韓国の本が集まる「K-BOOKフェスティバル 2022 in Japan」が開催決定!11月26日と27日にイベント&書籍販売

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一般社団法人K-BOOK振興会と韓国国際交流財団が11月26日(土)と27(日)の2日間、「K-BOOKフェスティバル 2022 in Japan」を開催することが決定した。

今年は3年ぶりにリアルな会場(ベルサール九段、東京都千代田区九段北)を設けて本にまつわるイベントや書籍販売を行い、イベントはどこにいても楽しめるようオンラインでも配信される。年に一度、本を作る人、届ける人、ファンが集うお祭りで「韓国の本=K-BOOK」の盛り上がりをぜひ体感してみてはいかがだろうか。

ここ数年、日本で邦訳出版が相次ぎ、たびたびベストセラーになるなど注目を集める韓国の本「K-BOOK」。今を生きる人々が抱える問題や心の内を敏感に捉えた物語やエッセイの人気が定着してきたほか、SF小説や児童文学、人文書などの刊行も続き、幅広いジャンルで読者層を広げている。

そんなK-BOOKを「もっと読みたい、もっと知りたい」という声に応える本の祭りがK-BOOKフェスティバルだ。2019年にスタートし、コロナ禍の2020年と2021年は多彩なプログラムをオンラインで配信した。

写真=作家キム・エラン
今年は3年ぶりに会場での開催が決定。作家や翻訳者が登場するイベントを行うほか、各出版社のブースを設けてジャンル豊富な韓国関連書籍を販売する。合わせて全国各地のポップアップ書店では「K-BOOKフェア」も実施し、日本中に旬のK-BOOKをお届け。

さらに、日本でも今年7月刊行作を含め4冊が邦訳されて注目が集まる作家のキム・エランの来日が決定した。韓国国内の名だたる文学賞を軒並み受賞し、将来を期待される1980年生まれの作家キム・エランと直木賞作家の中島京子を会場に招いて対談を行う。

2015年に中国で開催された「第3回東アジア文学フォーラム」で出会った2人。7年の時を経て、またコロナ禍を経て、2人の作家に起こった心の変化や執筆活動について語る。

■イベント情報
「K-BOOKフェスティバル 2022 in Japan」

<日程>
2022年11月26日(土)12:00~18:00
2022年11月27日(日)11:00~18:00
※11月25日(金)19:00~前夜祭イベント

<会場>
オフライン:ベルサール九段(東京都千代田区九段北1-8-10)
オンライン:公式サイト及びYouTubeチャンネル
※コロナの感染状況によって内容・開催形態を変更する可能性があります

<参加費>
無料

<主なイベント(予定)>
・作家キム・エラン&中島京子対談イベント
・作家チャン・ガンミョンオンライントークイベント
・翻訳者イベント/「その他の外国文学」の翻訳者の喜びと苦しみ
・出版社イチオシ本&クイズ大会
・韓国の伝統楽器「コムンゴ・チャング」演奏ほか

<目的>
・K-BOOK読者に日韓の本の作り手や売り手の思いを伝える
・これからK-BOOKの読者となる方に新しい本や作家、書店との出会いのきっかけを届ける
・参加出版社、全国の書店と協力し、読者がK-BOOKを身近に感じる企画を提供する

<参加出版社(43社)>
明石書店、亜紀書房、あさ出版、アスク出版、アストラハウス、アルク、イースト・プレス、岩波書店、エトセトラブックス、NR出版会、大月書店、KADOKAWA、河出書房新社、かんき出版、キネマ旬報社、クオン、光文社、小峰書店、ころから、里山社、小学館、祥伝社、晶文社、書肆侃侃房、新泉社、駿河台出版社、青春出版社、世界思想社、ダイヤモンド社、辰巳出版、タバブックス、筑摩書房、東洋経済新報社、白水社、HANA、早川書房、評論社、ブロンズ新社、文響社、ベレ出版、ポプラ社、リトルモア、ワニブックス(10月3日時点)

<参加書店(23店舗)>
itoito、SPBS TORANOMON、ON READING、紀伊國屋書店ウェブストア、紀伊國屋書店京橋店、紀伊國屋書店 新宿本店、紀伊國屋書店梅田本店、紀伊國屋書店札幌本店、紀伊國屋書店天王寺ミオ店、紀伊國屋書店富山店、くじらブックス&ZouCafe、SUNNY BOY BOOKS、ジュンク堂書店福岡店、旅の本屋のまど、チェッコリ、TOUTEN BOOKSTORE、ヒマール、双子のライオン堂、ブックハウスカフェ、本のあるところ ajiro、本屋イトマイ、本屋B&B、本屋ルヌガンガ(10月3日時点)

<全国のポップアップ書店で「K-BOOKフェア」も開催!>
北海道から九州・沖縄まで全国各地のポップアップ書店でも、参加出版社のおすすめ本を購入できます。各店がおすすめ本の中から選りすぐり、店舗の特徴に合わせてセレクトした書籍のラインナップをお楽しみいただけます。

共催:一般社団法人K-BOOK振興会、韓国国際交流財団
主管:K-BOOKフェスティバル実行委員会
後援:一般財団法人 日本児童教育振興財団、韓国文学翻訳院、株式会社クオン

■関連サイト
「K-BOOKフェスティバル」公式サイト:http://www.k-bookfes.com

記者 : Kstyle編集部