Vol.2 ― PURPLE K!SS「日本に滞在した時間、ファンが作ってくれた幸せな思い出」

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MAMAMOOが所属する芸能事務所RBWから昨年3月15日にデビューした実力派ガールズグループPURPLE K!SSがプロモ―ションのために初来日。新人離れした高い歌唱力とパフォーマンス力、作詞・作曲・プロデュース能力まで兼ね備えた完成型アイドルとして“バランスドル”と呼ばれる彼女たち。

Kstyleのインタビューにも過去に2度登場してくれたが、今回は対面によるインタビューを初敢行!! 後半では、グループ内のケミ(仲良しメンバー)やソロ質問まで、PURPLE K!SSの魅力に迫る。

Vol.1 ― PURPLE K!SS、待望の初来日に感激「ユキが泣いているのを見て、もらい泣きしてしまいました」

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【PHOTO】PURPLE K!SS、メンバーが仲良しで“ケミ”が無限に「わきゃわきゃした様子も私たちの魅力」

――グループ名には「いろいろな色が混じった紫色のように多様な個性を持つメンバーが集まって作る音楽」と「愛の力を表現するK!SS」という意味がありますが、そこで自分を色で例えるなら?

スアン:ファンの方々によく空色のイメージだと言われます。

ナ・ゴウン:白が好きですし、他の人から見て私が白色のイメージで記憶されたいです。

ユキ:赤色です。ファンの方々が「ユキと言ったら赤!!」と言ってくださいます。

ドシ:紫色です。おばあちゃんとお母さんが紫色を好きで、小さい頃から周りに紫色がたくさんありました。自分としては紫を好きだという自覚はなかったのですが、不思議なことにPURPLE K!SSとしてデビューすることになったんです(笑)。紫の中でも少し濃い紫が似合うのではないかと思います。

パク・ジウン:イエローです。華やかに輝く色ですし、紫とは正反対の色彩で際立つからです。

イレ:緑色です。自然の色なので、私もナチュラルな人になりたいし、緑色が好きなことも理由です。

チェイン:ホットピンクです。日本のショーケースでも多くの方が私の名前をホットピンクで書いたボードを持ってくださっていたので、ファンの皆さんが私をホットピンクとして記憶してくださっているんだなと思ってうれしかったです。

――「KISSしたいほど愛する」アイテムは?

スアン:スマホケースです。気分転換したい時や、活動のタイトル曲が公開されたら、その曲の雰囲気に合うスマホケースを買ってコレクションすると楽しく活動できます。

ナ・ゴウン:リップバームです。このバッグに1つ、あのバッグに1つ、ポケットに1つ……みたいに、あちこちに入れておきます。いろいろな種類ではなく、気に入ったもの1,2種類を入れておいて、いつでもどこでも使えるようにしています。

ユキ:炭酸飲料がないと生きていけません(笑)。シュワっとはじけて爽快で気分転換できるからです。

ドシ:イヤフォンです。デビューして共同生活をするようになってから、大きな音で音楽が聞けなくなったし、イヤフォンで音楽を聞くと別次元にいるような気分になれるからです。

パク・ジウン:愛しているというわけではないですが(笑)、iPadです。練習の時にモニタリングをしないとモヤモヤするので、モニタリングをするアイテムiPadが欠かせないからです。

イレ:ぬいぐるみのマンボクです。日本に持ってこなかったので、ホテルで抱くものがないです。早く会いたくて仕方ないです(笑)。

チェイン:クロックスです。ないと歩きたくないくらいに愛しています(笑)。気に入ったものが見つかったら買ってコレクションしています。日本でもたくさん履いていました!!
 

PURPLE K!SSの魅力「メンバーが仲良しで“ケミ”が無限に」

――宿舎では、どのような部屋分けですか? それぞれの部屋の雰囲気も教えてください。

ユキ:私とドシちゃん、チェインとイレ、他の3人が同室です。

パク・ジウン:私たちの部屋は“睡眠”部屋です(笑)。早く眠るメンバーが集まっていて、物が少なくてベッドだけがあるリラックスできる部屋です。とてもきれいです。

ドシ:私とユキの部屋は3人の部屋よりはきれいではないですが(笑)、部屋にトイレが付いているのが最高の特権で、小さな家みたいに独立した空間です。そして2人とも夜行性なので、一番遅く照明が消える、ある時は消えることがない部屋です(笑)。

イレ:チェインは整理整頓が好きで、私は物が少なくて、最近大掃除をしたこともあって、とてもきれいな部屋です。そしてチェインと私はテンションが高い時はとんでもなく高いので、朝まで一番うるさい部屋です。

――メンバー内のケミ(仲良しグループ)を調べたら、無限といえるほどの組み合わせがありました。そこで、最近特に熱いケミを教えてください。

ナ・ゴウン:本当にたくさん組み合わせがあって、ファンによって支持する派が違うので、選ぶのが本当に難しいです。

――ナ・ゴウンさんが推薦するケミは?

