Y2K 松尾光次、約20年ぶりに韓国のステージに!日本活動&兄にも言及「お互いの道を応援している」

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写真=LOVE CHIPS INTERNATIONAL Inc
Y2Kの松尾光次が約20年ぶりに韓国でステージを披露した感想を伝えた。

韓国でソロデビューシングル「Our Fire」を発売した彼は最近、ソウル麻浦(マポ)区弘大(ホンデ)ローリング・ホールで単独コンサート「ONE MAN SHOW One Way Street」を開催し、韓国で初めての公式ステージを披露した。約20年ぶりとなる韓国での活動再開の場であり、ソロデビューシングル「One Fire」をライブで初公開するステージという点で、松尾光次はもちろん、ファンにとっても感慨深い席だった。

この日、彼は約20年ぶりに再会したファンを目の前にし、込み上がる感情でなかなか話を続けることができなかった。続いて「Never Too Late」「Taking Over」「One Way Street」「Pieces」「Not Without You」「Action」「Save You」「Encore」などを歌いながら、ステージを熱く盛り上げた。また、SWANKY DANKの「Misery」「Amazing Dreams」などもパワフルに熱唱し、日本でロックバンドメンバーとして活動したステージも披露した。

ソロデビューシングル「Our Fire」がライブで初めて公開されると、雰囲気は絶頂に至った。同曲は韓国のファンクラブであるADONISとの思い出を思い浮かべながら、松尾光次が自ら作詞、作曲した。他にもY2Kのヒット曲「深い悲しみ」「別れた後に」をファンと一緒に歌いながら過去を思い出した。日本でバンドSWANKY DANKのメンバーとして12年間活動した彼は、情熱的なライブと穏やかなマナーでファンを熱狂させた。

ソロデビューシングルの発売とコンサートまで成功裏に終えた松尾光次は、所属事務所のLOVE CHIPS INTERNATIONAL Incを通じて韓国での音楽活動を本格的に再開する。

――韓国での公式活動はY2Kの活動以来、約20年ぶりですね。かつて韓国から日本にわたってポップパンクバンドSWANKY DANKのメンバーとして活動しましたが、日本での活動はどうでしたか?

松尾光次:Y2Kの韓国活動を終えた後、SWANKY DANKのメンバーとして日本で12年間活動し、様々な悩みと苦労が多くて、2019年に活動を一時中断しました。それでもロック音楽が好きなので、着実に曲を作り、歌いながらここまで来れたような気がします。その姿をたくさんの方々がわかってくださったんだと思います。

――韓国に戻ってくるまで長い時間がかかり、今までいろんなことがあったと思います。兄の松尾雄一さんとは一緒に復帰してはいませんが、韓国活動について彼と議論したことはありますか?

松尾光次:20年間、僕たちは心の向くままに活動してきました。おかげでSWANKY DANKを結成し、今まで来れたような気がします。雄一とはずっと一緒に活動してきたので、お互い異なる道に進みたくて、それぞれの道を選びました。家族なので、時々会いながらお互いの道を応援しています(笑)。

――デビュー初期の1990年代から今に至るまで、ルックスがあまり変わってないようです。以前、音楽はもちろん、ハンサムなルックスも話題でしたが、ルックスに対する関心をプレッシャーに感じたことはないですか? また、現在もハンサムなルックスをキープする秘訣はありますか?

松尾光次:ルックスに対する関心は、正直昔はプレッシャーに感じました。でも、自分の仕事が何かということを受け入れてからは、内面を鍛えることにより集中していたら大丈夫になりました。今もトレーニングと食事制限である程度キープしています(笑)。

――ソロデビューし、シングル「One Fire」を発売した感想はいかかですか? ずっと前にファンとした約束を守ることになって感慨深いと思いますが、制作において最も重点を置いた部分はどこですか?

松尾光次:「Our Fire」は昨年、Masと一緒に曲を作った際に生まれた歌です。メロディーを作る段階からファンとのキャンプを思い出しました。ADONISのみんなと再会できる日を待っていて、新しいファンにも近づける曲になると思います。メッセージが確実に伝わるように、韓国語の歌詞で発売しました。

――「One Fire」の韓国語歌詞と歌唱が印象的でした。今回のシングルを制作しながら、特別だった経験や思い出はありますか?

松尾光次:久々に韓国語でレコーディングをしてみました。元々は英語で歌詞を書いてから歌っていましたが、韓国語で歌ったら新しく聴こえて、たくさんの発見がありました。「あ、韓国語ではこのように聴こえるんだ」と思いながら、毎日勉強するような気持ちで歌を歌いました。

――ソロデビューシングルを皮切りにたくさんの音楽を披露すると思いますが、現在準備中あるいは聴かせたい音楽はありますか? また、次回作の構想もしていますか?

松尾光次:ファンの方々にもっと聴いてほしい曲があります。たくさん準備しているので、楽しみにしていてください。

――今回の単独コンサート「ONE MAN SHOW One Way Street」は、どんな気持ちで準備しましたか?

松尾光次:昨年から準備してきた歌を、ステージで聴かせることができてとても嬉しかったです。今回のステージは僕にとって非常に大切なライブで、「前へ進むしかない」というメッセージを盛り込んでみました。人生は前へ進むしかないので、楽しまなければならないと思います。これから僕の挑戦を見守ってほしいです。

――今回の単独コンサートはソロとして初めての公式ライブでしたが、これから様々なステージを期待してもいいでしょうか?

松尾光次:できる限りたくさんのステージに立ちたいです。日本でも韓国でも、機会があれば多くのステージに挑戦したいです。

――様々な歌手が活動する韓国の音楽界で、自分の音楽だけの強みはなんだと思いますか?

松尾光次:僕の好きなロックに自分の声を入れると、面白いサウンドが作れると思います。なので、必ず僕が歌う歌を聴いてくださったら嬉しいです。必ず聴いて、僕の音楽の世界を見てほしいです。

――ファンに一言お願いします。

松尾光次:長い間待ってくださったファンの方々に心から感謝します。今回の単独コンサートで、20年間の空白を埋めながら思う存分に楽しむことができました。これからも見守って、応援してください。

記者 : パク・ソリ