山﨑賢人からメッセージも!「キングダム2 遥かなる大地へ」佐藤信介監督、釜山国際映画祭でファンの前に登場

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(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会
10月5日(水)から10月14日(金)まで韓国・釜山で開催中の「第27回釜山国際映画祭」。本映画祭のオープンシネマ部門に「キングダム2 遥かなる大地へ」が選出され、10月11日(火)20時から上映された。上映前に、佐藤信介監督による舞台挨拶も行われ、主演の山﨑賢人のコメント映像も上映された。

韓国で初めての上映ということもあり、寒空の下、大勢の観客が会場を訪れた。歓迎ムードの中、佐藤監督が登壇すると、会場から大きな拍手が響き渡り、佐藤監督は「アニョハセヨ。皆さんこんにちは。監督の佐藤です」と挨拶。さらに「寒くないですか? 大丈夫ですか?」と観客を気遣うと、観客から「ネー(はーい)!」と返答があり、会場中が温かい空気に包まれた。

(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会
釜山の感想を聞かれると「実は初めて釜山に来まして、こんなに美しい街だとは知らなくて、昨日から来ていますが楽しませて頂いています」と話し、撮影などで2年半はずっと日本国内にいた佐藤監督は、「久しぶりの海外の空気に触れて、より一層釜山の街がキラキラ輝く街に見えてます」と話し、会場からは大きな歓声が上がった。

本作の見どころについて聞かれた佐藤監督は、「今回ご覧頂く作品はパート2です。本編の冒頭に少し説明がありますが、パート1を見ていらっしゃらない方のために」と、監督自らパート1のストーリーや信と漂、信と嬴政の関係を丁寧に解説する一幕も。さらに、「興味がある方は、パート1も是非、見てください」とにっこり。「それから半年後を描くのが、これからご覧頂くパート2です。信は、大将軍になりたいという思いがあり、それを目指して、初めて本当の戦に挑んでいく姿を描いています」と作品への自信と意気込みを伝えた。観客は佐藤監督の語る言葉一つ一つにしっかりと耳を傾けていた。

最後に、これから映画を鑑賞する観客に向けて佐藤監督が「ありがとうございました。楽しんで下さい!」と挨拶し、大きな拍手の中、舞台挨拶は終了した。

(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会
そして、その後、本編上映の前に、主演の山﨑賢人からのコメントが上映され、山﨑は、「アニョハセヨ!」と韓国語で挨拶。本映画祭で上映されることを大変光栄に思っていると、感謝を伝えた。「“キングダム”の魅力の一つは熱量。僕が演じた信はまっすぐ物事を伝えたり、行動で示したり、僕自身も信と一緒に成長した部分がたくさんあります。この作品は監督、キャスト、スタッフ、みんなで熱量を込めて作り上げました」と思いを伝え、「海を越えて“キングダム”の熱量が海外の方たちにも伝わったら良いなと思っています」とコメントし、会場には再び大きな拍手が響き渡った。

エンドロールの後、会場中に大きな拍手が響き渡り、日本同様、釜山の街にも熱量が溢れた記念すべき夜となった。

暑い夏を熱く熱く盛り上げた「キングダム2 遥かなる大地へ」がいよいよ海外に進出。信が、嬴政が、世界を驚かすエンターテインメントの旅の始まり。日に日に秋が深まりつつあるが、まだまだ日本国内でも熱き物語は続いている。

(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会

◇山﨑賢人(主人公・信役) 動画メッセージ

アニョハセヨ。山﨑賢人です。「第27回釜山国際映画祭」オープンシネマ部門で「キングダム2 遥かなる大地へ」が正式招待作品として上映することになり、大変光栄に思います。ありがとうございます。「キングダム」の魅力の一つは、熱量だと思っています。僕が演じた信はまっすぐ物事を伝えたり、行動で示したりと、僕自身も信と一緒に成長した部分がたくさんあります。また、この作品は監督、キャスト、スタッフ、みんなで熱量を込めて作り上げました。
(会場にいる佐藤信介監督に向けて)信介さ~ん、楽しんでください! 今回の釜山国際映画祭で「キングダム2 遥かなる大地へ」がはじめて海外で上映されます。海を越えて、「キングダム」の熱量が海外の方たちにも伝わったら良いなと思っています。是非、映画をお楽しみください。カムサハムニダ。

◇佐藤信介監督 上映直後コメント

海外初めての上映を釜山国際映画祭の大スクリーンで、たくさんの方々と一緒に迎えることができて、とても嬉しかったです。
夜遅い上映にも関わらず多くの方にお越しいただいたこと、とても感動しました。ここ2年半はずっと映画制作で日本にいたので、海外の観客の反応に直接触れることができ、エンターテインメントの素晴らしさに改めて気づかされました。

記者 : Kstyle編集部