※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
wavveオリジナルドラマ「青春ブロッサム」（脚本：パク・ユンソン、キム・ハニ、演出：ワン・ヘリョン）が、過去と現在を行き来する10代の愛と友情、そして成長痛を描き、興味深い展開でスタートを切った。

21日に公開された「青春ブロッサム」1～4話では、“過去の10代”イ・ハミン（ソ・ジフン）とハン・ソマン（ソ・ジュヨン）が美術室という空間で秘密の恋愛を始める様子、そして“現在の10代”イ・ジェミン（「PRODUCE X 101」出身キム・ミンギュ）、ユン・ボミ（IZ*ONE出身のカン・ヘウォン）、チェ・ジニョン（ユン・ヒョンス）、カン・ソニ（オ・ユジン）の可愛らしい4角関係が描かれた。

“過去の10代”であり、学校の人気者ハミンとアウトサイダーのソマンは、どう見ても全く接点がなさような組み合わせだ。そんなある日、ソマンのアジトである美術室に来たハミンは、人前と実際の姿が全く異なる“二重人格”であることがソマンにバレてしまい、2人はこの秘密を共有しながら親しくなる。

ハミンはいつも楽しく絵を描くソマンに「君はどうして絵を描くの？」と聞き、ソマンは「ただ面白いからやっているだけだけど？」と答えた。するとハミンは「僕にとって選択肢は医大しかないのに。僕が勉強しないとお母さんがジェミンを放っておかないから」と寂しそうに話し、ソマンは腑に落ちない表情を浮かべた。

ハミンがソマンの絵のモデルになり、2人は美術室で普通の10代のように言い合いながらも楽しい時間を過ごしたが、6年後に教育実習生になって母校のソヨン高校に戻ってきたソマンは、すでにこの世を去ったハミンを思い出していた。ソマンはハミンの弟ジェミンを見てハミンを思い出した。高校時代に先生の前で「ハミンを死に至らしめたのは私なのに」と言って泣き崩れたこともあり、彼らに何があったのか好奇心をくすぐった。

ソヨン高校に在学中の“現在の10代”間では、思いがけない4角関係が始まった。“学校の人気者”ボミは、学校1番のモテ男ジェミンとSome（男女が付き合う前の段階）の関係だったが、親友のソニがジェミンが好きであることを知り、友人たちの前で「私はチェ・ジニョンのことが好き」と言ってしまう。これを偶然聞いたジニョンはボミを見守るが、ボミの気持ちは自身ではなくジェミンに向かっていることを知る。

ジェミンが好きな親友ソニのため、咄嗟に嘘をついたボミの事情を聞いたジニョンは、「僕と付き合ったら、この問題が解決されるよ」と言うが、ボミは「いくらなんでもあなたみたいにむかつく人とは絶対に付き合わない」と強く否定した。そんな中、友人たちは身長も低くゲームオタクのジニョンを、人気者のボミが好きだというのはありえないと考え、これを疑った。

その頃ソニは、「私がイ・ジェミンに本当のことを言うから、イ・ジェミンとうまくやってみて」と退くと、ボミは仕方なくジニョンに「3ヶ月だけ付き合おう」と嘘の恋愛を提案した。しかしジニョンは意外にもこれを断った。するとボミは「美術室の掃除は私が全部やるから。毎日食べる物も買ってあげるから。だから私と付き合ったらダメかな？」と言い、ジニョンを切ない目で見つめた。

意味深な表情のジニョンは「その代わり、先に付き合おうと言ったのも君だし、別れる時に振られるのも君だから」とし、ボミの提案を受け入れた。

ボミとジニョンが一緒にいる姿を見たクラスの友人たちが2人の関係を問い詰めてからかうと、ジニョンは「僕たち、今日から付き合うことにしたんだ」と言い、2人の関係を公表した。この現場にジェミンとソニが一緒に現れ、ソニは「なんてことを言うの！」と腹を立てながら第4話が終わった。思いがけない4角関係になってしまった“現在の10代”たちの愛と友情が生み出すストーリーに関心が高まっている。

10代の爽やかな恋愛を描く「青春ブロッサム」は、毎週水曜日にwavveを通じて公開される。