今年韓国のチャンネルAとABEMAで同時放送されて話題を呼んだ日韓男女グローバルオーディション「青春スター」。番組の最終回で1位を獲得したアイドル派の7人（カズタ、ヤン・ジュニョク、パク・ヒョン、ユン・ドハ、チョン・ソンユン、イ・ハンジュン、チャン・ヒウォン）が、n.SSignとしてデビューを手にした。

彼らは正式デビュー前にもかかわらず、早くも来日。10月に東京・北海道で開催された「青春スターTOP7初来日公演！ ～日韓GFSC Charity Campaign 青春スター × 15th Special KMF 2022～」に出演し、日本ファンを沸かせた。初来日を果たした彼らにインタビューを敢行！ 後編では、来日エピソードや興味のある日本のこと、今後の目標まで語ってくれた。

Vol․1 ― 「青春スター」から誕生したn.SSign、初来日に感激“ずっと夢見いていた存在になったんだなと”

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【PHOTO】n.SSign、デビュー前から大反響！東京・札幌でのステージに「不思議な気持ち」

――オーディション番組は体力的にも精神的にも大変な部分がたくさんあったと思います。ファイナルの生放送で優勝が決まった瞬間はどんな気持ちでしたか？ 両親や友人などからはどんな反応がありましたか？

チャン・ヒウォン：僕は本当に選ばれるとは予想できませんでした。頑張って決勝までは来ましたし、1位を取れたら嬉しいけれど、他の出演者もみんな素晴らしかったので、だめかもしれないとも思っていました。1位だと分かった瞬間は、夢みたいというか、実感がありませんでした。でも会場に来ていた母と目が合った時、実感が沸いてきました。母が「これまで一生懸命やってきたことが報われたのだから、ここまで続けてくれてありがとう」と言ってくれて感動しました。

チョン・ソンユン：僕の家族も来ましたが、地方出身ですので、家族は僕がどれほどの努力をしたのかはよく分からなかったと思います。でもファイナルで、「僕はこれまで休まず頑張ってきた」と姿を証明することができたと思うのでよかったです。

――「青春スター」は、放送される度に日本でも大きな話題となっていましたが、SNSの反応などは気にされていましたか？ 力になったファンのコメントなどがありましたら教えてください。

チャン・ヒウォン：Instagramで言及してくださる方がいらっしゃるのは知っていました。そういうのを見て力をもらいました。

パク・ヒョン：僕もInstagramで僕の動画を作ってくれて、応援のメッセージをくれたりして感動しました。

カズタ：僕は会社の方が管理しているInstagramのフォロワーが急に増えました。おそらく最初は130人くらいしかいなかったと思いますが、番組が始まってから急増して、今は1万4,000人くらいになりました。番組が放送されていた時は1日に300人増えたりもしました。

イ・ハンジュン：僕は友人からたくさん連絡をもらいました。練習生もしていましたし、番組にも出ていてあまり会えないですが、ある友人が「見ないうちにすごくかっこよくなって、実力もかなり上がっているね」と言ってくれました。その言葉を聞いた瞬間、なんだかこれまでの苦労が報われたような感じがして、記憶に残っています。
　

n.SSignとしてデビュー！7人それぞれの第一印象は？

――n.SSignとして7人でデビューすることが決まりましたが、第一印象と実際の性格にギャップのあったメンバーはいますか？

カズタ：いっぱいあるんですが……今日はヒウォンにします（笑）。

メンバー一同：（笑）

チャン・ヒウォン：え、初めて聞きますよ（笑）。

カズタ：ヒウォンは最初会った時は可愛い弟という感じだったのですが、仲良くなったら「兄さんバカみたい」と言ったり可愛らしい冗談も言うようになって、仲良くなったらこんな面もあるんだなと思いました。

パク・ヒョン：ソンユンさんもありますよね。

チャン・ヒウォン：ソンユン兄さんはチキン、ピザ、トッポギ、チョコレートとかは食べない人なんです。

パク・ヒョン：不思議です（笑）。

チャン・ヒウォン：僕はヒョン兄さんです。身長も高いし顔も小さくて、オーラがあるじゃないですか。あとロングコートを着ている姿を見て、本当にかっこいいなと思っていたんです。それでクールな感じに見えていたのですが、実際はすごく優しくて穏やかな人でした。

