“イム・ヨンウンの点数で不正疑惑”「ミュージックバンク」制作陣を警察が被疑者として捜査中…KBSは疑いを否定

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写真=KBS 2TV「ミュージックバンク」放送画面キャプチャー
イム・ヨンウンの放送回数の点数を操作した疑惑を受けているKBS 2TV「ミュージックバンク」が、警察捜査中に被疑者身分に転換された中、制作陣は「操作はしていない」と引き続き主張している。

ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)警察署は最近、「ミュージックバンク」の制作陣を被疑者身分に転換し、捜査を続けている。これに先立ち警察は8月24日、「ミュージックバンク」制作陣を業務妨害の疑いで立件し、KBSは「ミュージックバンク」の放送点数採点基準に関する資料を警察に提出した。

捜査について「ミュージックバンク」は14日、Newsenの取材に「『ミュージックバンク』は放送点数を操作していない。警察調査に協力し、疑惑がないようにする」というコメントを伝えた。

先立って5月13日に韓国で放送された「ミュージックバンク」では、イム・ヨンウンの「また会えるだろうか」とLE SSERAFIMの「FEARLESS」が1位候補に挙がった。イム・ヨンウンはデジタル音源点数(1148点)とアルバム点数(5885点)がLE SSERAFIMを上回っていたが、放送回数の点数が0点を記録し、惜しくも1位を獲得することはできなかった。一方、LE SSERAFIMの放送点数は5348点だった。

放送点数0点に対する問い合わせが続くと、「ミュージックバンク」のハン・ドンギュチーフプロデューサーは、KBS視聴者権益センター掲示板を通じて「今回の順位の集計期間は2022年5月2日~2022年5月8日だった。該当期間、集計対象であるKBS TV、ラジオ、デジタルコンテンツでイム・ヨンウンの『また会えるだろうか』が放送されていなかった。また、『KBS公営メディア研究所』がKBSの国民パネラー17,609人を対象に実施した『大衆歌謡選好度』調査でも、該当曲は回答率0%の結果が出た」と説明した。

一部の視聴者はこの期間中、イム・ヨンウンの「また会えるだろうか」がKBSのラジオで何回か選曲されたと指摘した。これに対し「ミュージックバンク」は「放送点数のうち、ラジオ部門はKBSクールFMの7つの番組を対象に集計している。該当番組以外の番組は集計対象ではない。このルールはすべての曲に平等に適用されている」と説明した。

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記者 : イ・ハナ