チャン・リュル、新ドラマ「身代金」スチールカットを公開…キャラクターの魅力を語る

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写真=TVING
俳優のチャン・リュルが「身代金」での活躍を予告した。

TVINGオリジナルシリーズ「身代金」は本日(14日)、必ず取引を成功させなければならないコ・グクリョルに扮するチャン・リュルのスチールカットを公開した。

同作は、お互いの“身代金”をめぐって駆け引きをしていた3人が地震で崩れた建物に閉じ込められた後、それぞれ最後の機会をつかむために危険な取引を始め、狂気じみた死闘を繰り広げるストーリーを描く。

公開されたスチールカットは、コ・グクリョルという人物への好奇心を刺激する。競売に熱を上げる人々の中で緊張した表情で番号札を持ち上げた彼は、病気の父親のため最後の綱を握るため行動を開始した。充血した目と硬い表情から、切実さがそのまま感じられる。

しかし、自身の願いとは異なり、予期せぬ地震という展開が雰囲気を変える。深く消えてしまった穴の中を眺めるコ・グクリョルの当惑した眼差しは、自身に置かれた危機的な状況を推察させる。建物の鉄骨をつかんで必死の脱出を敢行するコ・グクリョル。純粋な表情を消して生き残るため必死になる彼の姿がストーリーへの関心を高める。

チャン・リュルは「瞬く間に読み終えるほど没入感があった。原作のようにワンテイクで撮影することになるフォーマットの中で演技できることが興味深かったし、極限の災難状況の中で歪まない自分だけの善良さを持ったコ・グクリョルが魅力的だった」と伝えた。そして“身代金”を貫くキーワードとしては「上昇」を選んだ。彼は「同じ目標を見て自分たちだけの方法で上昇しようとする人々が登場する。全体的な脈絡から見れば、人物が階を上がって脱出する話」と付け加えた。

自身が演じるコ・グクリョルについても「それぞれ生き残るしかない状況で、唯一、一緒に生存しなければならない人物だ」と説明し、「コ・グクリョルは自身のための生存ではなく、父親の生存をさらに重要視する。そのため、1人で生きていくことは無意味だ」と付け加えた。続けて「極限の状況でも人を裏切ったり騙したりしない善良な感情を込めようとした」と強調した。

記者 : パク・アルム