キム・レウォン、映画「デシベル」で共演したASTRO チャウヌを称賛“難しい演技を見事にやり遂げた”(総合)

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映画「デシベル」(監督:ファン・インホ)の制作報告会が10月21日、ソウル広津(クァンジン)区ロッテシネマ建大(コンデ)入口店で開かれた。キム・レウォン、イ・ジョンソク、チョン・サンフン、パク・ビョンウン、ASTROのチャウヌ、監督のファン・インホが出席した。

11月16日に韓国で公開される映画「デシベル」は、騒音が大きくなる瞬間に爆発する特殊爆弾で、都心を占拠しようとする爆弾の設計者(イ・ジョンソク)と彼のターゲットになった元海軍副館長(キム・レウォン)が繰り広げるサウンドテロアクション映画だ。

「デシベル」は騒音が大きくなる瞬間に爆発する“騒音反応爆弾”というユニークな題材で圧倒的スケールの都心テロを予告して期待を集めている。また、キム・レウォン、イ・ジョンソク、チョン・サンフン、パク・ビョンウン、チャウヌなどの代替不可能な俳優たちが、多彩かつ立体的な魅力のキャラクターで完璧に変身し、強烈なシナジー(相乗効果)を生み出して、映画をより一層豊かにする予定だ。

写真=キム・レウォン
同日、キム・レウォンは「撮影に6ヶ月以上かかった。内部では映画の出来が良いとお祭りムードだった。個人的に期待している」と作品に対する信頼を伝えた。「観客に会う気分はどうか?」という質問に、イ・ジョンソクは「嬉しい。先輩たちとの作業がとても良かったので期待している」と話した。

テロのターゲットになった元海軍副館長役を務めたキム・レウォンは、「これまでは格闘中心のアクションシーンが多かったけれど、今回は車両を運転しながらカーチェイスに挑戦した。水中爆破を防ぐシーンもあるし、高層ビルから飛び降りるシーンもある」と説明し、「大変だった」と笑顔を見せた。

「100mを何秒で走るのか」という質問にキム・レウォンは「よく走る。昔は12秒で走った」と話した。この程度だと、「アイドル陸上大会」で優勝できるんじゃないかという言葉に、チャウヌは「金メダルだ」と笑顔で答えた。

写真=イ・ジョンソク
ファン・インホ監督は「キム・レウォンさんは、軍人でありながら人間的な演技を完璧に演じてくれた。キャラクターそのものになったように思った」とし、愛情を示した。

イ・ジョンソクは、爆弾の設計者であり、MENSA(全人口の内上位2%のIQを持つ国際グループ)出身の海軍大尉役を務めた。彼は「実は今日、制作報告会に僕が登場したら、スポイラー(ネタバレ)になるんじゃないかと思った」と話した。

ファン・インホ監督は、「イ・ジョンソクの演技を見て、2度固まった。初の撮影で、独白シーンを撮影する時だった。『大変すぎる』と言われて、どうしようと思ったけれど、撮影が始まったら急変した。暴走する機関車のような莫大なエネルギーを感じた」と期待を高めた。

写真=チャウヌ
しかし、「アクションが大変で、避けることができれば避ける方だ」というイ・ジョンソクは、「シナリオを読んで出演を決定する時までアクションがなかった。しかしどんどんアクションシーンが増えて、『どうしよう』と思った。事前の準備が足りないまま撮影に臨んだけれど、アクションチームの協力をたくさん受けた」と伝えた。そして、「生き延びようとする、生存のためのアクションが出来上がった」と言って好奇心を刺激した。

「デシベル」を通じてスクリーンデビューするチャウヌは、海軍潜水艦の音響探知副士官役を務めた。「デビュー後初の映画を、このように素敵な先輩や監督と共にすることができて光栄だ」と話した彼は、「気持ちよく撮影した。嬉しくてわくわくする」と感想を語った。

続けて「落ち着いた性格を持っており、責任感を持って任務を遂行する人だ」と自身のキャラクターを紹介した彼は「劇中でキム・レウォン先輩がロールモデルだ。子供の時からテレビや映画で見た先輩たちと共演できて光栄だった。言っていただく言葉1つ1つに意味があった」と話した。

チャウヌと共演したキム・レウォンは、「本当に一生懸命に頑張ってくれた。状況的に難しい演技だったけれど、見事にやり遂げた」と称賛した。

「デシベル」は11月16日に韓国で公開される。

記者 : ペ・ヒョジュ、イ・ジェハ