チン・ソンギュ&チョン・ジョンソ&チャン・リュル出演のドラマ「身代金」予告映像第2弾を公開

OSEN |

写真=TVING
TVINGオリジナルシリーズ「身代金」で、チン・ソンギュ、チョン・ジョンソ、チャン・リュルが繰り広げる死闘が10月28日に公開される。

28日に公開されるTVINGオリジナルシリーズ「身代金」は5日、スリリングな予告映像第2弾を公開した。極限の状況の中で最後のチャンスを掴もうとするノ・ヒョンス(チン・ソンギュ)、パク・ジュヨン(チョン・ジョンソ)、コ・グクリョル(チャン・リュル)の狂気じみた死闘が息詰まる緊張感を醸し出す。

「身代金」は、お互いの「身代金」をめぐって駆け引きをしていた3人が地震で崩れた建物に閉じ込められた後、それぞれ最後の機会をつかむために危険な取引を始め、狂気じみた死闘を繰り広げるストーリーを描く。外の世界との完全な断絶が作り出した修羅場の中で生き残るための人間たちの踏んで踏まれる死闘がスペクタクルに繰り広げられる。

原作の短編映画「身代金」(監督:イ・チュンヒョン)は、センセーションを巻き起こし、有数の映画祭で好成績を収めた話題作だ。TVINGオリジナルシリーズで再誕生した「身代金」は、原作のショッキングなストーリーに新たな世界観を結合させ、さらに拡張されたストーリーとスケールで制作される。特にワンテイク方式で撮影し、躍動感あふれるスリルと楽しさを届ける予定だ。ここに優れた演出力が認められたチョン・ウソン監督が演出と脚本を務め、映画「楽園の夜」「鳳梧洞戦闘」「THE WITCH/魔女」など、多数の作品に参加した撮影監督のキム・ヨンホが参加し、完成度を高める。また「地獄」「D.P.」などを成功させたクライマックススタジオが制作を手掛け、期待を高める。

今回公開された予告映像第2弾は始まりから強烈だ。まず、身代金をめぐって駆け引きをするノ・ヒョンスとパク・ジュヨンの妙な神経戦が興味深い。意味深なパク・ジュヨンの受諾と共に登場した「HOW MUCH IS YOUR BODY」という文章はあっという間に雰囲気を覆す。それから想像もできなかった風景が繰り広げられる。スタンディングベッドに縛られ、身体の部位別に価格が付けられるノ・ヒョンス。競売に熱を上げる人々の中、感情のない顔で競売を行うパク・ジュヨンの姿は鳥肌が立つ。それからノ・ヒョンスの運命は再びどんでん返しを迎える。地震が建物を襲い、ノ・ヒョンスに生きる機会が訪れたのだ。

しかし、それぞれの欲望がうごめく修羅場の現場はまた異なる生存ゲームの場に変わる。「すべてが崩れた世界、秩序も良心もない」という文章は生存のための彼らの狂気に満ちた死闘を予感させ、最高のサスペンスを届ける。極限の状況で脱出しなければならないノ・ヒョンス、「おじさん、今日身代金が大体全部で8億ウォン(約8000万円)ほどになった。僕がそれを2倍にしてあげるから」と新しい提案をする危険な駆け引き専門家のパク・ジュヨン。ここに「俺の父に腎臓を持っていかなければならないから」と狂気を爆発させるコ・グクリョルの姿は緊張感を高める。「生きるか死ぬか売られるか」を巡って猛烈にぶつかる3人、「狂った者の取引に賭けますか?」という挑発が映像を見た人々の好奇心をより一層刺激する。

誰も信じられないところで狂気じみた死闘と激しい心理戦を描き出すチン・ソンギュ、チョン・ジョンソ、チャン・リュルの熱演は最高の観覧ポイントだ。チン・ソンギュは「身代金」を交渉していた時、意外な危機に巻き込まれるノ・ヒョンス役、チョン・ジョンソは対象を選ばない駆け引き専門家のパク・ジュヨン役、チャン・リュルは代価を払っても取引を成功させなければならないコ・グクリョルに扮する。

「身代金」は、10月5日から14日まで開催される「第27回釜山国際映画祭」のオンスクリーンセクションにノミネートされ、期待が高まっている。同作は28日(金)にTVINGで公開される。

記者 : パク・パンソク