ナ・ゴウン:私とスアンは“ゴス(ゴウン+スアン)”と呼ばれています。笑うポイントが似ていて、2人でいると声が枯れるくらいよく笑っています。

イレ:私とチェインは“ブブズ(夫婦ズ)”です。中学生の頃からの知り合いだし、ルームメイトで同い年なので。

――どっちが夫ですか?

全員:キャー!!(爆笑)

イレ:考えたことがなかったですが、ファンの皆さんの要望に合わせます(笑)。

ユキ:私はドシちゃんと“トキトキクンクン”のケミ名があります。ふたりの名前と“クンクン(どんどん)”を合わせたものです。

パク・ジウン:私は本当にたくさんあります。スアンとは“マッマクズ(長女と末っ子ズ)”、ゴウンとジウンとウンソン(ドシの本名)で“ウンニズ”。デビュー前に金髪だった時はイレと“クムパルズ(金髪ズ)”と呼ばれていました。このように、メンバーたちが仲良しでわきゃわきゃした様子を見る楽しみもあるのがPURPLE K!SSの魅力のひとつだと思います。
 

メンバーの素顔に迫る一問一答!「日本に来て覚えた言葉は…」

――本当にその通りですね。では、これからは、ソロ質問をいたします。まず、パク・ジウンさんは日本語が得意で、趣味はドラマやYouTubeを見ることとのことですが、日本のドラマや映画で好きなものはありますか?

パク・ジウン:だいぶ前ですが、ドラマの「ホタルノヒカリ」と「逃げるは恥だか役に立つ」を見ました。

――最近覚えた日本語は?

パク・ジウン:日本に来てからユキがメンバーに教えてくれたのですが「かわいすぎてハゲそう」という言葉を覚えました(笑)。

ユキ:初めはイレちゃんに教えてあげたんです。イレちゃんは流行っている日本語を教えるとすぐに採用して使ってくれるんです。私が言ったら「えっ?」ってなるかもしれないけど、メンバーたちが言ったらかわいいかなと思って教えてあげました。

――ファンの前で使ってみましたか?

ユキ:イレちゃんが一生懸命に使っています(笑)。

ジウン:(日本語で)ファンの皆さんが「おもしろい!! ハハハ」と笑っていました(笑)。

――ナ・ゴウンさんの趣味は料理と散歩とのことですが、得意料理と散歩の魅力を教えてください。日本でも散歩をされましたか?

ナ・ゴウン:韓国料理が好きなので、キムチチゲとか汁物をよく作りますし、チェユクポックム(豚肉の甘辛炒め)もよく作ります。メンバーたちにもよく作ってあげますが、リアクションがいいので「あ~!! すごくおいしい」と言ってくれるのでうれしいです。そして私が散歩を好きな理由は、小さな悩みがある時に自然の中を歩いたら、その悩みがとても小さなことに思えてくるからです。日本でも散歩をしましたが、いつも日が暮れてからだったので、韓国に帰る前までに昼間に散歩をしたいです。

――ドシさんはいつもイヤフォンをつけて音楽を聴いているそうですが、どんな音楽を聴いていますか? 日本のアーティストの音楽を聴くこともありますか?

ドシ:ジャンルを問わずなんでも聴くのですが、最近はロックをよく聴いています。そして日本に来たからか日本の曲をたくさん聴いています。以前からKing Gnuさんが好きでよく聴いていますし、DAY6先輩のファンなので日本のアルバム「UNLOCK」も日本に来てからずっと聴いています。

――日本のアーティストでカバーしたい曲はありますか?

ドシ:今回の日本ショーケースでは家入レオさんの「君がくれた夏」をやったので、次はback numberさんとか、多様なJ-POPのカバーをしてみたいです。

――イレさんはベッドにぬいぐるみをたくさん置いているそうですが、どんなぬいぐるみですか? 一番のお気に入りは?

