「ブラインド」2PM テギョン&ハ・ソクジン、誤解を解き真犯人を追い詰める【ネタバレあり】

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「ブラインド」放送画面キャプチャー
2PMのテギョンとハ・ソクジンが真犯人を捕獲した。

28日に韓国で放送されたtvN金土ドラマ「ブラインド」第13話の視聴率は、韓国の首都圏地域の世帯の平均3.6%、最高4.5%を記録し、全国世帯基準で平均3.2%、最高3.7%を記録、首都圏と全国基準すべてケーブルや総合編成を含めたチャンネルで同時間帯1位を獲得した。(ケーブル、IPTV、衛星統合した有料プラットフォーム基準/ニールセン・コリア提供)

この日、放送ではリュ・ソンジュン(2PM テギョン)とリュ・ソンフン(ハ・ソクジン)兄弟が誤解を解き、真犯人の追跡に成功した。これと共に殺人鬼の罠にかかった加害者たちが自分の口で過去の罪を吐露し、隠された真実がすべて解明された。

チョン・ユンジェ(パク・チビン)の実体を知ったリュ・ソンジュンは彼を捕まえるために奔走した。襲撃を受けて生死の境をさまよっていたリュ・ソンフンも目が覚めると、2人はこれまでの誤解を解き、地に落ちた信頼を回復した。その日、河川敷で自分を攻撃したのはチョン・ユンジェだというリュ・ソンフンの証言に支えられ、リュ・ソンジュンは直ちに彼を指名手配、追撃に拍車をかけた。

このような中、チョン・ユンジェはペ・チョルホ(チョ・スンヨン)を皮切りに、希望福祉施設と関わった人たちを一堂に集め始めた。彼を捕まえるために血眼になっているヨム・キナム(チョン・インキ)、ペク・ムンカン(キム・ボプレ)をはじめ、ナ・グクヒ(チョ・ギョンスク)、チョ・ウンギ(Apink チョン・ウンジ)とチョ・インスク(チョ・ヨンヒ)親子、20年前にチョン・ユンジェを見て殺人を予言したクォン・ギョンジャ(チェ・ジヨン)と息子を捨てた人物(オ・ミネ)まで、過去の繋がりを持ったすべての人が地下牢に連行されてきた。

恐怖に包まれたターゲットたちを見守っていたチョン・ユンジェは、「代表にもう一人死ねば残りは生かしてやる」と条件を掲げ、不気味な雰囲気を醸し出した。死を目前にした状況でもチョ・ウンギは相変わらず平静を維持し、協力を強調したが、他の人たちはひたすら自分だけ生きればいいという利己心を示した。

修羅場の中で20年前の彼らの過ちも一つ一つ明らかになった。自分の私利私欲を満たすために、強者に踏みにじられて口止めされたせいで、そしてその他の理由で死んでいく子供たちを見ても目をつぶった平凡な加害者たちの素顔は怒りを誘発した。この過程でチョ・ウンギがペク・ムンガンの娘だという意外な事実も公開され、大きな衝撃を与えた。

最後まで過ちを悔いるどころか、お互いを責めるのに忙しい加害者の姿を見て嘲笑していたチョン・ユンジェは、気配に気づいて走ってきたリュ・ソンジュンが地下監獄に入るまで待った。かつて助けてほしいと言った自分の手を振り切ったリュ・ソンジュンも、彼の殺人リストに含まれていたのだ。「私は人を殺すのではなく、原則を殺すのだ」というチョン・ユンジェの言葉は、幼い頃を奪われた13番の少年の悲しみであり残酷な殺人鬼の自己合理化でもあった。

しかし、チョン・ユンジェの復讐は、リュ・ソンジュンと一緒にいたリュ・ソンフンの助けにより実現できなかった。突然の状況に慌てたチョン・ユンジェは、自分の手で計画を終えるために乗り出したが、結局リュ・ソンジュンが仕掛けた罠にかかってしまった。数多くの人を殺害し、兄のリュ・ソンフンを攻撃するだけでなく、自分に殺人の濡れ衣まで着せた犯罪者を捕まえたリュ・ソンジュンの姿が視聴者に快感を与えた。

ジョーカー殺人事件と陪審員連続殺人事件、そしてクォン・ユンジェ(カン・ナオン)殺人事件の犯人チョン・ユンジェが捕獲され、20年前の事件の真実も水面上に浮上している。大部分の真実が明らかになったが、誰が幼いリュ・ソンジュンにチョン・ユンジェの記憶を与えたのか、現在のチョン・ユンジェが本当は何を考えているのか分からない状況だ。

犯人を捕獲しながら新しい局面を迎えたtvN金土ドラマ「ブラインド」は、韓国で本日(29日)午後10時40分に第14話が放送される。

記者 : パク・パンソク