チョン・リョウォン×イ・ギュヒョンによる凸凹コンビが弱者を救い殺人事件の真相を暴く!?実話に基づくエピソード満載の新感覚リーガルミステリー『弁論をはじめます。』

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現在、人気作・話題作が目白押しのディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」のコンテンツブランド「スター」で、チョン・リョウォン×イ・ギュヒョン主演の『弁論をはじめます。』が独占配信中だ。(毎週水曜2話ずつ/全12話)本作は、国選弁護人の著者が執筆した同名エッセイで紹介されている実際の裁判を取り入れながら、癖の強いエリート弁護士と謎多き国選弁護人の凸凹コンビが資産家連続殺人事件の真相究明していく、新感覚のリーガルミステリードラマ。今回は、そんな『弁論をはじめます。』 の魅力ポイントを紹介していく。

配信URL:https://lin.ee/ERJKDcF/yfsz/news/1005
 

魅力①今までにはない“一味違うリーガルドラマ”

主人公のエリート弁護士ノ・チャッキを演じるチョン・リョウォンは、今までにも多くのリーガルドラマに出演してきたこともあり、本作のオファーを受けた時に一度は出演を断ろうと思ったそうだ。しかし脚本を読み『弁論をはじめます。』に今までのドラマとは違う“新しさ”を感じ出演を決めたという。

チョン・リョウォンは、ドラマの制作発表会でも、「ほとんどのドラマで、(視聴者の方は)劇中の誰かを応援したいという気持ちが生まれると思うが、この作品はその応援したいと思う人を疑わしく思ってしまう作品だ。1人の登場人物の感情を追うだけではわからない作品であり、それが魅力的だった」と語り、チャッキの元上司チャン・ギドを演じるチョン・ジニョンも「リーガルドラマは、型にはまっており善悪の構図もはっきりしていることが多いが、1話の脚本を見ながら、これはちょっと違うと思ったし、2話の脚本を読んでだいぶ違う、3話の脚本を読んで、これは完全に新しい物語だと思った」と語ったほどなのだ。

では、『弁論をはじめます。』が、多くのリーガルドラマに出演してきた俳優陣たちから、今までにない“新しさ”がある“一味違うリーガルドラマだ”と評されるのはなぜなのだろうか。4話まで視聴しての個人的感想ではあるが、『弁論をはじめます。』の登場人物達が長所と短所を持ち合わせた人間味溢れる立体的なキャラクターとして描かれている点と、同名エッセイの国選弁護裁判をモチーフにしているノンフィクション部分と、資産家連続殺人事件の真相究明するフィクション部分が絶妙にミックスされ、ドラマでありながらドキュメンタリーを見ているようなリアリティを感じさせる点からくるのではないだろうか。
 

魅力②エリート弁護士と国選弁護人の凸凹コンビのキャラクター

今までにも『検事ラプソディ~僕と彼女の愛すべき日々~』や、『魔女の法廷』などのリーガルドラマに出演してきたチョン・リョウォンが今回演じたのは、裁判で勝つためには手段を選ばず、養護施設育ちの出自を蔑まれながらも、大手弁護士事務所でパートナー最有力候補にまで成り上がった超エリート弁護士のノ・チャッキだ。

1話でのチャッキは、都会の豪華高層マンションに暮らし、ブランド物を纏い高級車に乗りながら優雅な生活を送るエリート弁護士であり、昇進するためにはクライアントの弱みを利用することも厭わない策略家。養護施設で共に育った友人に自殺を迫る、血も涙もないキャラクターに描かれている。1話だけ見ると冷徹な弁護士が改心していくドラマなのかと思ってしまう方もいると思うが、2話では友人とチャッキの過去と友情が描かれ、なぜチャッキが自殺を教唆したのかその深い意図に、チャッキの印象が大きく変わってしまう。

あるミスで法律事務所から左遷され、田舎の国選弁護人として1年間働くことになったチャッキは、お金も地位も名誉もあるクライアントばかり担当し勝てる裁判をしてきたこれまでと異なり、今まで経験したことのなかった“弱者”がクライアントの裁判を担当することになる。当初は、都会での優雅の生活とは程遠い環境に不満をこぼしながらも、次第にかつての自分と同じ“弱者”たちの厳しい現実を目の当たりにし、弱者に寄り添うようになっていく。

チョン・リョウォンは、超優秀だが人と関わりを持たなかったチャッキが、さまざまな人と出会い変化していく様子を丁寧に演じているだけでなく、なぜ所属していた法律事務所にこだわるのか、なぜ弁護士を目指したのか、最終目的は何なのか、4話までではまだ明かされていない彼女の過去と秘密が気になって仕方がなくなるほど、チャッキを魅力的に演じている。

そんなチャッキと凸凹コンビを結成することになるのがイ・ギュヒョン演じるチャ・シベク。司法研修所を主席で卒業したにも関わらず、お金にも地位にも興味がなく田舎町の国選弁護人として働いており、物腰の柔らかさと親身になる姿勢で依頼人からの評判は最高。勝率を上げるために負ける裁判はしてこなかったチャッキと正反対で、国選弁護制度を利用することしかできない“弱者”を救うために奔走し、負けることを恐れずに戦う人物だ。

