TREASURE、ソウルコンサートが終了…ファンに感謝のメッセージ「皆のおかげで輝くことができた」

Newsen |

写真=YG ENTERTAINMENT
TREASUREが“K-POPコンサートの聖地”を盛り上げた。

TREASUREは11月12日と13日の2日間にわたり、ソウルオリンピック公園KSPO DOMEで「2022 TREASURE TOUR HELLO in SEOUL」を開催した。

コンサートの開始と共にTREASURE流のカル群舞(体を曲げる角度から指先まで完璧に合わせ、刃物のようにキレのあるダンス)が繰り広げられた。「JIKJIN」で公演の幕を開けた彼らは、「BOY」と「I LOVE YOU」「GOING CRAZY」「B.L.T」などで雰囲気を盛り上げた。タイトル曲「HELLO」をはじめ、ポジティブな雰囲気の「CLAP!」、おぼろげなラップ&ボーカルの「HOLD IT IN」など、最近発売した2ndミニアルバムの収録曲を披露し、より幅広くなった音楽を披露した。

ユニットステージはTREASURE MAKER(TREASUREのファン)の心を揺さぶるのに十分だった。アサヒとハルトは「THANK YOU」で感性的なロックを披露し、ラップユニットのチェ・ヒョンソク、ヨシ、ハルトは「VolKno」でステージを火山のように熱くし、YGの次世代ヒップホップアーティストとして存在感を見せつけた。

多人数グループという長所を活用したパフォーマンスは、YGの全面的な支援でさらに強烈になった。ダンサーたちの活躍と共にリフトを活用し、上下左右までステージを埋め尽くした状態で繰り広げるカル群舞はまさに圧倒的だった。ここにバンドセッションのダイナミックな演奏、TREASUREの完璧なライブとエネルギッシュなオーラが加わり観客を熱狂させた。

YGのコンサート演出のノウハウが色々なところに入り込んでおり、ステージの完成度を高めた。彼らのアイデンティティを形象化した宝石型の照明は、時によりその色と位置が変わり、華麗なレーザーと特殊効果、一編の映画のようなVCR映像が没入感を倍増させた。

ファンの熱い歓声とテチャン(歌に沿って一緒に歌うこと)、青色のペンライトの波はランニングタイム中ずっとTREASUREを全力疾走するようにした。メンバーたちはデビュー後、公演会場で初めて聞くことになった歓声にしきりに感嘆し、ステージとリフトを行き来し、観客とさらに交流した。

最後の感想を伝えながら、彼らは涙を流した。メンバーたちは「ファンの方々の声を聞きながら大きな力を得た。忘れられない瞬間を共にしてくださって、歌手という夢を叶えられるようにしてくださって感謝する」とし「人生において本当に重要なページが完成した。皆さんのおかげで僕たちが輝くことができたし、幸せを感じることができた。愛してる。これからもっと良い姿で戻ってくる」と真心を伝えた。

TREASUREは26日、北海道立総合体育センターの北海きたえーるで日本アリーナツアーの幕を開ける。これから福岡、東京など計7都市で24回にわたって21万人のファンと会う。

記者 : イ・ミンジ