HYBEの株価が最高値より73%下落…BTS(防弾少年団)の兵役問題の影響か

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BTS(防弾少年団)が所属しているHYBEの株価が、連日下落している。

本日(12日)午後12時20分頃、HYBEの株価は前日比4.64%も下落した11万3000ウォン(約1万1300円)で取引されている。この日の株価は昨年11月、最高値を記録した時の42万ウォン(約4万2000円)に比べ、約73%も下落している。

これは最近、HYBEの主要アーティストであるBTSの兵役問題が長引き、株価に影響したとみられている。

7日に国会で開かれた国防委員会の兵務庁に対する国政監査で、BTSの入隊を巡り、賛否が分かれた。当時、兵務庁長のイ・ギシクは「BTSも軍服務をすることが望ましい」とし、公正な兵役義務について強調した。

このように、BTSの今後の活動に対して懸念が広まると、証券街でもHYBEの目標株価が見直された。現代自動車証券は従来の25万ウォン(約2万5000円)から21万ウォン(約2万1000円)に、サムスン証券は27万ウォン(約2万7000円)から21万ウォン(約2万1000円)にそれぞれ引き下げた。ただ、投資意見は「買収」を維持した。

DAOL投資証券のキム・ハジョン研究員は、HYBEの株価が低評価されたことを分析し「HYBEは今年第3四半期に約600億ウォン(約60億円)の営業利益が見込まれているが、これはBTSなしでも創出可能な一般的な営業利益だ」とし、HYBEの株価の下落は行き過ぎだと評価した。

それと共に。「SEVENTEENとTOMORROW X TOGETHERのアルバムおよびコンサートの売上と、HYBE IMのゲームの新作発表などで、今後も成長が期待される」と付け加えた。

※この記事は現地メディアの取材によるものです。

記者 : ナ・ジョンヒョン