――公式デビュー前にもかかわらず、すでに韓国では路上公演も行っていますよね。ファンの皆さんとかなり近い距離でコミュニケーションをとられていましたが、初めてn․SSignとしてパフォーマンスを披露していかがでしたか？

イ・ハンジュン：すごく嬉しかったのですが、ファンの皆さんとの距離が近すぎて、実はちょっと恥ずかしかったです（笑）。

メンバー一同：僕も！（笑）。

イ・ハンジュン：ファンの皆さんがよく見えて恥ずかしかったです。でもそれが路上公演の魅力だと思いました。距離が近いからコミュニケーションがとれますので。

カズタ：300人くらい来てくださったんですよね。

ユン・ドハ：日本のファンの皆さんも来てくれて、驚きました。

チャン・ヒウォン：ファンの皆さんと繋がっている感じがしてすごく嬉しかったです。
　

念願の来日！日本に興味津々「秋葉原に行きたい」

――韓国人メンバーの皆さんは、来日前カズタさんに日本のことについてどんな話を聞きましたか？ 個人的に好きな日本文化、歌手、食べたいものなどがあれば教えてください。

イ・ハンジュン：本当にたくさん聞きました。コンビニのこととか、今回は行けないのに大阪の話も（笑）。

カズタ：グリコは東京のどこにあるの？ って聞かれました（笑）。

チャン・ヒウォン：また今年中に来れますからね！

パク・ヒョン：今日はスケジュールの後にドン・キホーテに行く予定です！

チャン・ヒウォン：僕は今回初めて日本に来て、まず街が本当に美しいと思いました。景色が好きで、今回札幌に行った時も山がたくさんあって、そういった風景が良いなと思いました。あとは韓国よりもスーツを着ている方が多くて、ジェントルマンな感じがしました。

パク・ヒョン：風景が日本のアニメで見たそのままで温かい感じがしました。

ユン・ドハ：そう、なんかフィギュアみたいな感じがしました（笑）。

イ・ハンジュン：なぜ日本のアニメが面白いのか分かったような気がしました。道にごみもなくて、あと自動販売機があちこちにあるのが不思議でした。

パク・ヒョン：韓国にはあまりないもんね。

ユン・ドハ：アイスクリームのもありますよね、大好きです！

ソンユン：僕は日本のアニメが好きで、「鬼滅の刃」が特に好きです。「ONE PIECE」も好きで、今は忙しくて見れていないのですが、昔1話から500話くらいまで、何回も見たことがあります。あとアニメに関連する場所にも行きたいです。

チャン・ヒウォン：秋葉原ですね！

ヤン・ジュニョク：僕も秋葉原に行きたいです！ あと僕は海産物のアレルギーがあって、お寿司は食べれないですが、次に時間があればラーメンやスープカレーなどを食べたいです。

パク・ヒョン：日本の皆さんは（日本語で）可愛い、優しい（笑）。あと純粋な感じがします。僕が今回の公演で、「Candy」（H.O.T.）のステージでつける手袋が客席にいっちゃったことがあったんです。その時どうしようと思っていたら、客席の方がすぐにこちらに投げてくれたことがありました。

メンバー一同：え～、知らなかったよ、すごいね（笑）。

パク・ヒョン：あと韓国ではお皿を持ち上げないで食べますが、日本では持ち上げて食べるのがマナーだと聞いて驚きました。

イ・ハンジュン：車も左側通行と右側通行で違うし。全部が違って不思議だし、面白いです（笑）。あとカズタ兄さんが日本人ですけどかなり興奮してましたよ（笑）。バスに乗った時も「わぁ～東京だぁ！」って言って（笑）。

