TREASURE、タイトル曲「HELLO」MV公開…サビのダンスにも注目

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写真=YG ENTERTAINMENT
TREASUREがカムバックした。

10月4日午後6時にリリースされた2ndミニアルバム「THE SECOND STEP : CHAPTER TWO」はデビューから、思いっきり走ってきたTREASUREのもう一つのターニングポイントになるアルバムだ。時には爽やかな少年の姿を、時には強烈な“直進カリスマ性”を見せてきたメンバーたちは、今回はより一層成熟した感性とビジュアルを披露した。

タイトル曲「HELLO」は、TREASUREのエネルギッシュなアイデンティティを貫く楽しいダンスナンバーだ。雄大なヴァースを皮切りに、ロックパンクの要素が加わったフリーコーラス、そして爆発するドロップメロディが続き、退屈する暇もなく耳を魅了する。

TREASUREに欠かせないパワフルなパフォーマンスはさらにアップグレードしている。ステージの上を自由に闊歩する青春の自由さと、節度のあるカル群舞(体を曲げる角度から指先まで完璧に合わせ、刃物のようにキレのあるダンス)が完璧な調和を成す。

「HELLO」MVキャプチャー
同日に公開されたミュージックビデオの中のメンバーたちは、魅力的なビジュアルで目を釘付けにした。また、サビの部分の明るくポップなメロディーと、マネしたくなるダンスは目と耳を同時に魅了した。

愉快な雰囲気の中、TREASUREが伝えようとするメッセージはヒーリングと慰めだ。YGは「メンバーたちの成熟したボーカルと感覚的なラップで、その感情を濃密に表現した」と紹介した。

楽曲の作業にもいつもよりメンバーたちが多く参加し、彼らだけの音楽の世界を構築した。メンバーたちはタイトル曲「HELLO」をはじめとする全6曲に参加した。ラッパーのチェ・ヒョンソク、ヨシ、ハルトは「HELLO」と、YGの正統派ハードロックヒップホップの真髄が感じられるユニット曲「VolKno」などの作詞だけでなく、作曲にも参加し、相乗効果を発揮した。

アサヒは明るくポジティブなポップジャンル「CLAP!」と、速いテンポの中に成熟した感情が込められたハルトとのユニット曲「THANK YOU」を作詞・作曲し、潜在力を発揮した。おぼろげな歌詞のR&Bナンバー「HOLD IT IN」はチェ・ヒョンソクが作詞・作曲し、幅広い音楽をうかがわせた。CDには1stミニアルバムの収録曲で、各音楽ランキングで好成績をおさめた「DARARI」のロックリミックスバージョンも収録され、反響を呼ぶと期待されている。

TREASUREはタイトル曲「HELLO」の活動を皮切りに、2022年の最後まで全力を注ぎ、ファンとのコミュニケーションに集中する。11月12日と13日の2日間にわたって開催されるソウルコンサートがその頂点だ。デビュー2年目にして超高速でKSPO DOME(オリンピック体操競技場)入りを果たす彼らは、以前より2倍以上大きくなった規模の公演会場を盛り上げる計画だ。

11月26日からは約21万人の観客を動員する日本アリーナツアーも予定されている。これは日本で初めてコンサートを開催するK-POPアーティストとして最大規模だ。YGは「ファンと幅広くコミュニケーションしたいというTREASUREの強い意志と真心を込め、様々な活動を準備している」とし「音楽番組はもちろん、多彩なコンテンツを準備しているので楽しみにしてほしい」と伝えた。

記者 : イ・ミンジ