マ・ドンソク&シン・グら「第12回美しい芸術人賞」で受賞者に選定…ソン・ガンホもプレゼンターとして参加へ

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写真=マイデイリー DB
観客動員数1,000万人を記録した映画「犯罪都市2」の主役であるマ・ドンソクが、「第12回美しい芸術人賞」の受賞者として抜擢された。

財団法人シン・ヨンギュン芸術文化財団(理事長:アン・ソンギ)が主催する「第12回美しい芸術人賞」の審査委員会は11日、「今年の映画芸術人賞にマ・ドンソク、演劇芸術人賞にシン・グ、功労芸術人賞にイ・ウソク東亞(トンア)輸出公司会長、グッドピープル芸術人賞に歌手のハ・チュンファ、新人芸術人賞に俳優兼監督のチョ・ウンジを受賞者として選定した」と発表した。

授賞式は今月20日、ソウル市江東(カンドン)区高徳洞(コドクドン)にあるステージ28で開催される。美しい芸術人賞は2011年、シン・ヨンギュン芸術文化財団が創立される際に制定され、年末に映画、演劇、功労、善行、新人部門で活躍した人物を選定し、それぞれ2,000万ウォン(約200万円)の賞金と賞牌を受賞するイベントだ。

今年、映画芸術人賞の受賞者として抜擢されたマ・ドンソクは、2004年に「風の伝説」でデビューし、2016年に「犯罪都市」の制作者兼俳優として活躍したことに続き、「新感染 ファイナル・エクスプレス」「神と共に 第二章:因と縁」など約20本の映画で抜群の演技力を発揮してきた。特に今年「犯罪都市2」でもう一度、観客動員数1,000万人を記録し、圧倒的な成果を達成した。

演劇部門のシン・グは、1962年の演劇「牛」で俳優活動を開始し、約60年間にわたり数多くのテレビドラマと映画で活動してきた。今年は特別に演劇「2人のローマ教皇」を通じて披露した公演芸術人の優れた力量が、観客たちに感動を届けて関心を集めた。

功労芸術人賞部門は、昨年のイ・チャンホ監督に続き、今年は映画「風吹く良き日」「ディープ・ブルー・ナイト」「豚が井戸に落ちた日」など85本の映画を制作し、1970年代と1980年代の韓国映画の発展に大きく貢献したイ・ウソク東亞輸出公司会長が選ばれた。

これまで第1回授賞式の女優キム・ヘジャをはじめ、善行を実践した芸能人に与えられるグッドピープル芸術人賞の今年の受賞者であるハ・チュンファは1961年、子供時代から活動を開始して60年間歌手として活動する過程で、寄付などの善行を着実に実践してきた。

新人賞のチョ・ウンジ監督は演技者として活動していたところ、自ら脚色した映画「ジャンルだけロマンス」を演出し、この作品が韓国国内外の映画祭で入賞するなど、斬新で力量のある新人監督として注目されている。

この日の授賞式には前回の受賞者であるイ・ジャンホ監督、ファン・ドンヒョク監督、俳優のソン・ガンホをはじめ、女優のユン・ジョンヒに代わって功労賞を受賞したピアニストのペク・ゴヌなどがプレゼンターとして出席する予定だ。

授賞式イベントはNOW済州(チェジュ)TVとYouTubeチャンネル「シン・ヨンギュン芸術文化財団」、文化芸術メディア「インタビュー365」などが生配信する予定だ。

美しい芸術人賞を主催、主管するシン・ヨンギュン芸術文化財団は2011年1月に設立され、毎年、上半期と下半期に2回ずつ、芸術人の子供の学費を支援する奨学事業と映画人材の発掘のための短編映画制作支援事業、韓国映画の未来である子供の映画体験教育事業などを行ってきた。

記者 : キム・ナラ