BTS(防弾少年団)の兵役問題に進展?韓国国会で新たに発表「ジンの入隊前12月までに確定」

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写真=TVレポート DB
BTS(防弾少年団)の兵役問題に対して、パク・ボギュン文化体育観光部長官が年内に立場を決めると明かした。

パク・ボギュン長官は本日(5日)、国会で開かれた文化体育観光委員会の国政監査で「BTSの兵役問題に対する最終的な結論はジンの軍入隊が12月に整理されるが、その前に迅速に文化体育観光部の立場を確定する」と話した。

また、国会の文化体育観光委員会の文化体育観光部国政監査で国民の力のイ・ヨンホ議員の関連質疑を受けて「BTSの兵役に関連し、国防は神聖な義務で兵役は公正の象徴だという点、彼らがK-Cultureの先頭に立って韓国を知らせ、経済的な波及効果を及ぼしたこと、BTSを含めた大衆芸術人と純粋芸術人の公平性問題、BTSのメンバーの1人が軍隊に行く場合に完成体としての公演問題、そして多くの世論問題と20代男性の意識、国会議員としての考えや意見などを検討している」と説明した。

パク・ボギュン長官は7月と8月、公式的な席でBTSの兵役問題に対して「国民世論が大事だ」という立場を明かした。国政監査での彼の発言は、文化体育観光部がBTSの兵役に関する具体的な立場表明の時期を確定したということで意味深い。

BTSの最年長である1992年生まれのジンは、2020年12月22日の兵役法一部改正(国威宣揚のための体育・大衆文化芸術分野の優秀者は兵役年齢を30歳まで延期可能)によって、2022年末まで入隊の延期が可能になった。現行の兵役法は大統領令で定める芸術・体育分野の特技を持っている人のうち、文化体育観光部長官が推薦した者は一般軍隊で服務するより、芸術・体育要員として編入できるように規定している。しかし兵役法の施行令上、芸術・体育分野の特技者に「大衆文化人」は含まれておらず、公平性に違反するという指摘が提起されてきた。

BTSはヒット曲「Dynamite」「Butter」で、米ビルボードのメインチャートである「HOT100」で韓国の歌手およびグループとしては初めて1位を記録。また「ビルボード・ミュージック・アワード(Billboard Music Awards)」で5年連続受賞し、「アメリカン・ミュージック・アワード(American Music Awards、AMAs)」で4年連続受賞を記録した。

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記者 : パク・ソリ