ハン・ジヒョン&ペ・イニョクら、新ドラマ「チアアップ」での相性は?“100点…とても良かった”(総合)

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写真=SBS
女優のハン・ジヒョンの初のロマンス作品であり、若者の情熱を描く「チアアップ」がお茶の間を訪れる。

本日(27日)午後、SBSの新ドラマ「チアアップ」の制作発表会がオンラインで行われ、ハン・テソプ監督とハン・ジヒョン、ペ・イニョク、キム・ヒョンジン、fromis_9出身のチャン・ギュリ、ヤン・ドングンが出席した。

同作は、輝かしい歴史を持っているが、今は廃れてしまった大学の応援団に集まった若者たちの熱くスリリングなキャンパスミステリーラブコメディだ。50年の伝統を持つ大学のサークル“ヨンヒ大学応援団”を背景に、若者たちのときめく初恋と爽快な応援を予告している。

今作は「ストーブリーグ」で共同演出を務めたハン・テソプ監督と、「VIP」を執筆した脚本家チャ・ヘウォンがタッグを組んで注目を集めている。ハン・テソプ監督は「本作は他の青春ものとは異なる。一つの目標に向かって走る応援団の若者たちの生き生きとした感情を収めたかった。俳優たちが音楽とダンスのために、呆れるほど厳しい練習をしたステージの戦慄を視聴者の方々も感じることができると思う」と説明した。

ハン・ジヒョンは、ヨンヒ大学の応援団「テイア」の新入団員ト・ヘイ役を演じる。彼女は抜群のビジュアルから明るい性格、そして強い生活力まで兼ね備えた神学科19学番(2019年入学)の新入生だ。貧しい家庭のため、人生のすべての選択と集中をお金にオールインしてきた。

彼女は台本を初めて読んで「自分とあまりにも一緒で、ビックリしました。ありのままの自分を見せれば良いと思いました。明るくてハツラツとしたエネルギーをお見せしたくて出演を決めました。『ペントハウス』のチュ・ソクギョンとは100%異なる姿をお見せするために一生懸命準備しました」と明かした。

また「今年2月からダンスの練習をはじめ、実際の応援団の方々も来て動作を教えてくださいました。最初は体力的にとても大変でした。普段使っていない筋肉を使うので大変でしたが、引き続きやっていたら慣れてきました。ステージに立った時は快感が感じられるほど、振り付けも全部ぴったりと合って気持ち良い経験でした」と伝えた。

ハン・ジヒョンは、本作を通してロマンスに初挑戦する。彼女は「初めてのロマンス作品なので、すべてのシーン一つ一つがわくわくし、過去に戻ったような初々しいラブストーリーを演じることができてとても良かったです」と微笑んだ。

ペ・イニョクはヨンヒ大学応援団「テイア」の団長パク・ジョンウ役を演じる。いつもルールを最優先に考え、若いコンデ(若者に厳しい年長者)と誤解される時もあるが、内面は純粋なロマンとまっすぐな心を持つ人物だ。試験の準備は先送りにし、解散の危機に直面した応援団の団長を務める。

彼は「応援団というドラマの素材に魅力を感じました。今までやってきた青春ものとは異なる感じです」と出演を決めたきっかけについて語った。さらに「ハン・ジヒョンさんとは異なり、僕はダンスの練習をいくらやっても慣れませんでした。団長役なのでもっと準備が必要だと思い、ダンスの先生とまず練習を始めました。踊るために演じるのか、演じるために踊るのか分からないと思うほど、練習量が本当に多かったです。正直、本当に大変でしたが、役に立ちました」と振り返った。

共演する俳優たちのとのケミ(ケミストリー、相手との相性)については「撮影現場は市場と言っても差し支えないほどです」と言って爆笑を誘った。ペ・イニョクは「実は他の俳優たちとは一歩離れているキャラクターなので、直接的にケミを感じることはできませんでした。しかし、遠くから見ていると非常に情熱的でした。何度もその中に入ってみましたが、僕はそのエネルギーとテンションについていくことができませんでした」と笑った。

キム・ヒョンジンは、ヨンヒ大学応援団「テイア」の新人団員チン・ソンホに扮する。江南(カンナム)で生まれ育った彼は、優れたビジュアルを持ち、エリートコースを踏んできた医大生だ。それこそヤング&リッチ、トール&ハンサムと、才色兼備の人物だ。ト・ヘイ、パク・ジョンウと三角関係を描く予定だ。

“生まれつきの運動音痴”というキム・ヒョンジンは「筋力が必要だと思ってウエイトトレーニングをたくさんしました。鉄は叩けば叩くほど硬くなるという言葉のように、体が覚えていました」と作品のための努力を伝えた。

チャン・ギュリは、初めての作品として本作を選んだ理由について「キャンパスものを必ずやってみたいというロマンがありました。本作は応援団のストーリーを扱っており、新鮮で特別に感じられました。今までお見せできなかった演技をもう少し自由にお見せできると思い、挑戦することになりました」と明かした。

続けて「女優に転向してから初めてお見せする作品なので、プレッシャーがないと言えば嘘です。しかし、今作の撮影中にずっと、アイドル活動をしていた時に私を大切にしてくださった方々が引き続き応援してくださっていることに気付きました。その方々に恩返しするために、もっと一生懸命撮影に臨みました」と付け加えた。

また、応援団のダンスについて「K-POPのステージとは全く異なります。アイドルのステージは体と動作が綺麗に見えることが重要ですが、応援団はエネルギーと動作が大きいです。ダンスを長く踊ってきたので体力には自信がありましたが、自分が未熟に思える時が多かったです」と打ち明けた。

これに対し、ハン・ジヒョンは首を横に振りながら「ラインが異なります。確かに同じダンスを学んだのにもかかわらず、とても優雅で綺麗だったので、モニターを見ながら感嘆しました」とチャン・ギュリのダンスの実力を絶賛した。

ヤン・ドングンは、応援団出身の02学番のOB先輩、ペ・ヨンウンに扮する。学校のあちこちに出没し、変人扱いされるが、実は成功した実業家で、応援団の精神的、物質的な柱だ。卒業してしばらく経ったが、相変わらず応援団に愛情を注ぎ、応援団のアジトである「チアーズ」という居酒屋を学校の前で運営している。

彼は応援団のダンスを見て「鳥肌が立ちました。若さはやはり美しいです。以前、キャンパスものに出演する時は、僕が後輩だったので先輩たちがいましたが、今は僕が先輩になりました。今になってこの場がどれほど孤独なのか知ることになり、先輩たちの気持ちを理解するようになりました」と冗談を言った。

また、俳優たちはロマンスの公開を控えてお互いのケミを「100点」と評価した。ハン・ジヒョンは「とても良かったです。一緒にセリフを合わせる時に台本にないアドリブが飛び交うほど、和気あいあいとした雰囲気でした」と現場の雰囲気を伝えた。

ハン・テソプ監督は「今作を作りながら、応援というのは本当に貴重だと思いました。そのような心構えで撮影したので、期待してほしいです」と視聴を呼びかけた。

「チアアップ」は韓国で10月3日夜10時から放送がスタートする。

記者 : オ・ユンジュ