BTS(防弾少年団) ジミン、学生のために非公開で約1000万円を寄付…心温まる善行

Newsen |

写真=Newsen DB
BTS(防弾少年団)のジミンが、脆弱階層の人材教育のために1億ウォン(約1,000万円)を追加で寄付した。

本日(28日)、Newsenの取材の結果、彼は最近江原道(カンウォンド)教育庁に1億ウォンの寄付金を渡した。

ジミンは自身の寄付が外部に知られることを望まず、非公開で静かに寄付した。江原道教育庁側も同日、Newsenとの電話取材を通じて、彼の寄付に関連して「事実確認が難しい」とコメントした。

江原道教育庁は、財団法人江原教育長学会を運営しており、脆弱階層の優秀人材の育成事業も展開している。ジミンの後援金は、脆弱階層の優秀人材を支援するために使われる予定だ。

2013年6月にBTSのメンバーとしてデビューしたジミンは9年間、多方面で継続的な寄付を行ってきた。脆弱階層の児童福祉と教育環境改善に向けた寄付を行っている。

2018年に母校の釜山(プサン)フェドン小学校の後輩たちのために制服費用を寄付したことを皮切りに、2019年に釜山広域市教育庁に教育寄付金1億ウォンを寄託することで、釜山芸術高校とクムサ小学校など、釜山地域の16校の低所得層の生徒たちを支援した。

また、2020年2月には母校の釜山芸術高等学校の全校生徒のために1,200個の机と椅子を買い替えた。2020年8月には、全羅南道(チョルラナムド)未来教育財団に奨学基金1億ウォンを寄付した。

これに止まらず、昨年7月に全世界のポリオ(急性灰白髄炎)患者のために、非営利ボランティア団体の国際ロータリーに1億ウォンを寄付。さらに自身の誕生日である昨年10月13日には、児童擁護機関である緑の傘子ども財団に1億ウォン以上を寄付し、高額寄付者の集まりであるグリーンノーブルクラブのメンバーになった。

BTSのメンバーたちと共にする寄付も着実に行っている。彼らは2017年1月、セウォル号沈没事件の遺族で構成された416家族協議会に1億ウォンを寄付。当時、7人のメンバーがそれぞれ1,000万ウォンずつ、所属事務所が3,000万ウォンを足して、計1億ウォンを寄付した。

2017年からは、ユニセフ韓国委員会とタッグを組んで展開した児童や青少年暴力根絶キャンペーン「#ENDviolenc」を通じて、昨年10月基準で計360万ドル(約4億3200万円)を寄付した。

新型コロナウイルスの中でも寄付は続いた。BTSのメンバーたちは2020年、所属事務所のBIGHIT MUSICと共に人種差別反対キャンペーン「BLACK LIVE MATTER(黒人の命も大切だ)」関連団体に100万ドル(約1億2000万円)を寄付。これに多くのファンたちも彼らと同じ気持ちでキャンペーンに参加する意志を表明し、100万ドル以上を募金した。

その他にもBTSは所属事務所と共に、新型コロナウイルスの影響で経済的に厳しい状況にあるイベント業界の関係者たちのために、グローバル公演企画会社Live Nationに12億ウォン(約1億2000万円)を寄付した。

・BTS(防弾少年団)ジミン、父親を通じて密かに…ポリオ患者のために約930万円を寄付

・BTS(防弾少年団) ジミン、学生たちのために…全南未来教育財団に奨学金890万円を寄付

記者 : ファン・ヘジン