放送開始「シュルプ」キム・ヘス&キム・へスク、対立する2人…早くも波乱の展開【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=tvN「シュルプ」放送画面キャプチャー
キム・ヘスが“遊び人の大君たち”と世子の病気で危機に置かれた。

韓国で15日に放送されたtvN「シュルプ」第1話では、王妃イム・ファリョン(キム・ヘス)と大妃(キム・へスク)の対立が描かれた。

王妃のイム・ファリョンは、聖君と呼ばれる王イ・ホ(チェ・ウォニョン)を補佐し、大君たちをケアすることに汗を流していた。その中でも次男のソンナム大君は、イム・ファリョンの統制から離れた人物で、彼を制御することに苦労していた。

これが気に入らなかった大妃はイム・ファリョンに「あんなやつらをおいて、足が運べますか?」と舌打ちをした。カッとなったイム・ファリョンが「あんなやつ、というのは大君のことでしょうか? 大妃様の孫たちなのに?」と問い詰めるも、大妃は「いくら孫でも私の息子の気を悪くするようなら見たくない。王妃も目があったなら、見たでしょう」と叱った。

世子(ペ・イニョク)の教育は問題なくちゃんと遂行しているので、老婆心はもう払ってくださいというイム・ファリョンのお願いにも彼女は「いつまであの大君たちの事故が、王世子の影で隠れると思いますか?」と怒った。

これにイム・ファリョンは「内命部と王子たちの管理は、中宮殿の所管です」と線を引いたが、世子の前では「人がうちの大君を見たらなんというか知っているのか。玉に瑕という。模範にはならなくても、迷惑をかけてはならないのに」と“遊び人大君たち”に対する愚痴をこぼした。世子は「思ったより、考え深い子たちなので、あまり心配しないでください。事故は起こしても、迷惑をかける子たちではありません」と、イム・ファリョンを慰めた。

しかし、従学教育が終わってすぐに、大君たちはファン貴人(オク・ジャヨン)の息子であるウィソン君(カン・チャニ)とケンカをし、あいにくこの場面を大妃が目撃し、大きく叱られた。

さらに、イム・ファリョンの唯一の誇りである世子が血虚厥(悪性貧血)で意識不明の状態になり、状況はさらに悪化した。

世子の命が危うい状態でも、大妃は「良く知られている病気なので、その終わりも知っているだろう。病気というものはそんなものだ。予告もなく一瞬にして命を奪い、残っている人を混乱に陥れる。だからか。意識を失った世子を見ると急にこんなことを思った。世子がもし、命を失って国本の座が空席になったら、王妃の息子の中にはその座に座る材木がいない、と」とひどいことを言った。

これにイム・ファリョンは「今、大妃様の孫が病気です」と怒ったが、大妃は「私の息子の国が、私の宮中をより懸念し、心配になります」と一蹴した。

世子はすぐよくなるというイム・ファリョンの願いにも、彼女は「もし、それができなかったら? そうなると、実録に欠点ばかりつけているであろう問題児たちが王位を受け継ぐでしょう。これを知っていますか? 王妃に一つだけよかったと思うこと、それが世子でした。だから、私の孫をちゃんと守りなさい」と強迫した。

これを受け、血虚厥で亡くなったテイン世子の実の母親ユン皇后(ソ・イスク)に会い、助けを求めるイム・ファリョンの姿がドラマの終わりを飾り、「シュルプ」の本格的な始まりを知らせた。

記者 : イ・ヘミ