性格が正反対の2人がコンビを組んで悪に立ち向かう、勧善懲悪的なリーガルドラマはこれまでにも多くあった。しかし、『弁論をはじめます。』の特徴の1つであり、これからのドラマの展開のキーポイントになりそうなのが、シベクがどこか秘密めいた人物だという点だ。4話までのなかで、シベクのプライベートや過去は、ほとんど描かれていない。

さらに、1話でチャッキにセクハラ&パワハラをした人物に雨の中殴りかかるシーンや、4話で依頼人の少年にセクハラをしようとした男を殴りつけるシーンでは、まるで別人が乗り移ったかのように見えるほどの鬼気迫る表情を見せ、恐怖すら感じさせる。シベクのあの表情はどこからくるのか。心の傷を抱えているようにも見えるシベクが、本当にただの善人なのか? 別の姿があるのか? チャッキと出会ったことがシベクに与える影響とは? 普段の温厚で善良な国選弁護人としての表情との違いにも注目しながら、本当のシベクの姿を推理しながら見るのも面白いかもしれない。
 

魅力③ノンフィクションとフィクション、ミステリーとコメディーを絶妙にミックスしたストーリー展開

『弁論をはじめます。』には、実際に韓国で国選専担弁護士をしているチョン・ヘジンが書いた、同名エッセイに収録されている裁判エピソードが盛り込まれており、国選弁護裁判のリアルが描かれている点も大きな特徴だ。実話をもとにしているため、いわゆる美談や一髪大逆転! のような裁判ストーリーは少ない。見ていてスッキリしない判決もあり、人間の不甲斐なさやどうしようもなさに憤りを感じる時もある。しかし、だからこそ、もがき諦めないことの大切さや、戦うことの意味をよりリアリティを持って私たちに感じさせてくれるのではないだろうか。

また、俳優達も出演の決め手になった“新しさ”を感じる『弁論をはじめます。』の脚本は、KOCCA(韓国コンテンツ振興院)「2020年韓国コンテンツ大賞」受賞したキム・ダンが手がけており、新人作家とは思えない構成力に驚くのではないだろうか。その脚本の素晴らしさは、イ・ギュヒョンが制作記者会見で「法廷エピソードの裏に大きな事件が隠されている。それが絡み合ってパズルが合わさる瞬間、翌月の登録をするだろう」と話すほど。そんな出演者も大絶賛の脚本を、日本でも大ヒットした『梨泰院クラス』のカン・ミング監督が手がけるのだから、『弁論をはじめます。』が面白くないわけがない。

お互いの性格を「変人」「張山の番犬」などと皮肉めいた紹介をしたり、舌戦を繰り広げたりする予告編からも分かる通り、『弁論をはじめます。』は、謎めいた事件を紐解く正統派ミステリー&リーガルドラマでありながら、主人公2人のやりとりは実にコミカル。裁判方針をめぐって言い争う場面や、国選弁護事務所で働くスタッフとのやり取りのシーンなどクスッと笑ってしまうシーンも多い。今後はチャッキとシベクのロマンスもあるようなので、2人がどんな表情を見せてくれるのかも楽しみにしたい。

執筆:平松道子

■配信情報
『弁論をはじめます。』
ディズニープラスにて独占配信中!

配信URL:https://lin.ee/ERJKDcF/yfsz/news/1005
予告映像:https://youtu.be/5YTII8_GCH8

【キャスト】
チョン・リョウォン『私の名前はキム・サムスン』『検事ラプソディ~僕と彼女の愛すべき日々~』『魔女の法廷』『風船ガム』
イ・ギュヒョン『ハイバイ、ママ!』『刑務所のルールブック』『今、私たちの学校は…』

【スタッフ】
監督:カン・ミング『梨泰院クラス』『復讐せよ~あなたの恨み晴らします~』
脚本:キム・ダン KOCCA(韓国コンテンツ振興院)「2020年韓国コンテンツ大賞」受賞

【ストーリー】
ノ・チャッキは大手法律事務所の辣腕弁護士。週124時間も働き続け、どんなに厄介な案件もすべて勝ち取る。コネがないのに所属事務所の次期パートナーの最有力候補としてのし上がった超エリート。しかし彼女はパートナー選定に関わる大事な案件で失敗して、左遷され田舎町の国選弁護人となる。華やかな都会生活とのギャップに不満を感じつつ、もっとも嫌なのは新職場の同僚、ジャ・シベクの存在。司法研修所を首席で卒業したにも関わらず、すべての法律事務所のオファーを断り自ら国選弁護人となったシベクは、お金にも地位にも興味なさそうで、チャクヒには理解しがたい。そんな馬が合わない二人は、なぜか一緒に仕事する中、妙に惹かれ合っていく……。

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記者 : Kstyle編集部