チェ・ヒョヌク、来日インタビュー!「二十五、二十一」で得たものとは?“先輩たちから演技面だけでなく人間的にも学んだ”

Kstyle |

2019年にWEBドラマ「リアル:タイム:ラブ」でデビュー後、若い世代から絶大な人気を誇り、2021年にはドラマ「復讐代行人~模範タクシー~」と「ラケット少年団」での演技が認められてSBS演技大賞で新人賞を受賞したチェ・ヒョヌク。日本でもNetflixで配信中のドラマ「二十五、二十一」のムン・ジウン役で人気急上昇。今年6月には日本ファンクラブも開設した。

Kstyleではファンミーティングのために来日した彼に直撃!! これまでの出演作の思い出や、日本に関すること、プライベートから今後の展望まで、初々しい口調で語ってくれた。

【プレゼント】チェ・ヒョヌク直筆サイン入りポラを2名様に!応募はTwitterをフォロー&リツイート

 

初の来日イベントを控えて「実感がわきません(笑)」

――明日はファンミーティングを控えていますが、今のお気持ちは?

チェ・ヒョヌク:海外に僕のファンがいらっしゃるというのは聞いていたのですが、このように日本に来て直接お会いすることになるなんて実感がわきません(笑)。ドキドキしながら明日のファンミーティングを楽しみにしていますし、今日のインタビューも頑張ります!!

――どんな準備をしてきましたか?

チェ・ヒョヌク:上手ではないですが歌を一生懸命に準備してきました。僕が好きな曲で、「二十五、二十一」のOSTを披露します。

――日本は初めてですか?

チェ・ヒョヌク:高校1年生の時に、家族と一緒に福岡に旅行で来たことがあります。でも、東京は初めてなのですごく期待してきました。来ることができてすごく気分がいいです。

――日本について興味のあることは?

チェ・ヒョヌク:たくさんあります!! 日本のファッションブランドが好きですし、食べ物も大好きです。でも一番興味があるのは、明日のファンミーティングです(笑)。

――好きなブランド、食べ物は具体的に?

チェ・ヒョヌク:イッセイミヤケ、タカヒロミヤシタザソロイストが好きで、いくつか持っています。STUSSYも好きで、日本には種類が多いというのでショッピングに行きたいです。食べ物は、日本に着くなり1番最初に蕎麦を食べました。そして以前、日本に来た時に食べた牛カツの味が今も忘れられないので、今日の夜に食べるつもりです(笑)。

――ショッピングする時間はありそうですか?

チェ・ヒョヌク:ファンミーティングの後に少しフリータイムがとれそうなので行きたいですね。
 

数々の作品に出演「イ・ジェフン先輩のアドバイスで…」

――「ラケット少年団」「復讐代行人~模範タクシー~」「二十五、二十一」と、作品ごとに違った演技を見せて高い評価を受けていますが、それぞれの作品を振り返ってどんなことが思い浮びますか?

チェ・ヒョヌク:「ラケット少年団」はスポーツドラマなので、撮影現場でも実際に俳優たちが「ウシャ!! ウシャ!!(韓国語で気合を入れる時に発する言葉)」と言いながらチームワークを高めていって、自分がまるで本当のスポーツ選手になったみたいに泣いたり笑ったりしながら撮影しました。だから撮影が終わった後、すごく泣きました。「復讐代行人~模範タクシー~」は、地上波デビュー作でしたが、イ・ジェフン先輩がとてもいいアドバイスをしてくださって、それ以降、自分に少し自信が持てるようになりました。

――どんなアドバイスをしてくれたのですか?

チェ・ヒョヌク:「まだ若いのに演技がうまい。これからもうまくやっていけそうだ」と言ってくださいました。出演シーンがそれほど多くないのにも関わらず、強い印象を残せたのかなと思って、うれしかったです。「二十五、二十一」は、たくさん地方に行って撮影したので、旅行に行った気分でした。おいしいものを食べたり、海に行ったりして、中高校生の頃に友人たちと海に行った時のように遊んで、たくさんいい思い出ができました。

――それぞれの作品は、自分にとってどんな作品になりましたか?

チェ・ヒョヌク:「復讐代行人~模範タクシー~」は成長するための第一歩で、「ラケット少年団」は「より強くなって、これからもっと頑張ろう」という確固たる気持ちが生まれました。「二十五、二十一」は先輩たちから演技面だけでなく人間的にも学ぶことが多く、いい経験を積みました。

――「百想芸術大賞」に出席され、キム・テリさんが「二十五、二十一」で最優秀女優賞に選ばれた際に、一緒に喜びをわかちあっていたのが印象的でした。その時、どんなことを話していたのですか?

