「ブラインド」2PM テギョン、なくしていた記憶を取り戻す【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=tvN金土ドラマ「ブラインド」のキャプチャー
「ブラインド」で完璧主義の判事ハ・ソクジンの実体が明らかになった。

10月15日に放送されたtvN金土ドラマ「ブラインド」第10話では、希望福祉院5人の少年の中で11番だったリュ・ソンフン(ハ・ソクジン)の実体と共に、20年前の悲劇と続いた陪審員たちのつながりも公開された。

ペク・ジウン(オ・セヨン)とヨム・ヘジン(ペク・スンヒ)が希望福祉院で殺害された事実を把握したリュ・ソンジュン(2PMのテギョン)はすぐそこに向かった。どこか見慣れた空間でチョン・ユンジェと出会った昔の記憶を思い出したリュ・ソンジュンは、自分のアイデンティティに対する疑問を抱き始めた。

個人の葛藤とは別に、殺人事件の真犯人を探すための熱血刑事の努力は続いた。チャールズ(オ・スンユン)をはじめ、ペ・チョルホ(チョ・スンヨン)、クォン・ギョンジャ(チェ・ジヨン)まですべて希望福祉院と関連があることが明らかになり、犯行動機が20年前の過去に対する復讐であることがより明確になった。しかし、陪審員のうち、チョン・インソン(パク・ジビン)だけはつながりが見つからず、疑問を残した。

ここに希望福祉院13番少年であり、ジョーカー殺人事件の真犯人と名指しされたチョン・ユンジェが死亡したというニュースが伝えられ、リュ・ソンジュンの正体と事件の真実は迷宮に閉じ込められてしまった。ぼんやりと自分を“ユンジェ”と呼んでいた兄のリュ・ソンフンの声を思い出したリュ・ソンジュンは、積もっていく疑問点により混沌に陥った。

リュ・ソンジュンが記憶を取り戻すほど、秘密を隠したリュ・ソンフンの心理はますます焦ってきた。これに先立ち希望福祉院の5人の少年に似た木彫り人形を彫刻したことをはじめ、リュ・ソンジュンを攻撃した犯人が着用したのと同じ靴を履いている点、陪審員であり助力者だったチョ・ウンギをこっそり追いかけるなど異常行動が捉えられ、視聴者の推理欲求を呼び起こした。

これと共に、リュ・ソンフンがチョ・ウンギを追う理由が、かつて希望福祉院の看護師であり、彼女の母親チョ・インスク(チョ・ヨンヒ)のためだったことが暗示され、不吉さを招いた。リュ・ソンジュンはチョ・インスクに会ってチョン・ユンジェと一緒に通っていた少年11、12番に対する情報に触れる一方、犯人が希望福祉院にかかわった人たちを狙っているという事実を伝え、警戒心を抱かせた。

同じ時刻、チョ・ウンギはチョン・ユンジェ兄妹について知っている修道女から渡された子供たちの写真を見ていた。その瞬間、センターには黒いレインコートを着た誰かが現れ、すぐに不吉な口笛が鳴り響いた。ターゲットを探すようにセンターをさまよい、ついにチョ・ウンギを襲った黒いレインコートの姿は、ぞっとする緊張感を醸し出した。

チョ・ウンギを探してセンターに到着したリュ・ソンジュンは、空っぽの事務室に虚脱する一方、チョ・ウンギのコンピュータ上にある写真を見て、なくしていた記憶を取り戻した。希望福祉院から来た養子はリュ・ソンジュンではなくリュ・ソンフンだった。チョン・ユンジェが死ぬ前まで一緒にいた少年11番があれほど愛した兄という事実はリュ・ソンジュンを混乱させた。特に、これまで自分を養子と勘違いしたまま、家族に認められるために努力してきた彼は、大きな傷を抱えた。

チョ・ウンギもやはり自分の口を塞いだ黒いレインコートの正体がリュ・ソンフンであることに気づき、驚愕した。果たして実体を現したリュ・ソンフンが、ジョーカー殺人事件と陪審員連続殺人事件を計画した人物ななのか、彼に捕まったチョ・ウンギの運命はどうなるか、関心が集まっている。

記者 : パク・アルム