NATURE、3rdミニアルバムでカムバック!高難度の振り付けに苦戦も“達成感を感じることができる”

Newsen |

写真=n․CHエンターテインメント
NATUREが魅力的な九尾の狐に変身し、前作の「RICA RICA」とは全く異なる魅力でファンの心をつかむという。

彼女たちは最近、3rdミニアルバム「NATURE WORLD: CODE W」をリリースして、約10ヶ月ぶりにカムバックした。

Newsenとのインタビューに応じたNATUREは「『RICA RICA』で好反応を得て、次のアルバムに対する悩みが多い時間でした。10ヶ月間、どのような歌を歌えば人々に『RICA RICA』より強い印象を残すことができるか考えました。10ヶ月ぶりに披露するアルバムであり、感無量で楽しみです」とカムバックの感想を語った。

「RICA RICA」が予想より話題を呼び、NATUREの悩みも深くなったという。当初、空白期を持たずにカムバックをする予定だった彼女たちは、予定されたスケジュールを調整して次のアルバムコンセプトについて工夫した。

セボムは「『RICA RICA』の次にリリースする曲のミュージックビデオも撮っている状態でしたが、『RICA RICA』が予想よりヒットした。悩んだ末にその曲はしばらく入れておいた状態です。この後に他の曲も録音してみましたが、私たちは『RICA RICA』の次に出す曲が本当に重要だと思いました。気に入る曲を見つけるまで悩んで先延ばして、『LIMBO!』という楽曲でカムバックしました」と説明した。

キム・ソヒは「『RICA RICA』よりはユニークでなければいけないと思いましたし、『RICA RICA』のように笑えるものではいけないと思って、そこに重点を置いて研究しました。そこで『LIMBO!』という結果が出ました」と付け加えた。

今回のアルバムのタイトル曲「LIMBO!」は、恋に落ちていく過程をハラハラするリンボーゲームで表現した楽曲で、自分の感情を表すことができる、素直で堂々とした姿を九尾狐というコンセプトになぞらえた。

セボムは「『LIMBO!』というタイトルを聞いた時、人を誘惑するような印象を受けました。それを象徴的に見せられるものが何か考えて、九尾の狐を思い出し、ミュージックビデオも人を惑わすコンセプトにしました」と話した。

キム・ソヒは「もっと圧倒的な姿を見せられるアルバムで、NATUREならではの色だと思います」と自信した。ハルも「ミュージックビデオがどのような雰囲気なのか期待していましたが、かっこよすぎてびっくりしました。NATUREは何でもこなすことができる素敵なグループであることを感じました」と満足感を表した。

「RICA RICA」の時に、アフリカの伝統ザオウリダンスをモチーフにしたシグネチャーダンスを披露した彼女たちは、新曲の高難度の振り付けに舌を巻いた。リンボーを応用した動作から髪の毛を掻き上げる動作まで、休む暇もなく続いた。ハルは「『RICA RICA』の時もダンスがとても難しくて大変でした。あの時は足が大変だったとすれば、今回は全部大変です。『RICA RICA』の時につけた体力がなかったら無理だったと思います」としながらも「ダンスブレイクがあるので、私たちがダンスも上手だということをお見せできると思います」と期待を示した。

ユチェも「『RICA RICA』の時は足をバタバタさせるパートだけ大変でしたが、今回は最初から最後までずっと動いて、頭も回して走り回って、腰も使います。体力の管理が必要だと思って、みんなで体力トレーニングをしています」と付け加えた。

チェビンも「ダンスの試案を初めて見た時に『あの部分だけ自分のパートじゃなかったらいいな』と思っていましたが、自分のパートになりました(笑)。ダンスが少し難しいですが、踊っているうちに達成感を感じることができます」と推薦した。

NATUREはデビュー後、様々なジャンルをこなしてきたグループだ。メンバーたちもどのようなコンセプトもこなすことができる、幅広いスペクトルが自分たちの魅力だと強調した。これに対して、セボムは「ファンや人々も次にどのようなコンセプトをするのかわからないという反応です。私たちがこれからどのようなコンセプトを見せるのか決まっていることはないので、様々な姿を披露したいです」と答えた。

続いて「BLACKPINK先輩たちの楽曲の中で、『優しい顔にそうじゃない態度』というものがあり、新曲のミュージックビデオを見てそれが思い浮かびました。相反するものたちが結合した結果だと思い、私たちだけの競争力だと思います」と付け加えた。

NATUREは、音楽配信チャートや音楽番組のランキングの他にも人々にグループの名前を強く印象付けたいという覚悟だ。ロハは「街を歩きながらレストランに入った時に、人々が『NATUREの曲じゃない?』と言うところまで行ってほしいです」と話し、キム・ソヒは「学生たちが昼食の時間や放課後に『LIMBO!』をかけてダンスを踊ってくれたら嬉しいです。学生たちの影響力がすごいので。もちろん、そこまで行くのが大変だということはよく知っています」と話した。

「RICA RICA」の活動前に約1年6ヶ月にわたる長いブランクを経たNATUREは、再び長く待ってきたファンたちに申し訳ない気持ちと感謝の気持ちを同時に伝えた。ロハは「ファンたちが期待して待ってくださっただけに、ステージでお応えできる歌手になりたいです。どのような状況でも待つのは大変だと思います。いつも待ってくださるのを見ると、尊敬の念を感じます。私たちもファンにとって尊敬できるアーティストになりたいです」と伝えた。

セボムは「ファンたちも私たちを応援しながら大変なことが多いと思います。それにもかかわらず、どのような曲やコンセプトもずっと応援してくださるLEAF(ファンの名称)の方々に心から感謝を伝えたいです」と述べた。

記者 : イ・ハナ