チェ・ヒョヌク:初めはTikTok人気賞を受賞されましたが、その賞はファンの方々の投票で選ばれる賞なので事前に受賞することがわかっていて「緊張して震えちゃう」とか話していました。最優秀女優賞が発表された時は、ヌナ(お姉さん)も僕も驚いて5秒くらい固まっていました(笑)。ヌナが「どうしよう、どうしよう」ってなって、マスクをしたままだったので、僕が「早くマスクをとってください」とマスクを預かったので、たくさんカメラに映ったようですね(笑)。


一人暮らしの生活は?「2ヶ月前から料理を始めて…」

――年齢的に高校生の役が多く、同世代の俳優たちと共演することが多いですが、刺激を受けることはありますか?

チェ・ヒョヌク:年齢は関係なく学ぶことが多いです。僕より若い年でも、すでに長く演技をやっている先輩もいますし……。演技的なことはもちろん、人によって受ける影響が違って、学ぶことが多くて、それがとてもありがたいです。ありがとうございます!!

――自分自身はどんな高校生でしたか?

チェ・ヒョヌク:人がとても好きな明るい学生でした。高校3年生の時に新型コロナウイルスが発生して1年間も学校に行けなくなってしまったのですが、幸い少し状況が良くなった時に卒業式をすることができて、最後にみんなに会う機会があったことに感謝しました。

――好きな韓国のドラマや映画は?

チェ・ヒョヌク:パク・チャヌク監督の映画「別れる決心」はおもしろくて、2~3回見ました。

――K-POPも好きですか?

チェ・ヒョヌク:HIP HOPが好きでGIRIBOY先輩の曲がとても好きです。最近ガールズグループの曲もよく聞きます。New JeansやIVEとか。曲が楽しくて旅行に行く時に聞くとテンションがあがります。

――現在は一人暮らしだそうですが、どんな風に過ごしていますか?

チェ・ヒョヌク:2ヶ月前から料理を趣味程度に始めたのですが、YouTubeを見ながら作ってみたら、意外にも料理の才能があることに気が付いてうれしくなりました。新しい趣味ができました。登山も好きで、旅行も好きなので、少しでもまとまった時間ができたら旅行を計画するほうです。

――得意料理は?

チェ・ヒョヌク:友人たちからの評判がよかったのはカンジャンヤンニョムタッコギ(醤油だれの鶏肉料理)です。自分でソースを作ったのですが「本当に驚くほどおいしい」と言われました。

――掃除や洗濯はきちんとしていますか?

チェ・ヒョヌク:部屋はきれいですよ。きれい好きですし、1人でなんでもやらないといけない状況になってから、片付けることが習慣になりました。

――チェ・ヒョヌクさんが愛用している韓国のアイテムを日本の皆さんに推薦してください。

チェ・ヒョヌク:「タルンイ」というレンタサイクルがおススメです。アプリを入れて決済したら簡単にレンタルができるので、とても便利です。アプリは日本語表記もありますし、自転車で市内をまわったら楽しいと思います。

――韓国でお気に入りの場所は?

チェ・ヒョヌク:済州島です。僕も最近、旅行で行きましたが、やっぱり韓国で一番旅行気分を味わえる場所だと思います。
 

今後の展望「いろいろな色が出せる俳優になりたい」

――これからどんな俳優になりたいですか? やってみたい役柄は?

チェ・ヒョヌク:どんな俳優になりたいかは、まだ具体的にまだ決まっていませんが、もっと自由に演技ができる俳優。いつも違う色が出せるようにチャレンジしていきたいです。「ラケット少年団」では、ナ・ウチャン、「二十五、二十一」ではムン・ジウンを演じましたが、視聴者の方から「同じ俳優だと気が付かなかった」とコメントをいただいて、そういう声を聞くととても気分がよかったです。いろいろな色が出せる俳優になりたいです。

――日本のファンは、チェ・ヒョヌクさんのどんなところが好きだと言っていますか?

チェ・ヒョヌク:よくわかりません(笑)。僕も気になるので、明日のファンミーティングで聞いてみたいと思います。

――最後に読者にメッセージをお願いします。

チェ・ヒョヌク:今日、このようにインタビューを受けていること自体がとても不思議でワクワクしました。読者の皆さん、これからも応援よろしくお願いいたします!!



取材:安部裕子 / 撮影:前手秀紀

■関連リンク
・チェ・ヒョヌク日本公式ファンクラブ:https://choihyunwook.jp/
・チェ・ヒョヌク日本公式Twitter:@hyunwook_jp

記者 : Kstyle編集部