OH MY GIRL ミミ「自分が頑張らなければ人や状況のせいにしてしまう…逃げずに飛び込んで多くのことを学んだ」

@STYLE |

写真=「@star1」

まさに潜在能力の開花だ。2015年、OH MY GIRLのメンバーとしてデビューし、存在感あふれるラップで名を知らせたミミ。OH MY GIRLのメンバーとして愛された彼女は、ステージの上でのカリスマ性あふれる姿とは異なる魅力を披露し、チャンネル登録者数43万人のYouTuber「ミムPD」としても活躍している。

コンテンツの企画から編集まで手掛け、本当にPD(プロデューサー)になったように多彩な映像で親近感を与えているミミ。最近ではバラエティ番組とソロ活動でより一層多彩な姿を見せている。tvN「ピョンピョン地球娯楽室」で見せてくれた天然な姿とユニークな発音など、見れば見るほどハマるキャラクターで、バラエティ番組のライジングスターになった。さらにはJTBC「2番目の世界」でボーカリストに変身し、彼女だけの新たな魅力をアピールした。OH MY GIRLのラッパーミミにとどまらず、“人間キム・ミヒョン”として大きな愛をもらい、幸せだという彼女と出会った。

――バラエティ番組では「ピョンピョン地球娯楽室」でミミさんの再発見をしたとしたら、本業では「2番目の世界」での活躍も欠かせません。出演を決心したきっかけは何ですか?

ミミ:まずは一人で何かをしたことがなく、またトレーニングはずっと受けていましたが、発声や呼吸などを正確に習ったことがありませんでした。「2番目の世界」を準備しながら本格的に勉強を始めました。そして私の色は何なのか、私は何をしたいのか、何ができるのかをもっと知りたいと思いました。私はまだ自分のラップがどんなスタイルなのか分からないですし、自分の声にも慣れていません。だから私についても知りたくなりましたし、多くの方にこの機会を借りて興味深いステージをたくさんお見せしたいと思いました。良い経験になると思いましたから。

――ラップのスタイルが分からないというのは、OH MY GIRLスタイルのラップをしてきたからよりそのように感じられるのかもしてませんね。

ミミ:ずっとOH MY GIRLの歌に合わせてラップを書いてきましたし、すべての面において、私にとってはグループが優先でしたので、グループに合わせて悩み、私が一人でやったことはありませんでした。一人で競演番組に出演したこともありません。私を見せる機会が少なかったので、自然に私について考えたこともありません。そうするうちに一人でいる時間も多くなりましたし、悩む時間が増えましたので「2番目の世界」を通じて私が何をしてみたいのかを考えてみようと思いました。出演しなければ後悔するだろうと思いました。編曲もして、音楽やラップにディテールに私の意見を込めて一緒に相談するうちに多くのスタッフの方々の苦労にも気づきました。

――競演番組でランキングを気にしないのは難しいと思いますが、それはいかがでしたか?

ミミ:最初からランキングにはこだわらないことにしました。だからステージを楽しむことができたと思います。いい点数を取ったら当然期待するじゃないですか。でも、そうし始めると、私がやりたいステージができなくなるんです。ずっと審査や人々の反応を気にするようになるんです。だから絶対にランキングにこだわらず、この番組の出演を決めた時にやりたかったことを着実にやっていこう、集中しようと思いました。

――「2番目の世界」に集中するため連休も返上したと聞きました。どんな心構えで臨んでいますか?

ミミ:楽しくて新しいことがしたかっただけに、私がどんな人なのか探して挑戦したいです。私は8年間ずっと逃げてきたと思います。何か私に不便なことがあって壊さなければならないことが前にあったら、回って別の道に行く方法を選んできました。「2番目の世界」ではぶつかってみたり、飛び込むことにしました。この過程でとても多くのことを学んでいます。ラウンドが進めば進むほど私がやりたいことをもっと見て、私が行きたい道を鮮明に描こうと努力しています。

――ラッパーがボーカルに挑戦することは難しいですし、それほどプレッシャーもあったと思います。

ミミ:短期間でボーカルとして実力を育てなければならないじゃないですか。でも、その力量と裁量というものは人それぞれ違います。生まれつきのものも違うし、練習してきた時間も違うので、力量の差が出るしかないんです。その度に、私にできること以上のものを望めば、良いステージができなくなると思います。今回の番組を準備しながら、私のボーカルの実力が誰かの心に響いて感動を与えるにはまだかなり力不足なことに気づきました。視聴者の皆様の目と耳の両方が楽しめるように、多様なソースを入れて良いステージをお見せしたいです。

――DJを見せてくれたステージも本当に良かったです。

ミミ:DJもスケジュールを全て終えた夜明けからたくさん練習しました。幸い最初のラウンドまで少し時間があったので、自分でできるかぎり本当に頑張りました。いつも悔いのないステージをしようと思っています。最善を尽くせば、そのステージには後悔がないと思います。

――様々な変化を迎え、「初めて見た自分の姿」のようなものもあるでしょうか?

ミミ:「ピョンピョン地球娯楽室」で現実の厳しさが分かりました。ハハ。人生で初めて感じたことで、放送で見えていたのより静寂も長かったですし、宇宙の中に一人残された感じでした。ウンジさんが助けてくれなかったら本当に大変なことになるところでした。

――運動も本当に頑張って、また「ミムPD」の撮影と編集も自らやってきたと聞きました。体が10個あっても足りないと思いますが、情熱の源は何でしょうか?

ミミ:頑張らないと後悔しますし、また頑張るのが身についてしまったこともありますし、多くの理由があるんです。でも、何より私が頑張らないと、人のせいにします。人ってそんなものだと思います。頑張らないと人や状況のせいにするんです。私がその瞬間にもう少し勤勉になればいいのに、しきりに言い訳をするんです。だから、それならもっと頑張ろうと思います。

――ソロ活動を通じて見せたい抱負や目標はありますか?

ミミ:この人は本当に楽しく生きているんだなと思って頂きたいです。あまり芸能人だと思わないでほしいです。実は、大きく望んでいることはないんです。今回の秋夕(チュソク、韓国のお盆)連休に月を見て願い事をしたのですが、「今日のようにしてください」と言いました。なぜなら「今日」に最善を尽くして生きようとしているからです。だから「今日のように」と祈るんです。

――最後にいつも同じ場所で応援してくれているMIRACLE(OH MY GIRLのファン)に一言お願いします。

ミミ:MIRACLEが何より望んでいるのは、メンバーたちが皆で集まっている姿だと思います。今は個人の力量を発揮するためそれぞれの場所で頑張っていますが、一日も早く皆が集まってコンサートもして、アルバムも出したいです。ですのでその時まで今の場所にそのままいてくれたら、とても嬉しいと思います。

記者 : ファン・ヨンド