Red Velvet アイリーンにそっくり?韓国観光公社が約8000万円をかけて作ったバーチャルヒューマンが議論に
OSEN |
写真=OSEN DB
Red Velvetのアイリーンに似たバーチャルヒューマン「ヨリジ」が、肖像権をめぐり議論となっている。昨年12月、“バーチャルインフルエンサー”として誕生したヨリジは、韓国観光公社が約8億ウォン(約8000万円)をかけて作ったバーチャルヒューマンだ。ヨリジはInstagramで活発に活動し、韓国の文化や観光地などを紹介してきた。その後、今年7月には韓国観光公社の名誉広報大使に抜擢された。
しかしその後、ヨリジのビジュアルがRed Velvetのアイリーンに似ているという意見が寄せられた。ヨリジはMZ世代(ミレニアム世代+Z世代)が好むビジュアルを反映して作られたという。しかし、単純に似ているほどではなく、実在の人物を連想させることは、十分に問題があるという指摘が出ている。
写真=ヨリジのInstagram、アイリーンのInstagram
これは19日に開かれた国会文化体育観光委員会・韓国観光公社に対する国政監査でも言及された。民主党のイ・ビョンフン議員は「AI人間を導入しようとした試みは良いが、実在の人物に似ているので、肖像権侵害などの問題がある」と、問題を提起した。これに関し、韓国観光公社の副社長であるシン・サンヨン氏は「肖像権契約は別途していない」とし「特定の人物をモデルにして作ったわけではない」と釈明した。
それだけでなく、マーケティング代行会社を通じて宣伝する過程で、観光公社がお金を払ってヨリジのSNS登録者数を増やしたという疑惑については「より徹底した管理をする責任がある」とすぐに改善措置を取ったと伝えた。観光公社はヨリジのSNSを登録している「偽のアカウント」を整理し、代行会社などに対する法的対応を検討しているという。
このようなニュースが報道されると、ファンからの厳しい意見が続いた。「実在の人物とそっくりなバーチャルヒューマンを作ることは、ディープフェイクと同じではないのか」という意見が多い。意図しなかったとしても、すでに特定の人物を連想させるということで「顔を修正しなければならない」という主張も続いている。
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記者 : キム・ナヨン