが、いかがですか?

ヨンジェ:変わったことが少しありました。まず、前よりずっと大きくなった楽屋で経歴を実感しました。ハハ。

カリン:最近では順番も以前より後ろの順番に変わってもう少し長く待ってから入ります。

ソヒ:きれいな後輩グループがたくさん出てきて、見ながらデビューした頃をたくさん思い出します。

――印象的な後輩グループはいますか?

Do-A:ICHILLIN'です。今回活動する時会いましたが、ALICEの大ファンだと言ってくれて写真も一緒に撮って、本当にありがたかった記憶があります。ICHILLIN'の皆様、応援します!

ソヒ:空白期にも音楽番組をたくさん見ました。他のアイドルの方々のオタ活をたくさんしました。最近ハマっているグループはNewJeansです。本当にきれいでした。

――EJさんとチェジョンさんが新たに合流しました。7人組になって良い点はありますか?

カリン:まずエネルギーが確かに違います。ユニークな魅力を持つメンバー2人が合流して、なんだかALICEのシナジー(相乗効果)がグレードアップした感じと言えるでしょうか。元々5人はすごく口数が少なくて静かなタイプですが、メンバー2人が入ってからは会話も多くなったし、以前より和気藹々とした雰囲気になりました。ステージもさらに豊かで多彩になった感じがします。

――新しく帰ってきたALICEのグループ名の前につけたい修飾語はありますか?

Do-A:だるまさんグループ。特にうちのグループは空白期が何回もありました。それも結構長かったです。その度に不屈の意志で乗り越えてきました。メンバーたちと大変な時間を経験しましたが、一人も脱退しませんでした。空白期がこれほど長いと良くないニュースもあるはずですが、逆に私たちは厳しい時間を過ごすほど、もっと一丸になったと思います。仕事がある時もない時も、いつも一緒にいました。この気持ちは変わらず、ずっと一緒に乗り越えていくだるまさんのようなグループになりたいです。

――2022年はALICEにとって特別な年として記憶されるのではないかと思います。今年はどんな年でしたか?

チェジョン:ALICEにとってターニングポイントになる1年ではないかと思います。空白期が長くなって、再びファンの前に立つことができるだろうかと不安になる時もありました。でも、このように良い事務所に出会って、また活動しているじゃないですか。この上なくありがたい年になりそうです。

ヨンジェ:今年はバラード一曲、ダンス一曲をお見せすることになりました。2回のカムバックをすることになりましたが、全く異なる雰囲気をお見せすることができて良かったです。来年、より多くの活動を展開するため成長する1年だったと思います。

――いつの間にか6年目のガールズグループになりました。これからALICEがどんなグループに成長することを望みますか?

ユギョン:私たちの中には潜在している姿が本当に多いです。まだアルバムを4枚しか出していないので、私たちの魅力をお見せする機会が少なかったです。ALICEの魅力を3割ほどしかお見せできなかったと思いますが、これからいつも新しい姿をお見せしますので楽しみにしてください。

記者 : ファン・ヨンド