イレ:マンボクというフワフワした犬のぬいぐるみや、ピカチュー、ライアンなどのかわいい子たちを大切にしています。ファンの皆さんがプレゼントしてくださったのですが、その中でもいつも抱いて寝ているのがマンボクです。

――マンボクはキャラクターの名前ですか?

イレ:いいえ、私がつけた名前です(笑)。

――またイレさんは絵を描くことが趣味とのことですが、どんな絵を描くのでしょうか?

イレ:空いた時間に絵を描く時はキャラクターみたいにかわいい絵を描いて、たまに「今日は絵を描きたい!!」と思い立った時は、写実的に書くこともあります。

――ユキさんは中学を卒業してすぐに韓国に渡ったそうですが、当時、どんな気持ちでしたか? 練習生時代、異国ゆえに苦労したことはありますか?

ユキ:初めて自分の足で、しかも1人で海外に行くことになったので不安な気持ちが大きかったですが、ドキドキワクワクと期待する気持ちもありました。でもやっぱりその時は韓国語がまったくできなかったので、不安の気持ちのほうが大きかったです。最初はやはり言葉の壁が大きくて、メンバーが笑っていたり、悲しい雰囲気になっていても、自分にはその状況が把握てきなかったのがつらかったです。言葉の面以外では辛いものに苦労しました。日本の辛さとは全然違う舌が痛くなる辛さなので。でも今は全然大丈夫です。

――ユキさんは歌も上手いですが、ラッパーを志望した理由はなぜですか?

ユキ:ラップをしている人たちを見るとカッコよくて目がいくので、私もそんな人になりたいと思って志望しました。

――チェインさんは、写真を撮ること、ビーズ、パン作り、絵を描くことなど、とても多趣味ですが、今特にハマっていることは?

チェイン:最近は陶芸にハマっていて、休日のたびに陶芸工房に通っています。作ったものを自分で使うことも意味がありますが、プレゼントをするのが好きです。家族や家族の知人たちにいくつかプレゼントをしました。メンバーにはスプーンを作ったのですが、まだ受け取りに行けていないんです。

――なぜそんなに多趣味なのですか?

チェイン:手作りをするとストレスが解消されるからです。

――宿所でパンを焼くこともありますか?

チェイン:残念ながらオーブンがないので、実家に帰った時に焼いています。

――スアンさんは幼い頃、フィリピンに住んでいたそうですが、フィリピンで過ごした幼い頃の思い出を聞かせてください。

スアン:フィリピンでは1年間英語の勉強をして、週末のたびに水泳をしたり、マンゴーを食べたりして楽しい思い出がたくさんあります。

――なぜフィリピンに行くことになったのですか?

スアン:叔父さんが英語の先生だったので、仕事で行くことになり、私と家族の何人かが英語の勉強になるからと一緒に行くことになったんです。

――歌唱力がすばらしいスアンさんですが、子どもの頃から歌がうまかったのですか?

スアン:子どもの頃は特にうまいと言われたことはなかったですが、歌を聴くのはとても好きでした。両親と教会に行って聖歌を歌ったりもしていたので、子どもの頃の聖歌隊での経験が歌の上達に役にたったのかもしれません(笑)

――最後に、読者にメッセージをお願いします。

ユキ:日本のPLORYの皆さん、私たちが遂に日本に来ました!! ショーケースやプロモーションにたくさん来ていただいて本当にありがとうございました。また日本にたくさん来ますので、またお会いできることを楽しみしています。大好きです♡

ナ・ゴウン:日本に滞在した2週間、とても幸せな思い出がたくさんできました。ファンの皆さんが作ってくださった思い出なので、とても感謝していますし、私たちが幸せだったようにファンの皆さんにとっても幸せな時間だったならうれしいです。これからも日本にたくさん来られるように努力いたしますので、待っていてください!!

取材:安部裕子 / 撮影:前手秀紀

■リリース情報
4thミニアルバム「Geekyland」
好評配信中
詳細はこちらから:https://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A026967/VEATP-40221.html

■関連サイト
PURPLE KISS アーティストページ(ビクターエンタテインメント):https://www.jvcmusic.co.jp/PURPLEKISS/

記者 : Kstyle編集部