OMEGA X、SNSアカウントを新たに作成…事務所代表のパワハラ疑惑にコメント「不当な待遇に苦しんだ」(全文)

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写真=SPIREエンターテインメント
OMEGA Xのメンバーが、事務所代表のパワハラ疑惑が浮上後、初めて公式コメントを発表した。

メンバーたちは本日(6日)、新しく開設した公式SNSを通じて「事件の当事者である僕たちが、自ら現在の状況を知らせたいと思い、小さいがコミュニケーションの場を設けた」とコメントした。

彼らは「僕たちは、所属事務所SPIREエンターテインメントの強要で『事務所に相談なくSNSに投稿をした場合、民事・刑事上の責任をとる』という覚書を作成しており、事務所に関するコメントをまとめるまで、ファンの皆さんと一日でも早くコミュニケーションをとりたくても慎重になるしかなかった」と伝えた。

メンバーたちは「グループ活動開始から今まで、幸せな時間もありましたが、苦痛の時間もあった。今回、僕たちの被害が世の中に知られてしまったら、今まで成し遂げたものも水の泡になるのではないかと心配した。しかし、これからは恐れず、みんなで勇気を出すことにした」と明かした。

OMEGA Xは、応援してくれたファンのおかげで2年という時間を耐え抜くことができたとし、「泣きたいほど事務所から不当な待遇を受けた日もあったが、ファンの歓声を忘れず、応援のメッセージを何回も読んでから寝るのが、僕たちの唯一の支えになっていた。これからも僕たちは今までのように夢に向かって最後まで走り続ける予定だ」と伝えた。

また「たくさんの方が心配して待ってくれたが、コメントの発表が遅くなってしまい申し訳ない」と付け加えた。

先立って、あるネットユーザーがSNSにOMEGA Xが所属するSPIREエンターテインメントの代表と思われる女性が、メンバーたちを殴る場面を目撃したとし、音声ファイルを公開したことで、暴言・暴行疑惑が浮上した。

ネットユーザーが公開した音声のファイルでは、代表と思われる女性が「私が辛い時に私を配慮した?」「何様なの?」「立ちなさいよ」などと叫んでいる。ネットユーザーの証言によると、代表がメンバーを強く押した後、そのメンバーが倒れこむ姿を見たという。

これについてSPIREエンターテインメントは10月24日、「良くないお知らせでご心配をおかけし、お詫び申し上げる。OMEGA Xは22日、米・ロサンゼルス公演を最後に、初のワールドツアー『CONNECT : Don't give up』を終了した。SNSで公開された当時の状況は、9月16日にメキシコ・グアダラハラから22日に米・ロサンゼルス公演まで、約1ヶ月以上のツアーを終え、行った食事会で起きたことだった」とコメントした。

また「当時、メンバーと事務所は全てのツアーが終わった後、次の活動のためお互いが頑張ってきたことについて話していた。そんな中、お互いに残念に思う部分についての話が出て、感情が激しくなって声が大きくなった。食事会の後も話し合いは続いたが、現在は全ての誤解を解き、お互いに配慮しながら前に進むことを約束し、会話を終えた」と釈明した。

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写真=OMEGA X 公式SNS

【OMEGA X 公式コメント全文】

こんにちは。

僕たちを愛するファンのみなさん、そして応援してくれる方々に感謝の言葉を伝え、事件の当事者である僕たちが自ら現在の状況を知らせたいと思い、小さいですがコミュニケーションが取れる場を設けました。

僕たちメンバーは、所属事務所SPIREエンターテインメントの強要で「事務所に相談なくSNSに投稿をした場合、民事・刑事上の責任をとる」という覚書を作成しており、事務所に関するコメントをまとめるまで、ファンの皆さんと一日でも早くコミュニケーションをとりたくても慎重になるしかなかったことを理解して頂きたいです。

僕たちはグループ活動開始から今まで、幸せな時間もありましたが、苦痛の時間もありました。今回、僕たちの被害が世の中に知られてしまったら、今まで成し遂げたものも水の泡になるのではないかと心配しました。しかし、これからは恐れず、みんなで勇気を出すことにしました。

僕たちのグループは、挫折の時間を経て集まった11人のメンバーが、夢を諦めずにようやく手にした二度目の機会でした。

僕たちが夢を諦めず挑戦できた唯一の原動力は、僕たちを待って、信じて、応援してくれたファンの皆さんでした。ファンの皆さんのお陰で、2年という時間を耐えることができました。泣きたいほど事務所から不当な待遇を受けた日もありましたが、ファンの歓声を忘れず、応援のメッセージを何回も読んでから寝るのが、僕たちの唯一の支えになっていました。

これからも、僕たちは今までのように夢に向かって最後まで走り続ける予定です。僕たちは良い音楽とステージでファンのみなさんの前に立ちます。同じ目標を持っている11人のメンバーと、僕たちと同じ夢を持っているファンの皆さんは、僕たちにとって、二度と失いたくない世の中で最も大事なものです。

たくさんの方が心配して待ってくださいましたが、コメントの発表が遅くなってしまい申し訳ありません。勇気を出して伝えた本心を、最後まで読んでくださりありがとうございます。

ありがとうございました。

記者 : ファン・ヘジン