「コンフィデンシャル:国際共助捜査」ユ・ヘジン“ヒョンビンは以前より余裕ができて面白くなった”

@STYLE |

写真=CJ ENM
俳優のユ・ヘジンが、さらなる笑いを持って帰ってきた。

ユ・ヘジンは5年前、韓国で観客781万人を動員した「コンフィデンシャル/共助」に続き、「コンフィデンシャル:国際共助捜査」に出演した。シーズン1で共演したヒョンビンや新たに合流したダニエル・ヘニーと共に、さらに強みを増したコメディとアクションで観客を魅了する。

「コンフィデンシャル:国際共助捜査」は、グローバル犯罪組織を捕まえるために再会した北朝鮮の刑事リム・チョルリョン(ヒョンビン)と韓国の刑事カン・ジンテ(ユ・ヘジン)、そして新たに合流したFBIのジャック(ダニエル・ヘニー)まで、それぞれの目的で集まった刑事たちの予測不可能な協力捜査を描いた。

ユ・ヘジンは「コンフィデンシャル/共助」に続くシーズン2出演について、心配と期待を同時に感じたと伝えた。彼は「二番煎じのように前編に頼る構成になっていたらどうしようかと心配していました。そのような部分のため、続編はあまり好きじゃなかったんです。アクションと笑いを期待してくださっていますが、そういうものが少なかったらどうしようという不安もありました。しかし、イ・ソクフン監督と共に制作できるという部分で期待がありました」と話した。

韓国の刑事カン・ジンテ役で戻ってきたユ・ヘジン。彼が続編で重点を置いた部分は何だろうか。ユ・ヘジンは「新しい人物が合流して、そこにフォーカスが当てられるのが当然だと思いました。私の役目は第1弾とつながる連続性、既存のファンが作品にぎこちなさを感じないよう、カン・ジンテの些細な一面を見せることだと思いました」と明かした。

ヒョンビンともう一度タッグを組むことに対しては「第1弾の時は『ヒョンビンという俳優と共演する』という印象が強かったとすれば、第2弾では『ビンとの共演なんだ』と思いました。自然で嬉しい感情です。頻繁にではないんですけど、たまに会って運動もしていましたので、嬉しかったですし気が楽でした」と友情をアピールした。

続いて「ビンが余裕もできましたし、愉快になりました。お互いの関係が楽になったということもありますし、歳月もあると思います。歳月が経って、ヒョンビンという人間から余裕が感じられるようになりました。正直に言って、プライベートでも以前より面白くなりました」とし、笑いを誘った。

少女時代のユナとも再会した彼は、「今回はもっとアップグレードした義妹として登場します。共演していない部分はどのように出来上がったのか気になっていたんですけど、試写会で見て爆笑しました。ユナさんはツンとしているように見えてそうじゃないですし、人を楽な気持ちにさせてくれます」とし、彼女との共演に喜びを表した。

ニューフェイスのダニエル・ヘニーについては「ジェントルマンで身についているマナーが素敵ですし、健康的な人です。そういう点が本当に羨ましいですし、真似たいと思います。韓国語の実力に本当に驚きました。生活で不便がないくらいですね。どうやって勉強したのかと聞いたら、犬と会話をたくさんするらしいです。勉強をたくさんしているようで、すごいと思いました」と称賛を惜しまなかった。

ダニエル・ヘニーが合流し、三角の構図になったことにも言及した。彼は「ダニエル・ヘニーさんが合流して、ストーリーがより一層豊かになったと思います」と述べ、シーズン2に対する期待を高めた。

ユ・ヘジンは悪役ミョンジュン役で圧倒的な存在感を見せた俳優チン・ソンギュの演技に対する驚きも表した。彼は「ソンギュさんは演技への情熱を持つ俳優だと思います。普段は全然違うんですけど、撮影する時はがらりと変わって、どうやったらあんなに変われるのだろうと不思議に思いました。結果的にも本当にかっこよく仕上がったようで、良かったと思っています」と絶賛した。

「コンフィデンシャル/共助」が781万の観客を動員して人気を博しただけに、シーズン2に対するプレッシャーもあったはずだ。ユ・ヘジンは「このような質問をたくさん受けますが、映画をスコアでは言いにくいと思います。いつも思うのは、一緒に苦労した方々がやりがいを感じるほどでいいと思っています」と伝えた。

「コンフィデンシャル:国際共助捜査」の公開後、期待している反応があるかという質問には、「ただ気軽に、楽しく観たと言っていただきたいです。滋養強壮剤みたいな映画になったら嬉しいです」と答えた。

久々に観客に会ったユ・ヘジンは、「今回舞台挨拶をしましたが、観客が本当にたくさん来てくれてすごく感動しました。『いつぶりなんだろう』と思ってありがたかったです。人がいなくなってこそ、その大切さが分かるように、今回の新型コロナウイルスは、私にとってインターミッションのような時間だったと思います」と伝えた。

記者 : ファン・ヨンド