メンバー一同：（笑）

カズタ：景色を見たくて、メンバーに窓際の席に座りたいから、席を交換してと言いました（笑）。楽しくなってしまって（笑）。

――カズタさんは「青春スター」に参加する前、2年半ほど韓国で練習生として生活していたそうですが、今回が久しぶりの帰国ということになるのでしょうか？ 日本で恋しかったものはありますか？

カズタ：ほぼ3年ぶりだったと思います。まだあまり外に行けていないので、「本当に日本に来ているんだよね！？」と思いますが（笑）。日本では第一に両親に会いたいというのと、メンバーたちにコンビニを紹介したいと思っていました。でも、コンビニにはすでにみんなたくさん行ってました。

イ・ハンジュン：最初の頃はカズタ兄さんと一緒に行って、慣れてきたら兄さんがいなくてもメンバーと行けるようになりました。

チャン・ヒウォン：日本語でお会計もできました！

カズタ：お寿司を食べに行った時も、僕が注文しようと思ったらもうヒウォンが日本語で注文していました。

チャン・ヒウォン：はい、頑張りました（笑）。

ヤン・ジュニョク：アレルギーがあって、コンビニのものは海産物が入ってそうかなと思って今回はあまりたくさんのものが食べられなかったのでちょっと残念でした。

チョン・ソンユン：コンビニは、UFOの焼きそばが一番おいしかったです。

パク・ヒョン：僕は「プリンはどれが一番おいしいですか」と店員さんに聞いて買いましたが、おいしかったです！

ユン・ドハ：僕は雪見だいふくです。アイスクリームが大好きなので！

イ・ハンジュン：僕はチキンです、クオリティがすごいと思いました。あとはい・ろ・は・すの桃味！

チャン・ヒウォン：じゃがりこもおいしいです！
　

日韓での目標は？「n.SSignはこれからスタート」

――正式にデビューをしたら日韓でどんな活動を展開したいですか？

チョン・ソンユン：まず日本では東京ドームで公演をすることです！ 韓国だったら……。

イ・ハンジュン：高尺（コチョク）スカイドーム？

メンバー一同：そうだね（笑）。

カズタ：でもまずはファンサイン会をやりたいです。

メンバー一同：あぁ～！

ユン・ドハ：サイン会でファンの皆さんとコミュニケーションをとりたいですね。

カズタ：ファンの皆さんの名前も覚えたいです。

ヤン・ジュニョク：早くコロナの状況がよくなって、そのようなことができるといいですね。

チャン・ヒウォン：あとカズタ兄さんの故郷の沖縄に行って公演をやりたいです！ 韓国では音楽番組に出たいです。今回の公演でエアハイタッチ会をやりましたが、すぐに終わってしまったので、いつか会話もしながらファンの皆さんと交流したいです。

パク・ヒョン：24時間準備して、1人につき5分か10分くらいね（笑）。

メンバー一同：（笑）

――今後の活動を期待して待っている日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。

カズタ：n.SSignは今からスタートです。皆さんと一緒にやりたいことが本当にたくさんあるので、これからファンと一緒に楽しい時間を過ごしていきたいです。

メンバー一同：愛してるよ～！

撮影：前手秀紀

■公演概要
「"n.CHworld Live 2022" in Japan」

＜会場・開催日時＞
2022年12月4日（日）パシフィコ横浜
【1部】開場 12:00 開演 13:00【2部】開場 18:30 開演 19:30

2022年12月11日（日）大阪オリックス劇場
【1部】開場 12:00 開演 13:00【2部】開場 18:30 開演 19:30

＜出演者＞
n.SSign / 青春スター：リュ・ジヒョン、キム・ジョンハン、キム・プルム、ペク・ヒヨン、キム・テヒョン、ヒョン・シニョン / ハ・ドンヨン / NATURE / MINUE（The Midnight Romance）

主催：“"n.CHworld Live 2022" in Japan実行委員会
共催：n.CH Entertainment、（株）n.CH Live Japan
協力：NPO法人日韓文化交流会
制作協力：株式会社 東京音協
運営進行：（株）J.K Dream
後援：GFSC（Good Friends Save the Children）
詳細：https://w.pia.jp/t/nssign-ncwl2022/